雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 34


TAXI 34



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



断っても、よかったんだ。

別に。

でも…、断れなかった。

諦めたはずなのに、まだ僕は心のどこかで期待しているんだろうか。

だとしたら、僕は相当な馬鹿だ。

いまさらだけど。

「チャンミナ、おいで?」

「…」

これは、仕事だ。

仕事なんだから、呼ばれたら行かなければならない。

「チャンミナ」

つい、ため息が口をついて出た。

やっぱり断っておけばよかったって思って。

しかし…。

ユノは、ホントに僕を買うつもりか?

1晩10万だから、1か月で300万。

払うつもり?

そんなに、僕と一緒にいたいの?

なんで?

理解できないというよりは、理解したくない。

早く、本性見せろよ。

人間なんて所詮、裏切る生き物なんだから。

アイツみたいに僕を捨てればいい。

あっさりと。

着古した服を捨てるみたいに。

そしたら、笑ってやる。

アイツと一緒じゃないかって。

でかい口たたいて、綺麗ごとばっか並べて、結局同じじゃないかって。

やっぱり偽善者じゃないかって。

僕が正しいって、確かめてやる。

ユノが証明してみせるというんだから、僕だって証明してやる。

「…」

意を決し、ゆっくりと歩み寄った。

数歩進んだところで、手を取られて引き寄せられた。

そのままベットに引きずり込まれ、腕の中に閉じ込められる。

トクン、トクンと耳元で聞こえる鼓動。

懐かしい、なんて。

「おやすみ、チャンミナ」

「え…?」

「抱くつもりはないよ。チャンミナが、オレのことを好きになってくれなきゃ意味がないから」

目を閉じたまま、ユノがそう囁く。

ぎゅっと、僕を抱きしめたまま。

「寂しかったんだろ?だから、こんな仕事してんだろ?」

「…」

「心配すんな。ずっと、そばにいるから。もう、寂しい思いなんてさせない」

腹が、立つ。

また。

僕のことを何でも知っているみたいに、さも当然のようにそう告げるユノに。

睨み付けていると、ゆっくりまぶたが開いていった。

そして、僕を見つめて微笑む。

僕はユノを睨んでいるのに、ユノはそれを受け止めながらも微笑んだ。

「だから、オレのこと信じて」

「…帰る」

腕をのけようとして、きつく絡みつく。

離さない、と。

全力でもがいてみても、ビクともしない。

「離せよっ」

「さっきも言ったろ?離さないって」

微笑みは絶やさず、力を込めた風でもなく、簡単に僕を封じ込める。

ホント、腹が立つ。

「ホントは逃げる気なんてないクセに」

「な…っ!?」

「オレに、見つけてほしかったクセに」

かーっと、全身が燃えるみたいに熱くなった。

怒りが爆発する。

「知った風なこと言ってんじゃねーよっ!僕のことなんか何にも知らないクセにっ」

「確かに、ここ数年のことはわかんないよ。でも、15年もそばにいたんだ。ずっとチャンミナだけを見てたんだ。だから、わかるよ」

コイツ…ホントに、腹が立つ。

イライラする。

これ以上、一緒になんかいたくない。

「いま怒ってんのだって、図星つかれたからだろ?」

「お前…っ」

「変わってないよ、チャンミナは。あの頃のままだ」

頭に血が上って、言葉もままならない。

睨み付けることしか。

「もう、意地はんなくていいから。これからは、オレが守る」

「勝手なことばっか言いやがって…っ」

「…そうだな。勝手なことばっかしてきたよ、いままで。残されたチャンミナの気持ちを考えず、自分の気持ちを優先してきた。少しでも、チャンミナに釣り合う人間になりたくて。ひょんに勝つ自信が欲しくて」

自己満足だけど、と寂し気に微笑む。

でも、その眼差しはずっと僕へと注がれていた。

柔らかくて、あたたかい。

だからこそ居心地が悪かった。

いまの僕には。

「ゴメンな?でも、これから頑張るから」

頑張る。

昔は嫌っていたその言葉を臆することなく口にするユノに、胸が一瞬締め付けられるように痛んだ。

僕はもう、頑張れない。

どうでもいい。

意味のない人生だから、誰にも必要とされない存在だから。

「…好きにすれば?」

もう、遅いんだ。

いまさら、僕は変わらない。

背を向けて、膝を抱えるように身体を小さくして目を閉じた。

すべてから目を背けるように。

「チャンミナ」

後ろから包み込むように伸ばされた腕。

力強くて、逞しくて。

「ありがとう」

意味が分からない。

なにが、ありがとうなの?

僕は何もしていない。

ただ、いつものように諦めただけ。

どうせ、ユノだっていつかは離れていくんだから…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様ですからね~(´∀`*)ウフフ
何がなんでもチャンミン君を手放したりしないはず!
予想、合ってるかな~♪

カラオケ、楽しみですね~♡
存分にストレス発散しなければ(笑)

コメント

Re: タイトルなし

こ◇ろ 様

そうですね…。
チャンミン君、自分を守るのに必死で全然周りが見えてない…(;^ω^)
早くユノ様を幸せにしてあげて~っ(>_<)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様はきっとチャンミン君よりもチャンミン君のことがわかってる!
変に意固地にならないで、曝しちゃえばいいですけどね~(;^ω^)
ただの反抗期ならまだ楽なんですが、変に諦め方を知っちゃってるから厄介です…"(-""-)"
でも、ユノ様と再会して、言葉を交わして、ちょっとずつ変化の兆しが?
ムソク様と何があったのかも気になりますね~…。
でも…まだ内緒です♡

コメント

Re: タイトルなし

あ◇ちゃん 様

ここまでチャンミン君を追い込むなんて、何しちゃったんでしょうね…。
そして、これでもまたチャンミン君を想い続けるユノ様はホントお人よし(;^ω^)
いったいどうなっちゃうんだ…?

コメント

Re: 許して!

ペ◇マミー 様

ひねくれMAXなチャンミン君です(笑)
ある意味、愛を信じない男・チャンミン君と、愛を貫く男・ユノ様の戦い(;^ω^)
どっちが勝つのかな~(´∀`*)ウフフ

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