雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 57


TAXI 57



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



まさか、ミノが僕のことを探しているとは思わなかった。

仕事場でよくバッティングして、最初は同業者かと思ったけど違った。

最初は面倒くさかったけれど、歳が近いこともあってなんとなく話すようになった。

人懐こい笑顔が、昔の僕を思い出させた。

懐かしい、って思った。

もしも、あんなことがなかったなら、僕もミノみたいに笑っていられただろう。

無邪気に。

人を信じることを怖いなんて思うこともなく。

愛することを嫌悪することもなく。

ただで住まわせてくれるという誘いを受け入れたのは気まぐれ。

どうなってもいいと思っていたから。

束縛しないということと、やっていることに対して口を出さない、ということを条件に。

荷物はカバンひとつ。

少しの着替えと、仕事用にと常備しているコンドームと潤滑剤。

それだけ。

あとは全部、あの家に置いてきたから。

家はあのままになっている。

二十歳になると同時に、両親は離婚した。

義務は果たしたと言わんばかりに。

同時に、弁護士を名乗る人物がやって来た。

後見人になるから、その挨拶にと。

どれだけ僕は愛されていなかったんだろう…。

子どもという認識すらなかったんじゃないだろうか。

荷物と同じ?

そうに違いない。

そして僕は両親を失った。

必要とされていないことはわかっていた。

物心ついたころから。

でも、両親が離婚したことを弁護士から聞いて、どちらの引き取りを拒否したことを聞いて、ホントに悲しかった。

心のどこかで、期待していたのかもしれない。

子どもを嫌いな親はいないって、根拠のない俗説だけど、その言葉を信じたくて。

でも…ダメだった。

そして、今度はアイツが離れていった。

ウソばっか。

何がずっとそばにいる、だ。

引き留めたクセに、あっさりと手のひらを返した。

所詮、人間なんてやっぱりそういうものなんだ。

きっといつかミノもいなくなるだろう。

みんな僕の元から去っていく。

別に、どうでもいい。

どうせ僕はひとりだから。

何が目的なのかはわからないけど、住まうところを無料で提供してくれるなら助かる。

あの家には戻りたくなかったから。

一度、ミノにこの仕事を辞めて就職したらどうかと言われたことがあった。

口を出さないという条件を最初に提示したにも関わらず。

面倒くさくなって、ミノの家を出ようとしたら、止められた。

もう言わないからここにいてほしいって。

そのとき、なんとなくミノの気持ちに気づいた。

僕を見つめる瞳が、あの頃アイツを見ていた僕の目に似ていたから。

けれど、僕はもう誰も愛さないと決めている。

だからミノの気持ちには応えられない。

応えるつもりもない。

別に言われたわけではないから放っておいたけど、さっきのアレはない。

いまの僕の最優先事項はユノのそばにいること。

ユノをもう二度と傷つけないこと。

それなのに…。

「ユノ」

「ん…?」

「帰ろう…?」

「え…?」

まだここに来て30分。

ほとんど僕が誘って無理矢理に来たようなものなのに、勝手な言種だ。

でも、ユノの横顔がどこか思いつめているように見えて、ここでじっとしていることなんかできない。

テーブルの下で繋いでいる手をぎゅっと握りしめ、その瞳を真っ直ぐに見つめる。

しばし呆然としていたユノだったが、僕の手をぎゅっと握り返してくれた。

「抜け出そうか?」

「うん」

盛り上がっているスタッフたちに水を差したくはない。

荷物を持ち、時間をずらしてふたりで抜け出した。

店の外で待っていると、財布をしまいながらユノがこちらへと歩いてくる。

きっと、全員の分の食事代を払ってきたんだ。

僕が誘ったのに…。

「タクシー呼んでもらった。すぐ来るって」

「ユノ…」

「ん?」

「ゴメン、ね…?」

なにも考えていなかった。

ユノがここに来るということは、そういうことだったんだ。

冷静に考えればわかること。

タレントであるユノと、スタッフである彼ら。

立場を踏まえれば必然的に。

「何が?」

「お金…」

「ん?あぁ、チャンミナが気にすることじゃないよ」

「でも…」

僕が払えればいいんだけど、生憎といままとまったお金はない。

いや、あるにはあるけど…キレイなお金ではないから。

それに、人間関係がどうとか言っている場合じゃない。

仕事しなきゃ。

ユノに負担ばかりかけてしまう。

