雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 61


TAXI 61



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



幸せな毎日とはたぶん、こういうことを言うんだろう。

活動も一段落して、2週間のお休み。

中に1日打合せがあるらしいけど。

加えて、週末にはアイツの結婚式がある。

それを知ったのは、つい3日ほど前だった。

「チャンミナも行く?」

即座に否定した。

逢いたくない。

顔も見たくない。

僕を絶望のどん底へ突き落とした人間なんて。

きっと、記憶があったならそんなことは決して言わなかっただろう。

一緒に行く?、なんて。

口が裂けても言わない。

絶対に。

「じゃあさ…終わったら、旅行しよっか?」

「え…?」

「ふたりきりで、どっかゆっくりできるとこ」

この国ではあまりにも顔が知られすぎているユノ。

ゆっくりできるとこって、どこだろう…。

限られた場所しかない気がする。

それこそ、国外とか。

「パスポート取ったよな?」

海外での仕事もあるため、マネージャーに勧められて取りに行った。

といっても、受け取りはまだだけど。

確か今日明日にでもできるはずだ。

頷けば早速といわんばかりにパソコンを開き始めた。

「チャンミナはどこか行きたいとこある?オレはあったかいとこがいいな…」

正直、どこでもいい。

ユノと一緒にいられるなら、そこが僕の幸せな場所だから。

「もしくは…コテージとか貸しきって、ふたりでゆっくりまったり?」

それじゃ、家にいるのと変わらない気がする。

でも、ユノがそうしたいならそれでもいい。

「チャンミナ?」

「僕はユノと一緒ならどこでもいい」

「…」

呆れたように僕を見つめる眼差し。

何かおかしなことを言っただろうか…。

思い返してみてもわからなくて首を傾げれば、深いため息が聞こえてきた。

「チャンミナのそれって、素?」

「…?」

「そんなこと言ってると、ずっと閉じ込めるよ?」

どこに、なんて聞かなくてもわかる。

もちろん願望半分だけど。

だから躊躇うことなく僕は頷く。

それこそが僕の一番の望みだから。

「チャンミナってホント、オレを喜ばせんのうまいよな…」

ノートパソコンをテーブルの上に置いたかと思えば、抱き寄せられる。

ちょっと窮屈な態勢。

でも、ユノに抱きしめられていればそれだけで幸せ。

「ベットから出られなくなるかもよ?それでも、ホントにいい?」

「うん」

迷う必要なんてない。

身を委ねれば、そっとキスが降ってくる。

啄むように何度も、ところかしこに。

「ん…っ」

くすぐったくて身を捩れば、情欲に彩られた瞳が僕を捕らえる。

雄の顔。

ゾクゾクする。

何をされるのかという期待が大きすぎて。

どんな風になってしまうのかという好奇心が疼きすぎて。

ゆっくりと押し倒され、その瞳を見上げる。

唇が重なり合おうとしたその瞬間、邪魔をするようにインターホンが響いた。

「…」

視線を交し合う。

お互いの想いを測るように。

そして、再び距離が近づいたかと思えばまた響く。

小さく舌打ちし、ユノは苛立ちを吐き出すように息をついた。

「ちょっと待ってて」

はだけた胸元を両手で押さえ、小さく頷いた。

残念。

このまま、ユノに無茶苦茶にされたかったのに…。

気分が削がれてしまった。

たぶん、ユノも同じ。

せっかくその気になっていたのに。

ベットで待っていようかな…。

ソファじゃ狭いし。

そう思い立ち、立ち上がったそのときだった。

近づいてくる話し声。

その声を僕が忘れるはずもない。

間違えるはずもない。

足が、凍りついたように動かなくなった。

「チャンミナ…」

寒気がした。

全身に鳥肌が立つ。

ふらりと倒れそうになりながら1歩、アイツが近づいてきた。

やつれたその表情。

虚ろなその瞳。

僕の知っているアイツじゃ、既になくなっていた。

「…っ」

力を振り絞り、後ずさった。

距離をとるように。

そして、そのまま寝室へと逃げ込んだ。

「チャンミナ!?」

驚いたのはユノだった。

記憶のないユノにとって、アイツは単なる兄。

でも、事実は違う。

扉を勢いよく閉め、蹲った。

お願いだから、誰も邪魔をしないで。

ユノと、僕の関係を壊すようなことはしないで。

僕は、ユノと一緒にいたいんだ。

「チャンミナ?オレ。入っていい?」

そろりと扉を開いて覗けば、ユノが心配を色濃く浮かべ、佇んでいた。

その奥にアイツの姿もある。

呆然としたその表情で、縋るように僕を見つめている。

「どうしたんだ?」

ユノだけを招きいれ、その腕の中に飛び込んだ。

そして、目を閉じる。

ここが僕の居場所なんだ。

唯一、ユノだけが僕の大切な人。

「チャンミナ?」

「…っ」

嫌だ。

ユノを失いたくない。

ユノだけは、絶対に失いたくない。

「大丈夫だよ。オレは、ここにいるから…な?」

「…」

「ひょんのこと、嫌い?苦手?」

嫌いだ。

大嫌いだ。

あんなヤツ、もう二度と顔も見たくない。

そう思えるほどに。

「なんか、ひょんがチャンミナと話したいんって言ってるんだけど…」

絶対に嫌だ。

話すことなんてもう何もない。

拒絶を全身で示せば、そっと背中をなでられた。

優しく。

落ち着いて、と言っているように。

「わかった。じゃあ…帰ってもらうから」

「二度と、来ないでって…伝えて」

「…わかった」

少しの間をおいて、ユノはそう応じた。

絶対、不審に思っている。

怖い。

こんなことで嫌われたくない。

お願いだから、もう僕のことは放っておいて。

これから先ずっと、ユノと一緒に生きていくんだから…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇わり 様

来ましたよ!
とうとうラスボスが満を持しての登場ですΣ(・ω・ノ)ノ!
どうなっちゃうのかな??
でも、もうふたりなら大丈夫…かな?
う~ん…"(-""-)"
ドSですみませんm(__)m

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Re: ああーん また…

K◇O 様

そうなんです!
まだ思いだしていないんですよ~…。
その上、ムソク様まで登場!
いったいどうなる?
ユノ様よりチャンミン君のほうがヤバイかも…(;^ω^)

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Re: ヤバイ😱

ペ◇マミー 様

とうとうこの日がきちゃいました(T_T)
でも、ホントの幸せまであともう少し!
ユノ様もチャンミン君もなんとかふたりで乗り越えてっ(>_<)

もう、結婚してると思ってました?
実はまだです(笑)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

仕方ないですよ~…。
だって、記憶がないんだもん(T_T)
覚えてたら絶対に逢わせないだろうけど(>_<)

ムソク様、いまさら何を話したいんでしょうね~…?
とりあえずチャンミン君の心がこれ以上傷つけないでと願うばかり!
どうなるのかな?
次会う時までに落ち着いているかな??

マッサージ、いいですね~(´∀`*)ウフフ
葉月も行きたい!
でも、マッサージ行くと、必ず揉み返しが…(T_T)
何しろ肩と首と肩甲骨がめっちゃヤバイんで(笑)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

いよいよ来ちゃいました!
しかも、めっちゃいいところで(笑)
チャンミン君の拒絶の仕方は半端ないですねΣ(・ω・ノ)ノ!
いったい、過去に何があったんでしょう??
まだまだ謎がいっぱいだ~www
さて…どうなる??

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