雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (41)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
17位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TAXI 65


TAXI 65


※R18要素あり

苦手な方はご遠慮ください。



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



不安で仕方がなかった。

まるでいまにも崩れ落ちそうな崖に命綱もなしに佇んでいるような錯覚。

もしもユノがアイツとの関係を思い出したら、知ってしまったら、嫌われてしまうかもしれない。

捨てられてしまうかもしれない。

嫌だ…。

ユノなしじゃもう生きていけないのに。

他の何を失っても、ユノだけは失いたくない。

たとえ何があっても。

扉の開く音。

僕を呼ぶ声にふとんから這い出し、手を伸ばした。

力強く僕を掴むその手。

少し乱暴に引き寄せられ、抱きしめられた。

「僕のこと、嫌いにならないで…。捨てないで…っ」

ずっと心の中で紡いでいた言葉を音にして伝えれば、さらにきつく抱きしめられる。

背がしなるほどに強く。

「そんなワケ、ないだろ…。チャンミナこそ、オレのこと捨てんなよ…?」

その呟きが過去を思い出させる。

選択を誤り、ユノを傷つけ、失ったあの日を。

ずっと、後悔していた。

あの時はそれが最善だと思っていたけれど、日を追うごとに増していく後悔。

でも、臆病な僕は何もできなかった。

流れ流され、流れ行く。

本気で、ふたりが好きだったんだ。

そう思っていた。

同じ天秤にかけても同じ比重を持ち、どちらかへ傾くこともないって。

でも、違った。

全然、違ったんだ。

ユノの去っていく背中を見送って、いつも一緒にいたはずのユノがいない生活が始まって。

心にぽっかりと穴が開いたみたいに切なくて、苦しくて。

気づくとユノのことばかり考えていて、ユノのことしか考えていない自分に気づいて。

だから、逢いに行った。

アイツには内緒で、どうしてもユノに逢いたくて。

忘れてほしくなくて。

「ユノ…ユノ…っ」

どんな想いも言葉にならず、ただユノを呼ぶことしかできない。

こんなにも僕はユノを求めている。

ユノを愛している。

僕の想いはどれだけ伝わっているだろうか。

どんな言葉も僕の心を言い表してはくれない。

でも、言葉にしないと伝わってくれない。

ジレンマが僕を苛む。

できることなら、この胸を裂いて見せてあげたい。

どれだけ、僕がユノに埋め尽くされているか。

「ずっと…一緒にいような?」

胸に熱いものがこみ上げていく。

卑しい僕を、受け止めてくれる天使みたいな人。

引力が働いているように、唇がゆっくりと近づき、重なり合った。

深く。

背中へと回された手が、僕をゆっくりとシーツの波に沈めていく。

素肌を撫でる大きな手のひら。

いつだって、どんなときだって、僕のためだけに差し伸べられた手。

その手を掴めば、驚いたように目を見開き、僕を見つめる。

眼差しを受けながら、そっとその指先にキスをした。

「チャンミナ…」

無邪気な笑顔が零れ落ちる。

僕を包むように覆いかぶさり、深く唇が重なり合った。

「ん…っ」

境界線が消えうせていく。

体温がひとつに溶け合っていく。

ユノの一部になっていく。

「今日はいっぱい愛させて?」

時間なんて関係ない。

明日なんてどうでもいい。

いまは、いまこの時だけを感じていたい。

「ユノ…っ」

胸の突起を弄られ、思わず身体が跳ねる。

かと思えば痺れるような痛みが走り、それすらも快楽にすり替わってしまう。

「あ…っん、ふ…っ」

性器を口で嬲られれば止め処なく声が溢れ、脳が溶けていくような感覚に囚われた。

同時に一番深くにある蕾を弄る指先。

既に僕の身体は知り尽くされていて、あっという間に溺れていく。

「ユ、ノ…おねがい…っ」

欲しくて堪らない。

早くひとつになって、溶けてしまいたい。

堪えきれず強請ればすぐさま願いは叶えられた。

身体をこじ開け、進んでくる熱い肉塊。

「チャンミナ…」

余裕のないその表情と、熱のこもった眼差しと、甘い毒を含んだ声と。

手を伸ばして引き寄せて、半ば強引に唇を重ねた。

進んで唇を開けば、舌が進入してきた。

僕の願いを汲むように。

ユノで、いっぱいになっていく。

満たされていく。

たくましい背中に手を添えて、抱きつけばかすかに笑い声が聞こえた。

「そんなにくっついてたら動けないだろ?」

「だ、って…っ」

「大丈夫だよ。ここにいるし、離れるつもりなんかないから」

「ん…っ」

ユノの言葉はいつだって優しくて、あたたかい。

でも、怖いと思ってしまう。

もしも、離れなければならない日が来たら…?

