雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.4-14


Bittersweet ep.4-14



 

Bittersweet3.png



音がしたほうを振り返れば、いつもと変わらぬ様子のチャンミンがいる。

でもいま、ため息ついたよな…?

まさか…。

いやいや、チャンミンに限ってそれはないな。

でも…。

冷たくあしらわれるかもしれないけど、聞いてみた。

ちょっと気になったから。

「緊張してる…?」

問いかければ、驚いたように目を見開いてオレを振り返り、苦笑い。

緊張、してんだ…。

「大丈夫だよ!親父もおふくろも、めっちゃお人よしだから」

「まぁ、ユノがそうですもんね」

ん…?

いまのはバカにされたのか…?

オレ、お人よし?

そんなつもりは一切ないんだけど…。

まぁ、いいや。

悪いことじゃないもんな。

とりあえずと久しぶりに実家のカギを取り出し、中へと進んだ。

「ただいま~」

大きな声でそう告げれば、パタパタと足音が聞こえてくる。

「おかえり、ユノ」

なんか、おふくろに会うのも久しぶりだ。

「そちらがシムさん?」

「うん。イケメンだろ?」

「ホントね。もうちょっとメイクしておけばよかったわ」

歳考えろよ…。

とはとても声に出しては言えない。

「初めまして。シム・チャンミンと申します。本日はお時間を頂き、ありがとうございます」

「…」

相変わらず、怖いくらいの外面のよさ。

おふくろなんかもう目がハートになっちゃってんじゃねーか。

人の母親たぶらかすなと言いたい。

「さ、あがって!お父さんもさっき散歩から帰ってきて、待ちわびてるわよ?」

「ん」

靴を脱いで中へと進み、チャンミンの手招く。

「お邪魔します」

ん~…慣れない。

行儀がよすぎるというか、卒がないというか…。

いつもはドSの変態なクセに。

でも、そんなチャンミンが好きなんだけど。

オレの分の靴まできっちりそろえて、1歩後ろをついてくる。

リビングにはなぜか妹までいた。

なぜ…?

「チャンミン、紹介するな?親父と、妹」

「初めまして。シム・チャンミンと申します。ご挨拶が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。もしよかったら皆様で召し上がって下さい」

流れるような仕種で持っていた紙袋を親父へと差し出す。

「これは?」

「私が作りましたショコラです。お口に合うといいんですが」

「これ、めっちゃうまいぞ!オレ、もうチャンミンの作ったチョコしか食えないもん」

「ありがとう。立ち話もなんだから、座りなさい。母さん、お茶を」

チョコなら紅茶のほうがいいかしらね、とか。

妹と話しながら足取り軽くキッチンへと向かっていく。

とりあえず、チャンミンをひとりにするわけにもいかないから、親父の斜め向かいへと腰を下ろした。

「ショコラ専門店、だったかな?」

「はい。父の後を継ぎ、オーナーをしております」

「若いのに大変だね」

「いえ、幼い頃からの夢でしたから大変だとは思っておりません」

うんうんと納得したように頷く。

なんだろうな…。

ちょっと違和感を感じる。

視線…?

なんか、チャンミンを見る目がいつもと親父とは違うように思えた。

「お店は独りで切り盛りを?」

「私と、妹ふたり、そしてユンホさんに手伝っていただいています」

「一緒に暮らしている、と言っていたかな?」

なんでわざわざ確認するんだ?

電話でそう言ったじゃないか。

だから挨拶って話になったのに…。

「はい」

「大変だろう?ユノは片付けも苦手だし、料理もできないし」

「大変だと思ったことは一度もありません。僕に足りない部分をユンホさんが補ってくれていますから」

そんな風に思ってくれてたんだ…。

それとも、親父に対する差し障りない答え?

でも、ホントにそうだといいな…。

「友人、ということでいいのかな?」

「…」

ちらりと一瞬、チャンミンがオレを窺うように見つめ、口を開く。

「いえ、私たちは…」

「トモダチだよっ!オレが金なくて困ってたところ、助けてくれたんだ!」

つい、そう言っていた。

やっぱりまだ、恋人だという勇気が出なくて。

反応が、怖くて…。

「単なる友だちか?」

反射的に、チャンミンの手を掴んでいた。

なんか、マズったかも…。

「友達同士が、キスするのか?」

「…っ!?」

なんで親父の口からそんな言葉が出てくる?

見られてた?

どこで?

