雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 67


TAXI 67



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



無茶しすぎたと思う。

自分でも。

でも、我慢できなかった。

これほどまでに誰かが欲しいと思ったのは初めてで、ずっとこうしていたいと願った。

願いを叶えてくれたユノに感謝したくても、寝返りひとつまともに打てない。

僕がお願いしたのに、申し訳なさそうに、悲しそうに僕を見つめるユノをどうすることもできない。

大丈夫、と言ったところで説得力は皆無。

頭もぼーっとしてるし。

「チャンミナ。ほら、これ飲んで?」

頭を抱えあげられ、唇にペットボトルを押し当てられる。

のどは渇いているのに、うまく飲めなくて。

口端からトロトロとこぼれ、首筋を伝い落ちていく。

慌てふためくユノをうまく焦点の定まらない瞳で見つめていると、不意に顔が近づいてくる。

唇が重なったかと思えば、生ぬるくて少し甘い液体が滑り込んできた。

「ん…っ」

すーっと、身体に浸透していくような感覚。

喉を通り抜けると、ユノが安心したように微笑んだ。

何度かそれを繰り返して、こぼれた液体を濡れたタオルで拭っていく。

「気持ち悪いトコないか?」

気持ちが悪いところはないけれど、寂しい。

隣に、ユノがいないと広すぎて。

うまく力の入らない手でタオルを持っているその手へと向かって伸ばした。

そんな僕に気づいたのか、タオルをサイドチェストに投げ置いて、ぎゅっと僕の手を包み込む。

「ん?どうした?」

そばにいてって言いたいのに、音にならない。

たった、それだけのことなのに。

「寂しいのか?」

じっと僕の目を見つめていたユノがぽつりとそう問いかけた。

できる範囲で頷けば、困ったような微笑みをこぼす。

「相変わらずチャンミナは寂しがり屋だな」

相変わらずということはやっぱり、たぶん思い出している。

アイツに逢ったから…?