そう考えるだけで、苦しくなる。

息もできないくらい。

「ユノ…っ」

「なぁ、チャンミナ」

そっと頬を撫で、僕を優しく呼ぶ。

「オレがなんにも持ってなくても、オレのそばにいてくれる?」

躊躇うことなく頷いた。

ただ、そばにいてくれればそれでいい。

他に何もいらない。

「仕事、なくなっても?」

当然だ。

頷き、その瞳を見つめ返した。

「僕が、頑張るから…っ。だから、そばにいて…っ」

「そんなにオレのこと、好き?」

「好き…っ」

ユノは僕の心臓にも等しい。

なんでそうなってしまったのかなんて、わからない。

でも、いつの間にかそれくらい大切な人になっていたんだ。

アメリカへと旅立ったあの日に、気づいてしまった。

だから、ムソクと別れようと思った。

でも…捨てられる苦痛を知っている僕はムソクを捨てることができなかった。

自分の気持ちを誤魔化しながらする生活は息苦しくて…。

想いはなくなるどころか、どんどん募っていって。

公演を調べてはアメリカへ渡米して、一番後ろの席でユノの姿を見つめた。

話をしたいけれど、そんな資格はない。

ただ、見守るだけ。

ユノのそばに行けたなら、どんなに幸せだろうと夢見ながら。

こうやってユノの姿を見ているときだけは、嫌なことを全部忘れられた。

ムソクの恋人を演じることに疲れた心も、突然大金を持ってやってきた偉そうな大人のことも、僕を責苛むムソクのご両親のことも。

僕にとって、ユノだけが唯一の癒しだった。

もしもホントにユノが迎えに来てくれたなら、僕はもう断れない。

今度こそムソクを捨てて、ユノの手を取るだろう。

だって、ユノが好きだったから。

ホントは、ずっとユノと一緒にいたいから。

でも…そううまくはいかなかった。

ユノからの連絡はないまま、旅立ってから2年が過ぎた。

これ以上我慢できないと、アメリカへと向かう。

片道だけの航空チケットしか買えなくて、それでもユノに逢いたくて。

でも、無駄足に終わった。

既にユノは母国へ帰ったと聞かされた。

そして、恋人と名乗る青年に出逢った。

邪魔をするな、と。

ユノは僕を忘れようとしているのだ、と。

絶望が押し寄せてくる。

頼る人なんて、地球上どこにも存在していない。

僕は、独りだ。

寂しくて、苦しくて、悲しくて。

どうでもよくなった。

すべてが、無意味に思えた。

心なんか…もう、いらない。

どうせ傷つくだけなんだから。

そうやって、僕はこれ以上自分が傷つかないように身を守り始めた。

けれど、ユノと再会して、また同じ過ちを繰り返そうとして、必死に押し隠した。

自分の心からも、ユノの心からも目をそらして。

しかし、ユノが事故に遭ったあの時に痛感した。

やっぱり、僕はユノが好きだって。

もう、誤魔化せない。

もしも裏切られたら、もう生きていけないけど。

たとえ僕が何をしても、ユノはそばで、僕を愛してくれるって。

僕のことだけ記憶を失って、それでもなお僕を探し出して、愛してくれた。

もう、それだけで充分だ。

だから、今度は僕が頑張ればいい。

いろんなこと。

独りではできないことも、ユノと一緒にいればできる気がするから。

「オレも、好きだよ。ずっと、チャンミナだけ見てた」

「…っ」

やんわりと突き上げられ、背がしなる。

聞こえてきた言葉に驚きながらも、与えられる快楽によって喘ぐ声しか出てこない。

もしかして、思い出してしまったの…?

思い出してほしくないのに。

消してしまいたいのに。

「もう、ひょんには渡さない。絶対、離してやんないから…覚悟しろよ?」

そんなの、覚悟なんて必要ない。

むしろ、喜ぶべきこと。

自然と笑っていた。

嬉しくて…。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、気づいたみたいですね~…。
ユノ様の記憶が戻ったこと。
人を疑わずにはいられないチャンミン君にとって、信じることは容易いことじゃないですからね(;^ω^)
でも、それはユノ様も少なからず同じってことです。
ムソク様の登場でざわざわしておりますが、どうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君の苦しみがひしひしと…(T_T)
ユノ様と同じようにチャンミン君もひとり苦しんでいたんです。
確かに、最初はイライラしても仕方ないですけどね(;^ω^)
遠回りはしたけど、その分絆は強くなったんじゃないかな?
ユノ様の記憶も戻ったし、お互いにお互いを求めてるし。
これからは存分にラブラブ~…の前にムソク様をどうにかしなければ…"(-""-)"

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

あ◇まい 様

チャンミン君も苦しんでたんですよ~…。
遠回りしながらもようやく手にした幸せ♡
今度こそ、何が何でもしがみついてもらいましょう~(≧▽≦)

コメント

Re: よかった❗

ペ◇マミー 様

ようやくふたりの心も身体も繋がりました(≧▽≦)
めでたい!
もう大丈夫でしょう~♪
ムソク様が何をしようと、絶対に♡

旅行、いいですね~(´∀`*)ウフフ
葉月はこの前大阪で開催されるイベントに行ったのが最後の旅行?
旅行とは言えないかもですが(笑)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.