「僕、仕事探すから…」

「ダメ」

「え…?」

「チャンミナはオレのそばにいるのが仕事」

手を伸ばして僕の手を掴んで、人通りのある道であるにも関わらず僕を抱き寄せる。

真っ直ぐに僕を見つめるその眼差しに一切の迷いはない。

「チャンミナがいないと仕事も捗んない。だから、な?ずっとそばにいて?」

「…」

そんなこと言われたら、頷くしかない。

肩に頭を乗せて、腰に腕を回して、甘えるように身を寄せた。

こんな僕を、こんなにも必要としてくれている。

ずっと仕事をしないわけにはいかないだろうけど、ユノがそれを願うならそばにいる。

ただずっと、そばに在り続ける。

滑り込んできたタクシーに乗り込んで家へと戻るなり、激しいキスが待っていた。

崩れそうになり、しがみつく。

受け止めるだけで精一杯。

どちらの唇なのかわからなくなるくらい。

「ユ、ユノ…っ」

そのまま抱きかかえられ、たどり着いたのはもちろんベットで、そのままユノが覆いかぶさってくる。

「オレのこと、好き?」

射貫かれてしまいそうなほど鋭い眼差し。

臆することはない。

もう、気持ちを隠す必要はないから。

「好き…。大好き」

口元をゆがめるように微笑み、そっと僕の頬を撫でる。

「もっと言って?」

「好き、だよ。ユノが、好き。ユノだけ…っん」

もっと言ってって言っておきながら、言えないように唇を塞がれた。

舌を捕らえられ、手のひらはするすると僕の服を剥いでいく。

普段は不器用なのに、こういうところだけ器用だ。

あっという間に服を全部脱がされて、人工の白い光が僕を照らし出す。

「ユ、ユノ、電気…っ」

「今日はこのままさせて?全部、見たい」

「…っ」

じっと注がれる眼差し。

それだけで全身が燃えるように熱くなる。

顔を背ければ押し戻され、ちゃんと見ていろと言わんばかりに僕を鋭く射貫く。

ユノに愛された証が消える日はない。

今日もまた、薄らいだと思っていた痕が塗り替えられる。

隈なく全身に口づけを施して、ようやく待ち望んでいた部分に触れてくれた。

「あ…っ」

「触ってほしかった?」

素直に頷いた。

本当のことだから。

でも、触ってほしいと思うのはユノだけ。

「オレ以外に触らせんなよ?」

いつもと少し違うのは、ミノのせい?

心配なんて必要ないのに…。

だって、僕の特別はユノだけなんだから。

「わかった?」

心地よい独占欲。

ユノに愛されるためなら、なんだってする。

そばにいてくれるなら。

ここにいさせてくれるなら。

「全部、ユノのだよ…?僕の心も、身体も。全部」

思ったままを言葉にすれば、驚きに目を見開く。

そして、破顔した。

こぼれたのは昔から変わらない、無邪気な笑顔。

「早く…ユノでいっぱいにして…?」

願いを紡ぎ、想いを伝える。

僕はユノのもの。

だから、離さないで。

もう、ユノなしでは生きていけない愚かな僕を…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君の最優先事項はユノ様を傷つけないことだからね~(´∀`*)ウフフ
ブレませんよ!
でも、ユノ様はちょっと不安気味…"(-""-)"
当然ですけど(;^ω^)
さて、ミノ君はどうなるのかな??

葉月はTILLに行ってきましたよ~💨
知ってるって?
19日、楽しみだね~♡

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

年下君はミノ君でした(≧▽≦)
チャンミン君を密かに想っていたミノ君。
いったいどうなるんでしょう?

しかし…ホントにチャンミン君のご両親は酷いですよね…"(-""-)"
せめてまともな家庭だったら、チャンミン君を少しでも愛してくれていたら、ここまで拗れることはなかったのに…(T_T)
そりゃ、信じられなくもなりますよね…。
でも、チャンミン君はいま頑張ってますよ!
ユノ様を信じて、愛して。
ちょっとずつ昔のチャンミン君が戻ってきてる~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

あ◇まい 様

惹かれ合うべくして出逢ったふたりですからね~(´∀`*)ウフフ
一時はすれ違ってましたが、想いのベクトルがつながった今、溜まっていたものが一気に溢れちゃったカンジでしょうか(笑)
あともう少しかな?
チャンミン君がちゃんと昔の自分を取り戻して、怯えたり怖がったりがなくなれば完璧(≧▽≦)
頑張ってもらいましょ~♪

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