雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 54


TAXI 54



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づけば眠っていた。

ユノのたくましい胸に寄り添って、力強い腕の中で。

薄ぼんやりとした光の中に浮かぶ無防備な寝顔。

起きあがろうと思ったけれど、身体が思うように動かない。

泥の中に埋め込まれたみたいに。

不自由な身体に反して、不思議と心は満たされていた。

「…」

いま、何時だろう…。

時計を確認しようと手を伸ばしした瞬間、その手がきつく握り締められた。

「チャンミナ?」

起こしちゃったみたいだ。

ゴメンと謝ろうと思ったけれど、声が出ない。

唇が空を切るだけ。

「どうした?」

大丈夫って伝えたくて、声を振り絞るけど、ヒューヒューと息が抜けていくだけで音にならない。

持ち上げていた頭を保っていられず、ユノの胸の上へと下ろして息をついた。

「チャンミナ?」

むくりと身体を起こし、僕を覗き込む。

名前を呼びたいのに、また唇は空を切るだけ。

ぴくっと眉を動かし、ユノは足早にベットを下りていった。

嫌だ。

置いてかないで。

ひとりにしないで。

遠ざかっている背中を見つめるばかりで、何もできない。

声も出ないし、動けないし。

代わりに、視界がにじんでいく。

じわじわと。

残った力を振り絞って、感覚の鈍い身体を必死に動かした。

当然の如く、ベットから落下していく。

鈍い音。

必死すぎて、痛みはなかった。

そのまま一生懸命ユノの後を追いかければ、慌しい足音が近づいてくる。

「チャンミナっ!」

戻ってきてくれた…。

伸ばした腕はそのままに、抱きしめられていた。

「なにやってんだよ、バカ」

「…っ」

だって、心細かったんだ。

怖かったんだ。

訴えかけるようにしがみつけば、背中を手のひらが行ったりきたり。

優しくベットに下ろされ、まぶたにそっと唇が触れた。

「どっか痛いとこは?大丈夫か?」

しがみついたまま頷き、胸いっぱいにその香りを吸い込んだ。

大丈夫。

ユノは、ここにいる。

「チャンミナ。ほら、水飲んで?」

頭だけ抱き起こされ、唇に硬いものが触れる。

唇を開けば、冷たい水がゆっくりと中へ入り込んできた。

すーっと体内にしみこんでいくような感覚。

重かった身体が幾分軽く感じられた。

「もっと飲む?」

問いかけに頷けば、同じように唇へとペットボトルの口が宛がわれた。

半分ほど飲み干して、そっと息をつく。

見上げれば、ユノが優しいまなざしで僕を見つめていてくれた。

「ユ、ノ…」

ようやく声が出た。

名前を呼べば、一瞬だけ唇が重なり合う。

再びベットに横たわり、ユノの胸へと寄り添った。

「身体、痛くないか?」

そういえば、さっきベットから落ちたときに打った腰骨あたりが痛い気がする。

いまさらだけど。

傷む部分を摩れば、コロンとベットの上に転がされた。

身体を起こしたユノがおもむろに毛布を剥ぎ取って、僕の身体をじっと見つめる。

「ユ、ユノ…っ」

なんか、恥ずかしい。

素面で裸体を見られるのはさすがに。

「見えないな…」

そう呟きながら僕の腰骨にそっとキスをするから、思わず声が出る。

「そんな声出すなよ。また我慢できなくなるだろ?」

涙ぐんだ瞳で睨むように見つめれば、くすっと優しく微笑む。

身体を元の位置へ戻して、僕を抱き寄せて。

「心配すんな。チャンミナ置いてどこか行くなんて絶対ないから」

わかってたんだ…。

僕がベットから落ちた理由。

言葉にせずとも、ユノはわかってくれる。

それが妙に嬉しくて、ぎゅっとしがみついた。

「ほら、もう少し寝るぞ?」

「…うん」

ユノがいてくれるだけで僕は安心できる。

規則正しく刻まれる鼓動を聞きながら目を閉じれば、引力でも働いているかのように意識が沈んでいく。

次に目覚めてみると、あたりは明るくなっていた。

朝の冷たい空気を肌に感じ、まだ重たいまぶたを擦る。

「ん…」

「起きた?」

その声にまぶたを開けば、ユノが僕を見下ろしていた。

するりと腰をなでられ、過剰なほど身体が跳ねる。

「ここ、痣になってる」

言いざま、また腰へと口づけるから堪らない。

身を捩ってみても、まだ思うように動けなくてされるがまま。

何度も口づけられて、朝ということもあって僕の性器は凛と立ち上がっていた。

「ゆ、ゆの…っ」

「もう無茶すんなよ?」

平気な顔で、なんてことないといわんばかりの態度。

僕ばっかり意識しているみたいで、ホント恥ずかしい。

こんなこと、一度もなかったのに…。

「とりあえず…シャワーあびて、ソレ、どうにかしてやんないとな」

にやにやと笑うイジワルな顔。

一気に顔が火照り、紅くなっていくのがわかる。

「オレの恋人はエロくて大変だ」

「…っ」

何も言い返せない。

女の子みたいに抱えあげられ、顔を隠すようにうなじへと埋めた。

こんな僕でも、どうか嫌いにならないで。

そう心の中で呟く。

広いバスルームで身を寄せ合って、ボディソープを纏った手で扱かれて。

ユノの手の中で呆気なく果てる。

「ユノ…っ」

「そんな顔するなよ。我慢してんだから」

ユノのぬくもりを知って、すっかり僕の身体はおかしくなってしまった。

触れられるだけで、囁かれるだけで、反応してしまう。

堪えていたものを解放させたせいで、自制がまったく利かない。

シャワーを頭から浴びながら口づけて、さすがにこれ以上はまずいと苦笑いする。

そんなユノを見つめている僕はきっと物欲しそうな顔をしていたんだろう。

「また、今度な?」

毎日だって抱かれたい。

心に浮かんだ思いを告げたなら、ユノはどう思うんだろう。

なんて応えてくれるんだろう。

でも、聞けない。

まだ少し、怖いから。

ユノに嫌われたくないから…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

言えないのがTAXIのチャンミン君ですよ~(;^ω^)
特に今は、輪をかけて。
もちろんユノ様はどんなチャンミン君でも受け止めてくれますけどね♡
あと、残す問題はふたつ!
ふたりで乗り越えられるといいんだけどな~(´∀`*)ウフフ

連勤、お疲れ様ですm(__)m
明日はゆっくり休んでくださいね♪
そうですよ?
葉月が先に見つけたら罰ゲーム♡
溜まっているふたつはディズニーランドで…( *´艸`)

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Re: ラブ💕

ペ◇マミー 様

ホント、ラブラブ♡
あとはチャンミン君が持ち直してくれれば万々歳(≧▽≦)
これから何もないといいんですけどね~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

かなり重症ですね~…。
もちろん好きだから一緒にいるんでしょうけど、怯え方が尋常じゃない(;^ω^)
完全にトラウマですね…(T_T)
ちゃんと抱えているものをユノ様に吐きだせるようになるといいんですが…。
救いは安定のユノ様!
ユノ様ならどんなチャンミン君も受け止めてくれます♡
でも、無茶はよくないですね~(´∀`*)ウフフ

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