雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.4-15


Bittersweet ep.4-15





Bittersweet3.png



嫌な予感がしていたんだ。

話し口調は穏やかなのに、視線が違っていた。

何か知っている…。

そんな気がした。

知られて困ることはただひとつ。

ユノと僕が恋人の関係にあるということ。

あの目を見るまでは、秘密にするつもりでいた。

そしてあの問いかけに、真実を伝えようと思った。

でも、ユノは隠そうとした。

必死に。

そして父の反応に顔を青ざめさせた。

弁明しようとしたけど、僕も焦っていたんだ。

あんな、誰にでもわかるような言い訳しか出てこないなんて…。

失敗した。

下手に誤魔化そうとなんかしなければよかった。

そうすれば、違っていたかもしれない。

でも、どうすることもできなかった。

今日はもう、引き下がるしかない。

これ以上何を言ってもきっとユノの父の心には届かない。

拗れるのがオチ。

「…」

でも、胸が痛い。

ユノのいまにも泣き出しそうな顔が、頭にこびりついて離れない。

絶対に迎えに来るなんて偉そうなこと言ったけど、何も思いつかない。

どうすればいい…?

別れるなんて、絶対に嫌だ。

この先ずっとユノと一緒にいるって誓った矢先の出来事。

だって、ユノがいないとダメなんだ…。

またダメになってしまう。

「…っ」

かきむしるように髪を乱暴にかき上げ、息をつく。

胸の痛みが治まらない。

それどころか酷くなる一方だ。

見えていたユノと一緒に歩くはずの光に満ち溢れた未来が、闇に閉ざされたように。

「大丈夫ですか…?」

途中、見ず知らずの人にそう声をかけられた。

返事もできず、ただ曖昧に微笑み返す。

全然、大丈夫じゃない。

不安で押しつぶされてしまいそうだ。

とてもじゃないけど、部屋にひとりきりでいることなんかできなくて、宛てもなく歩いていた。

気づくと見慣れた風景があって、空はすでに茜色。

いったい、どれくらい歩いていたんだ…?

でも、家に帰るのは怖くて、自宅の前を通り過ぎ、そのまま駅前へと向かっていた。

飛び込んできたのは、ユノと初めて出会った居酒屋。

誘われるように足を踏み入れ、アルコールに手を出した。

素面でなんかいられない。

しかし、こういうときに限って全然酔えないんだ。

酔っ払って、死んだように眠ってしまいたいと思っているのに。

「チャンミン?」

「…」

ぼやーっとした視界の中、見知った顔が映りこんだ。

「おい、大丈夫か?」

なんでここにいるんだ…?

居酒屋なんて、来るわけがないのに…。

「独りか?ユノは?」

「…」

泣いてるかな…。

絶対、泣いてるよな…。

でもいまは触れることさえ叶わない。

言葉を交わすことも。

「お前、ホントに大丈夫か?」

大丈夫か大丈夫じゃないかって言われたら、大丈夫じゃない。

圧倒的に。

結構、打ちのめされている。

予定では挨拶をして、ふたりで家に帰って、セックスするはずだったのに…。

「何があった?」

話しててどうにかなるものではない。

でも、少しは話せば楽になれるのだろうか…。

ぐちゃぐちゃな頭が整理できる?

「ちょっと待ってろ」

乱暴に頭をなでられた。

ガラじゃないな、なんて思いながらもされるがまま。

普段だったら触られるのも嫌なのに、いまは抵抗する気も起きない。

どうでもいい、と投げ出したくなっていた。

でも、ユノだけは諦められない。

絶対に、それだけは。

彼はなぜか向かい側へと座り、ビールを注文し始めた。

放っといてくれと思う自分と、独りにしないでくれと思う自分。

なんか、ホントにぐちゃぐちゃだ。

らしくないと思われても、どうにもならない。

「ほら、飼い主が来たぞ」

「…」

「おい、聞いてんのか?」

髪の毛をつかまれ、おもむろに顔を上げさせられた。

そこにいたのは、一番つらいときに手を差し伸べてくれた恩人。

また、頼らなきゃいけないのか…?

恩返ししたいのに、返せないくらいもう恩が溜まっているっていうのに。

「チャンミン、どうした?何があった?」

穏やかな声で問いかけられ、目頭が熱くなった。

ヤバイな…。

思っている以上に結構、キツイ。

「どうしたら、いいんですかね…?」

「何が?最初から詳しく話してみろ。オレにできることならなんでもしてやるから」

「…ユノが、実家に連れ戻されました」

結論だけを告げ、顔を伏せた。

半分ほど残っていた焼酎を一気に飲めば、喉が焼けるように痛む。

そしてポツリ、ポツリ、今日の出来事を彼へと告げた。

どうこうできるなんて思っていないし、自分で解決しなければならないことなのはわかっている。

だから、答えを求めるというよりは、自分自身で状況を整理する意味もあった。

もう一度、ユノと一緒に未来への道を進むために。

そのために僕ができること。

うまく働かない頭で、僕は一生懸命、必死に考えていた。



つづく。






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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君、ホントものすごい落ち込みよう(;^ω^)
それだけユノ様のことを愛してる証拠♡
復活できるか?
早くユノ様を迎えに行かないとね~(´∀`*)ウフフ

ヒントが役に立ったようで何よりです♪
お父様を説得して、ラブラブバカップルに戻ってもらわなければ~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ご名答!
ドンワンさんとエリックですよ~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君もユノ様もどん底ですね…。
お父さん、説得できるかな?
いや、その前に立ち直れるのか??

ホント、現実が辛い…。
でも、トンが帰ってくるまでに資金をためねば!

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Re: タイトルなし

m◇n 様

いまがどん底…(T_T)
チャンミン君、早く復活して迎えに行かないと!
ユノ様、きっと泣いてるよ~(>_<)

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