雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.4-24


Bittersweet ep.4-24





Bittersweet3.png



変だ…。

いつも朝8時と、12時と、19時。

ほぼ食事の時だけ。

チャンミンの香りがする毛布にくるまって、扉のほうへと顔を向けた。

ゆっくりと、スローモーションのように扉が開いていく。

そして、そこにいたのは、愛してやまない人。

「お待たせ、ユノ」

「チャン、ミン…?」

夢みたいだ。

チャンミンがそこにいる。

毛布から抜け出し、広げられた腕の中に飛び込んだ。

「チャンミン…っ」

「約束通りでしょう?ちゃんと、正面から堂々と迎えに来ました」

「ちゃみ…っ」

思うまま、唇を重ね合わせた。

誰が見てたって構わない。

だって、本気で好きだから。

ずっと一緒にいるって決めた人だから。

「おっぱ、私がいるの気づいてないの?」

「うっさい!邪魔すんなっ」

「はいはい。じゃあ、落ち着いたら降りてきて?お昼、みんなで食べようってパパとママが言ってるから」

犬を追い払うように妹を退け、部屋の中へと引きいれた。

「あんまりお待たせするのはどうかと思うんですけど…」

「いいんだよ!少しくらい待たせとけばっ」

いまは、オレのことだけ考えろ。

他のことなんてどうでもいい。

「家に帰ったら、いっぱい抱きしめてあげます。嫌って言うくらいキスしてあげます。だから、ね?」

「…」

チャンミンは嬉しくないのか…?

確かに昨日の夜あったけど、2週間も離れ離れだったんだぞ?

なのに、なんでそんなあっさりしてるんだ…?

「ほら、行きますよ?」

俯いていると、いきなり手を強く引かれた。

倒れそうになり、何すんだって怒鳴ろうと思ったオレの目に飛び込んできたのは、倒れ込んだチャンミンの姿だった。

「チャ、チャンミン…?お、おい、何やってんだよ…。チャンミン?チャンミンっ!?」

ぐったりと、倒れ込んでいた。

壁に寄りかかるようにして。

まぶたを伏せ、青白い顔で。

「なんの音?」

「え…?ちょ、ちょっと、大丈夫!?」

「救急車…」

「え…?」

「いいから早く救急車呼べよっ!」

冗談じゃない。

せっかく逢えたんだ。

ようやく、帰れるんだ。

なのに、なんなんだ?

「チャンミン!しっかりしろっ!」

「車のほうが早い。早く連れてきなさい!」

完全に気を失っている。

呼吸はしているけれど、か細い。

恐怖が足元から這い上がり、全身を埋め尽くしていく。

早く運ばなきゃと思うのに足はもつれ、うまく前に進めない。

それでもなんとか車へとたどり着き、後部座席へとチャンミンとともに乗り込んだ。

「チャンミン…っ」

「しっかりしなさい!」

「だ、だって…っ」

もしもこのままチャンミンを失ったら…?

考えるだけで恐ろしい。

考えたくもない。

嫌だ。

チャンミンを失うなんて、絶対に嫌だ。

不安と恐怖に蝕まれながら、ひたすらに無事を願う。

病院へとたどり着き、親父は足早に病院の中へ。

しばらくすると、ストレッチャーを引く看護師と医師とともに戻ってきた。

「移しますよ。せーの」

声をかけ合い、手早くチャンミンの身体をストレッチャーへと移動させる。

膝にうまく力が入らない。

そばに行きたいのに、距離は開いていく一方でまた怖くなる。

「チャンミン…チャンミン…っ」

「掴まりなさい」

親父に半ば引きずられるように、遅れて病院内へと進んだ。

入った途端、空気が変わる。

たくさんの人がいるのにどこか静かで、ところかしこから消毒薬のにおいがする。

「付き添いの方ですね?こちらに記入をお願いします」

バインダーとボールペンを差し出されたけれど、うまく握れない。

手間取っていると親父がそのわきから手を伸ばした。

親父が読み上げ、オレが答え、そして親父が記入していく。

生年月日や年齢など。

「いま検査を行っておりますので、しばらくこちらでお待ちください」

ガタガタと全身が震える。

大丈夫って何度言い聞かせても、恐怖がなくならない。

親父の手が肩を抱き、しっかりしろと何度も言われたけど、とてもじゃないけどしっかりなんてできない。

チャンミンを失ったら…そのもしもの話が頭の中を渦巻いて。

どれくらい時間が経ったのか。

ようやく看護師がオレたちの元へやってきた。

「医師から説明がありますので、こちらへお願いします」

案内されたのは、診察室だった。

「とりあえず、命に別状はありません。ただ、かなり衰弱してますね。胃の中は空っぽでしたし、睡眠もとれていないようです。いま点滴をしていますので、目覚めたら帰っていただいて大丈夫ですよ」

オレにちゃんと食事をしろなんて言っておいて、自分ができてないんじゃないか。

ホントは辛かったのに、なんでもないフリをして…。

終始、オレを励ましてくれてた。

「目覚めるまでついててあげなさい」

「…」

言われなくたって、そうする。

もう、離れない。

何があっても、絶対に。

「すまなかった」

「…」

謝って済む問題じゃない。

恨まずにはいられない。

親父があんなことをしなければ、こんなことにならなかったのにって。

口を開いたら、酷いことを言ってしまいそうで、きつく唇をかみしめた。

きっと、チャンミンはそんなこと望まないってわかってるから。

小さな粗末なベットに横たわる青白い顔。

管を繋がれている手とは逆の手を握り、祈るように目を閉じた。

お願いだから、早く目覚めて…。

オレの名前を呼んで。

微笑って。

「チャンミン…っ」

もう、これ以上待てないよ…。

早く抱きしめて。

いつもみたいにオレのことバカにして、好きだよって言ってくれよ…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

おや?
予想外でした??
ひ◇み様もまだまだですね~(´∀`*)ウフフ
いつだったか、チャンミン君は冷たい的な発言もしていたしwww
これからも精進してください(笑)

Singin' in the Rain辛い?
TAXIよりは全然ましだと思うんですが…(;^ω^)

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Re: ほぅ

か◇ 様

あともうちょっとだったんですけどね~…。
チャンミン君、ノックダウンです(;^ω^)
図太いようで、繊細な人ですからね。
でも、もう大丈夫!
これからは片時も離れず、ラブラブバカップルに戻っていただきましょ~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君、頑張ってましたからね…(T_T)
だって、二十歳そこそこですよ?(設定上)
葉月が二十歳の頃なんて…バカやっていた記憶しかない(;^ω^)
チャンミン君は大人だな~…。
とりあえず、早くイチャコラして、疲弊した心を癒してもらいましょう♡
今度はユノ様が頑張る番ですよ~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ユ◇ナ 様

チャンミン君、限界でした(T_T)
お父さんにお許しをいただけたことで、ユノ様を迎えに行けたことで、気が緩んじゃったんでしょうね…。
ひとりで頑張ってましたから。
早く目覚めて、ユノ様を安心させてあげないと…ね♡

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