雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 70


TAXI 70



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



社長室へ行ってみれば、なんてことはない世間話。

最近はどうだ?から始まって、なぜかチャンミンのことを聞かれた。

しまいには、デビューをさせてみないかだって?

冗談じゃない。

チャンミンを公衆にさらすなんて絶対に嫌だ。

できることならずっと閉じ込めて、オレだけのものにして、誰の目にも触れさせたくないのに。

しかも、チャンミンにはその話をしてあるらしい。

そんなこと、全然聞いてない。

なんか、無性に腹が立った。

相談するほどのことでもなかったのか、それともわざと隠していたのか。

とりあえず確かめなければと5分で社長室を後にして、チャンミンの待つ部屋へと戻った。

そのときだった。

耳障りな怒鳴り声が聞こえてくる。

しかも、なぜか人垣。

事務所の人間が集まり、ひそひそと何か言葉を交わしていた。

「いますぐユノひょんの前から消えろよ!僕の邪魔をするなっ」

は…?

いったい、何事だ…?

人垣を掻き分けて進めば、アメリカで同じダンスチームに所属していた彼がいた。

その彼が、怒鳴っている。

彼の先にはチャンミンがただ佇んでいた。

何を言うわけでもなく、無表情で。

「お前なんか、ユノひょんに相応しくないっ!」

チャンミンに向かって言ってたのか…?

事態を知った瞬間、怒りがこみ上げてきた。

肩をつかんで、思い切り後ろへと投げ飛ばした。

突然のことに受身を取ることもできず、転がって壁にぶつかった。

鈍い音を背中で聞きながら、チャンミンの元へと進んだ。

「チャンミナ」

手を伸ばして、そっと包み込んだ。

強張っていた身体が、すーっと弛緩していく。

「独りにしてゴメンな?もう、大丈夫だから。帰ろう?」

人目を気にする必要なんかない。

チャンミンはオレのもので、愛すべき人。

離れていた時間を埋めるように唇を重ねあわせる。

「ん…っ」

こんな状況でも、抵抗はない。

受け入れてくれる。

「ユノ…」

「早く帰って続きしような?」

耳元で囁けば身体を震わせながら、小さく頷いた。

細い腰に腕を回して引き寄せ、エスコートするように歩き出す。

廊下に転がったまま、彼はいまにも泣き出しそうな瞳でオレを見上げていた。

「今度チャンミナに何か言ってみろ。ただじゃ済まさないからな」

二度とこんなことがあってはならない。

冷たく見下ろし、それだけを告げて歩き出す。

背中で、かすかに嗚咽が聞こえた。

どうでもいい。

オレにとってはチャンミンだけがすべて。

チャンミンを傷つけるヤツは絶対に許さない。

「ゴメンな…?大丈夫か?」

「…うん。ユノだけを信じるって決めてるから、他の人に何言われても大丈夫」

大丈夫と言いながら、声に元気がない。

表情もどこか青ざめているし。

こんなことなら、先に車へ行かせておけばよかった。

それより、アイツだ。

余計なことを言いやがって…。

確かに一時は流されそうになったけど、やっぱりオレはチャンミンじゃなきゃダメだって思った。

だって、意味がないんだ。

チャンミンがそばにいてくれないと、頑張ることもできない。

車に乗り込んで、もう一度その身体を抱きしめた。

「アイツに言われたことは全部忘れていいから。気にする必要もないから」

「…うん」

擦り寄るチャンミンに口づけ、隙間なく抱きすくめる。

大切なのも、失いたくないと思うのも、チャンミンだけ。

「好きだよ。愛してる、チャンミナ」

「僕も、好き…。大好き」

そのささやきは、不安を必死に誤魔化そうとしている気がした。

不安を感じる必要なんてないのに。

オレには、チャンミンしかいないのに。

ポケットの中で、携帯電話が震えていた。

見ずとも、誰からの着信なのかはわかってる。

だからこそ無視した。

「ユノ、電話…」

「いいよ、放っておけば」

「…僕の前じゃ、電話できない?」

「そうじゃないよ。オレにはチャンミナとの時間が一番大事だから、そんなことで時間を無駄にしたくないだけ」

信じるって言ってくれたのに、やっぱり疑ってる。

でも、電話に出て、もう一度目の前で言えばわかってくれるのか?