「申し訳ありません。嘘をつくつもりはなかったんです。ただ、同性のカップルというのは容易に受け入れられるものではなく、いまはまだお伝えしないほうがいいかと思い、私がそうユンホさんに伝えたんです」

違う…っ。

だって、チャンミンはさっき言おうとしてた。

それを遮ったのはオレだ。

「申し訳ありませんでした」

チャンミンは、静かに頭を下げた。

躊躇うことなく。

オレはそれを隣で見つめることしかできなかった。

親父だってわかってるはずだ。

チャンミンが本当のことを言おうとして、オレが誤魔化したこと。

「チャンミン君、だったね?私はウソが嫌いだ。さっき、君は本当のことを言おうとした。それを遮ったのはユンホだ。つまり、ユンホ自身、自分たちのことを受け入れられていないからそうなるんじゃないのか?」

「ちが…っ」

「本当に好きなら、言えるはずだろう?なぜ誤魔化す必要がある?」

「だ、だって…っ」

怖いから。

家族から否定されたら、もしもチャンミンを悪く言われたら。

そう考えるだけで本当に怖い。

「その程度の想いを、認めるわけにはいかない。ユンホは返してもらう」

「待ってください」

凛とした声だった。

「私は…僕は、本気でユノを愛しています。だから、お願いです。僕からユノを奪わないでください。お願いします」

「ちゃ、ちゃみ…っ」

「チャンミン君はそう思っているのかもしれない。でも、ユンホは違う。君との関係を私に隠さなければならないほど後ろめたいことだと思っている。そういうことじゃないのか?」

違うんだ。

そうじゃないんだ。

なのに、声がうまく出ない。

言葉が全然まとまらない。

ただ、頭を振った。

必死に。

「話は済んだ。帰りなさい」

「…」

目を伏せ、チャンミンは静かに立ち上がった。

オレも立ち上がろうとして、その手を親父につかまれた。

「お前はここに残るんだ」

「い、嫌だ!オレもチャンミンと一緒に帰る!チャンミンとずっと一緒にいるって約束したんだっ」

振りほどこうとしても、親父の腕は思いのほか力が強くて解けない。

涙は勝手に流れてくるし、つかまれている腕は痛いし。

「迎えに、来ます」

「チャンミン…」

「だから、それまで待っててください。必ず、迎えに来ますから」

嫌だ。

離れたくない。

置いていかないでくれ。

願いをこめて、声がかれるほど何度もチャンミンの名前を呼んだ。

でも、チャンミンは足を止めることなく、去っていった。

捨てられた…。

そんな絶望が闇となって押し寄せ、オレを押しつぶそうとしているみたいだった…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

まさかの展開ですね~…(; ・`д・´)
ラブラブバカップルに試練がやってきちゃいました!
ユノ様のお父様はどこでキスしたところを見たんでしょうね~?
そして、どうしたら許してくれるのかな??
ちなみにキス目撃現場は、お散歩に行っていた…っていうのがヒントです♡

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

ユノ様、やっちゃいましたね~…(;^ω^)
ホントにおバカさん(T_T)

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Re: ビックリです!

m◇n 様

ラブラブバカップルなふたりにまさかの展開!
ユノ様ったら辺に隠そうとするから…。
いったいどうなる!?
お楽しみに~♪

コメント

Re: タイトルなし

ユ◇ナ 様

まさかの展開です!
そして順調だったラブラブバカップルの最大のピンチ到来(; ・`д・´)
いったいどうなる!?

コメント

Re: うそー!

ペ◇マミー 様

まらかの事態です!
朝がちょっと幸せムードになってきたので、夜もちょっと切な目に(笑)
ラブラブバカップルに戻れる日は来るのか!?
どうしたら許してくれるのか!?
チャンミン君もユノ様もどうするんだ!?

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

昨日は楽しかったですね~♪

チャンミン君あっさりしすぎ?
ユノ様、捨てられたと思っちゃう??
ゴハン食べられなくなったら、なくなっちゃうねぇ…ユノパイ(笑)
どうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

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Re: うー(-.-)

か◇ 様

お久しぶりです!
突然の展開に驚かせちゃってすみませんm(__)m

お父様を説得するにはどうしたらいいんでしょうね~…"(-""-)"
同性のカップルっていうのはやっぱり認めてもらうのは大変ですよね…。
他人事なら人それぞれと受け入れられるけど、家族ってことになると話は別。
そう易々と受け入れられないですよね(;^ω^)
いったい、こちらのカップルはどうする!?

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