雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.4-18


Bittersweet ep.4-18



 

Bittersweet3.png



ただひたすらに。

冷たくあしらわれても、言葉に耳を貸してくれなくても。

僕にできることはそれしかないから。

でも、仕事をおろそかにするわけにはいかない。

朝晩ユノの実家に通い、店を切り盛り。

それこそ、寝る間もないくらい。

いや、寝る時間がないんじゃない。

眠れないんだ。

ユノがいないと、眠ることさえできない。

いまだ食事も喉を通らないし。

「おっぱ、大丈夫?ユノおっぱはまだ戻ってこないの?」

「えぇ。もうしばらく時間がかかるみたいです」

スヨンには、ウソをついていた。

ユノが連れ戻されたことは伏せ、事情があって実家に戻っていると。

ご両親の体調が悪い、と。

無駄な心配はさせたくないから。

それに、言ってしまったら戻ってこないような気がして、言えなかった。

「顔色悪いよ?ゴハン、ちゃんと食べてる?」

「食べてますよ」

「そう…?なら、イイんだけど…」

納得していないような雰囲気。

心の中でスヨンに謝罪し、小さく息をついた。

とりあえず、明日の仕込みは終わった。

「じゃあ、僕は出かけるんで、後はお願いしますね?」

「え!?また?」

驚くスヨンの声を背中に聞きながら、2階へと続く階段を進む。

私服へと着替え、カギを手に裏手にある駐車場へ。

ヘルメットをかぶり、出発しようとしたその時だった。

「チャンミンさん」

エンジン音に紛れて聞こえてきた声に、振り返った。

そこには、ユノの妹が佇んでいた。

エンジンを切り、ヘルメットを外して彼女へと歩み寄った。

ユノと、似てるな…。

どことなく。

「あの…」

「どうかしましたか?」

「こんなことお願いするのはアレなんですけど…兄を、助けてください」

瞳に涙をため、彼女はそう告げて頭を下げた。

深く。

手を震わせながら。

「中で話しましょうか?」

外で話すには、気が引けた。

とても、冷静に話せる状況じゃないと思ったから。

もう一度部屋へと戻り、ソファへと促した。

「これ…チャンミンさんですよね…?」

「え…?あ、あぁ…ユノが、どうしてもそこに飾るって言って聞かなくて」

「ホントにチャンミンさんのこと好きなんですね」

改めて言われると、少し恥ずかしいな。

ユノ仕様の甘めのカフェオレを差し出し、ついクセでいつもの場所へと腰を下ろす。

「おっぱ、食事をとってくれないんです。眠れてもいないみたいで…日増しに顔色が悪くなってて。最近では、何を話しかけても返事もしてくれなくて…。もう、私…あんなおっぱ、見てられない…っ」

堰を切ったように、彼女は涙を流し始めた。

ぽろぽろ、と。

泣き方もユノとそっくりだな…。

無意識にその涙を拭っていた。

あれからもう、10日か。

ゴハンも食べれなくて、寝れないなんて…僕と同じじゃないか。

離れていても、心は繋がっている。

そう思えた。

「…」

僕にできることは何だろう…。

思いついたのは、ろくでもないこと。

でも、なにもしないよりはましか。

そう思い、立ち上がった。

寝室へと赴き、毛布をはぎ取って畳み、ゴミ袋として置いてあった大きなビニール袋に詰め込んだ。

さらに、大きな紙袋へ。

「これをユノに渡してもらえますか?」

中身を見つめ、小さく微笑む。

そして、頷いた。

「チャンミンさんも、ホントにおっぱのこと好きなんですね…」

「気持ち悪いですか?」

「いえ。素敵だなって思います。私、応援してます。できることがあったらなんでも言ってください」

一人でも味方がいてくれるならまだなんとかなる気がした。

だいぶ打ちひしがれていたけれど。

「ありがとう」

なんとなく連絡先の交換をして、部屋を出た。

すっかり、夕暮れ。

ユノの妹をバイクの後ろへ乗せて、ユノの実家へと向かった。

少し離れたところで妹を降ろし、家へと入っていくその背中を見送った。

僕はといえば、路肩にバイクを止めていつものように帰宅待ち。

何時になるかはわからない。

でも、待つしかない。

夜10時を過ぎ、ようやく待ち人がやってきた。

「また君か…」

「お疲れのところ大変申し訳ありません。話を聞いてください、お願いします」

「話すことはない。帰りなさい」

いつになったら、まともに話ができるんだろう。

さすがに、キツイな…。

だからこそ余計に逢いたさが募る。

少しでも言葉が交わせたなら、触れられたなら、少しは楽になるのに。

ほんの数秒だけでもいいから…。

でも、ダメだな。

触れたら我慢できなくなる。

「…」

立っているのも辛くて、その場に蹲った。

頭を抱えて。

空を見上げれば重い雲がのしかかっていた。

月の光さえ届かない、暗い空。

僕の心、そのままだ。

「ユノ…」

名前を呼べば、白い息が残り、あっという間に風が吹き消していく。

知らず、足が家の裏側へと向かっていた。

妹が教えてくれた、ユノのいる部屋。

あそこに、ユノがいる。

たかだか10メートルほどの距離が歯がゆい。

逢いたいよ、ユノ…。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ふたりとも限界のようです(T_T)
チャンミン君の心、折れずに持つかな…?
ユノ様は…?
チャンミン君見つけたら、飛び出してきちゃう?
ひ◇み様はホントに飛び出してきちゃいそう(笑)

葉月もまったく決めとりませんwww
いっそ、TONEのパーカー着てっちゃえば~(´∀`*)ウフフ
葉月的にはOK♡
ただし、それなりの覚悟が必要ですが(笑)

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