「出てあげて」

「…」

チャンミンを抱きしめたまま、ポケットから携帯電話を引っ張り出した。

そして、通話ボタンを押して耳へと押し当てる。

『ひょ、ひょん…っ。ユノひょん…っ』

耳障りな嗚咽。

誰が泣こうと構わないなんて、オレは冷たい人間なんだろうか…。

でも、そうなんだ。

チャンミンに泣かれるのは絶対に嫌だけど、他ならどうでもいい。

「なに?」

『ゴ、メンなさい…っ。キライにならないで…っ』

「…」

『ぼ、ぼく、ユノひょんのことが、ずっと好きなんだ…っ。誰にも渡したくないだけなんだ…っ』

勝手だな、って思う。

オレの気持ちはどうなる?

ずっと、幼い頃からただひとり、チャンミンだけを愛してきたオレの気持ちは。

「悪いけど…オレはチャンミナ以外、いらない。どうでもいい」

チャンミンを真っ直ぐに見つめ、その柔らかな頬へと手を添えた。

じっと、オレを見つめるその瞳はまるで思いの深さを測っているようだ。

見られてまずいものなんかない。

本心だから。

だから、視線はそらさずにそのまま、電話の向こうにいる彼へと告げる。

「物心ついたときからオレはチャンミナが好きだったんだよ。チャンミナ以外、特別とは思えない。いままでがそうだったように、これからも、永遠に」

『ユノひょん…っ。なんで…?こんなに好きなのに…っ、どうして!』

「それを言うならお互い様だろ?オレはチャンミナを愛してるのに、なんでお前は邪魔するんだ?自分のことしか考えてない。オレの気持ちなんかまるで無視で、自分の気持ちを押し付けてるだけじゃないか」

『…っ』

「チャンミナは、お前になんか言ったか?感情に任せて、怒鳴ったか?」

その場にいたわけじゃないけど。

ほんの少ししか見ていないけど、でも、わかる。

チャンミンのことなら。

ああいう場面で、チャンミンは絶対に感情的になったりしない。

ただ、受け止めるだけだ。

どれだけ突きつけられた言葉のナイフに胸を抉られようと、耐え忍ぶ。

不器用なほどに、優しい人だから。

「お前は所詮、自分が一番なんだよ。でも、オレは違う。オレは自分じゃなく、チャンミナが最優先なんだ。自分のことなんて、二の次でいい。お前とは、想いの深さが違うんだ」

沈黙。

息を飲んでいるように感じられた。

そして、おそらく、返す言葉がないだろうこともわかった。

「わかったら、二度とオレとチャンミナに近づくな」

これ以上、話すことはない。

彼にあったとしても、オレには一切。

用済みとなった携帯電話を脇へ放り投げ、両手で頬を挟みこんで唇を重ねた。

「伝わった?オレの気持ち」

彼に話していたわけじゃない。

いま紡いだ言葉はすべて、チャンミンに伝えるべき想い。

天使みたいな笑顔を浮かべ、コクリと大きく頷く。

腕が首へと絡まり、もう一度唇が重なった。

不安になったら、何度でも聞いて?

そのたびに答えるから。

オレは、チャンミンがこの世で一番好きです。

愛してるって…。



つづく。






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Re: 幸せ

y◇ki 様

ホント、このふたりは一途です♡
かなり遠回りしましたけどね~( *´艸`)
ユノ様ったら男前すぎだし♪
あとはもうちょっとチャンミン君が自信を持てれば完璧(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

さすがユノ様、ですよね~(´∀`*)ウフフ
ここまではっきり言いきれるなんてホント男前♡
ひとつずつ問題を片づけて、そのたびに絆が強くなって。
もう、誰にも邪魔できない(≧▽≦)
このままめいっぱいイチャコラし続けてもらいましょ~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君ってば、強がってみました(笑)
まだちょっと自信なさげですが、ちょっとずつ強くなってますよ~(´∀`*)ウフフ
でも、その強がりもいつかホンモノになるはず!
ユノ様がきっと実現してくれます♡

ムソク様が気になる?
どうなっちゃうんでしょうね~( *´艸`)

勝負服!
何しろおデートですからね~(笑)
楽しみ♡

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Re: うんうん✨

ペ◇マミー 様

ユノ様ったらホントに男前♡
誰にも邪魔はできませんよ~( *´艸`)
たとえムソク様でも(笑)
いつ登場かな~(´∀`*)ウフフ

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