思い出して欲しくなんかなかったのに…。

でも、どこまで思い出してるんだろう。

どうか、あの日の出来事だけは思い出して欲しくない。

心にもない言葉を吐いてしまった、あの日だけは。

僕の願いを汲むようにベットに身体を横たえ、両手で包んでくれる。

羽根のように優しく、それでいて強く。

「これなら寂しくない?」

応える代わりに、胸元へと口づける。

たくましい胸に手を添えて、呼吸に合わせて上下するその命の鼓動を感じる。

「ほら、ちゃんと寝ろよ。早く元気になって、遊びに行こう?せっかくの休みなんだからさ」

眠ればすぐに元気になれる。

別に、カゼをひいたとかじゃないから。

ただちょっとだけムリをしすぎただけで。

それも、自ら進んで。

早く、元気にならなきゃ…。

じゃないとユノに心配をかけてしまう。

迷惑をかけてしまう。

ユノの言葉に頷いて、目を閉じた。

すると意識は抵抗もなくすーっと深くへ沈んでいく。

どれくらい眠っていたのか。

気づくと窓の外には赤い空が広がっていた。

時計を見やれば4時を示している。

何気なく頭をもたげていることに気づき、動けるんじゃ…?と思った。

そろっと腕に力を入れてみれば、上体が持ち上がる。

意識もだいぶすっきりはっきりしていた。

「…」

隣にはいまだユノがいる。

ぽかんと口を開けて、眠るその姿。

変わってないな…。

そっと頬へ口づけ、もう一度胸に寄り添った。
起きるまでそばにいようと思って。

普段はカッコイイのに、こうして眠っていると子どもみたい。

ぷっくりとした唇を指先で撫でて、そっと唇を寄せた。

目を閉じてその感触の余韻を楽しんでいると、ぐっと力強く引き寄せられた。

「寝込み襲うなよ」

「…」

少しかすれた寝起きの声。

まぶたを開けば優しく微笑むユノがいた。

「キスするなら、ちゃんと起きてるときにして?」

妙な言い種に微笑みながらも頷き、早速願いをかなえるべくキスをする。

でも、1度で終わるわけがなく、啄むように何度も。

「止まんない」

身を引こうとしても追いかけてくるし、ユノが身を引こうとすれば僕が追いかけるし。

終わりのない口づけ。

「熱は?」

こつっと額を重ね合わせ、離れ間際にまたキス。

いったい、何回してるんだろう…。

幸せだからいいんだけど。

「大丈夫みたいだな」

「うん」

「じゃあ…シャワー浴びる?身体、汗で気持ち悪いだろ?」

「ユノは?」

「もちろん一緒に入るに決まってんじゃん」

当然のようにそう言い放ち、僕を抱えたまま腕も使わずに身を起こしてまた唇が重なった。

なんか、キスを覚えたばかりの幼いカップルみたいだ。

そのままバスルームへと移動して、鏡に映りこんだ僕の身体にはいくつもの紅い痕。

ユノに愛された証が散りばめられていた。

オレのもの。

言葉なくしてそう物語っている。

それが、なんだか妙に嬉しくてぎゅっと抱きついた。

「好き」

「ん?どうした急に?」

「言いたくなっただけ」

「なんだよ、それ」

呆れたような言葉を紡ぎながら、でも、笑顔。

「ユノ、好き。大好き」

「お前なぁ…」

くしゃくしゃと乱暴に頭をかいて、じろりと僕を睨みつける。

全然怖くないけど。

「そんな可愛いコトばっか言ってると襲うぞ?」

「いいよ」

「は?さっきまで熱出してたヤツが何言ってんだ?」

「ユノになら、何されてもいい」

たとえ、殺されたって構いやしない。

ユノがそれを望むなら。

「だって、僕はユノのものだから」

できることならユノのそばで生きていたいけど。

いらないと言われるくらいなら、死んだほうがましだ。

耳元で深いため息が聞こえ、顔を上げた。

途端、さっきまでの触れるだけのキスとは違う、蕩けるようなキスが降ってきた。

「ん…っ」

「ホント…チャンミナはオレを喜ばす天才だな」

困ったように笑うユノに腕を回し、もう一度僕から口づけた。

傷つけてしまった分、いっぱいユノを喜ばせたい。

幸せと感じてもらいたい。

そのためなら僕はなんだってする。

そう、決めているから…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

もう、ムソク様といえどこのふたりを引き裂くことはできないのでは?
だって、もう昔から両想いだったふたりなんですから♡
このふたりは間違いなく、お互いのためにすべてを捨てられるでしょうね(笑)
誰が邪魔してもきっともう大丈夫(≧▽≦)

5連休…羨ましい…(T_T)
でも、連休明けってホントに仕事行きたくないんですよね…。
渡韓費用を稼ぐためにも頑張って!

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ホント、ラブラブ甘々ですね~(´∀`*)ウフフ
ごちそうさま、ってカンジです(笑)
ユノ様、どこまで思いだしちゃってるんでしょうね~…。
でも、もしも思い出してしまってもきっと大丈夫!
それ以上の言葉でチャンミン君が癒してくれます~♡
チャンミン君もちょっとずつ成長してますね~♪
ユノ様はようやく年齢相応?

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Re: うーん

か◇ 様

確かにチャンミン君、危ういですね~…。
もっと強くならないと、この先大変かも…(;^ω^)
ユノ様はいまも昔も男らしく、頼もしく♡
正反対なふたりですね(笑)

あ、そういえば、堤さんでしたね!
葉月も全然気づかなかったwww
こちらこそ申し訳ありませんm(__)m

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はじめまして!
検索からたどり着いて読ませていただきました!

感動しましたし早く続きが読みたいです!
今後もよろしくお願いします!

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Re: タイトルなし

み 様

初めまして!
コメントありがとうございますm(__)m
腐ったブログではありますが、どうぞよろしくお願いいたします(≧▽≦)

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