雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (36)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Bittersweet ep.4-26


Bittersweet ep.4-26





Bittersweet3.png




どこからか、呼ぶ声が聞こえる。

優しく、オレの名を紡ぐ。

「ん…?」

「終わりましたよ?」

「…」

どうやら、いつの間にか眠ってしまっていたようだ。

「歩けますか?」

頭を振れば、ふわりと身体が浮かび上がった。

まどろむ視界がゆらゆらと揺れる。

「チャンミン…」

「大丈夫ですよ。ここにいますから」

「ん…」

なら、いいや。

チャンミンがそばにいてくれるなら。

また、意識が深くへ潜っていく。

「お前は何をしているんだ…」

そんな声が聞こえてきて、重たいまぶたを持ち上げた。

あれ…?

家にいたはずなのに、ここはどこだ…?

「ここがどこだかわかってるのか?」

どこって…。

記憶を辿り、ようやく覚醒する。

病院だ。

あれ?

いつの間に戻ってきたんだ??

「まったく…看護師さんたちのいい笑いものだ」

「…」

気づいたら、病院のベットの上。

狭いベットの中で身を寄せ合い、しっかりとチャンミンの腕に包まれてオレは眠っていた。

起き上がろうと思っても、腕が邪魔して起き上がれない。

「…」

起こそうかと思ったけど、やめた。

いまは少しでも休んでほしくて。

「ほら、母さんから弁当の差し入れだ。チャンミン君用に消化のいいものも入っている。起きたらふたりで食べなさい」

「うん」

普通に会話をしているのに、チャンミンは起きる気配もない。

やっぱり、疲れてるんだよな…。

「チャンミン君はまだ起きないのか?」

「夜中一度起きて、一回家帰って、店の準備してたから」

「は…?」

「チョコ作れんの、チャンミンしかいないし。それにあの店、お父さんが遺してくれた大事な店だから…」

ホント、いろんなものひとりで背負い込みすぎなんだよ。

そっと髪を撫で、こぼれた額に唇を寄せる。

「親父」

「なんだ?」

「オレ、大学進学するの…やめようと思う。チャンミンの店、手伝いたいんだ」

ずっと考えていた。

チャンミンを好きになって、一緒に暮らしている間ずっと。

「接客、好きだし…なんか建築家より向いてるかなって」

「やってもいないのに、ですか?」

急に後ろから声が聞こえてきて、驚いた。

心臓に悪い。

だって、寝ているものだと思っていたから。

親父も同じみたいだ。

オレたちを見下ろしたまま、目を見開いている。

「ユノに店を手伝ってもらって、本当に助かってます。でも、未来を押し付けたくはありません。とりあえず大学に行って、建築を学んで、それからでもいいんじゃないですか?」

「チャンミン…」

「大学に行きながらでも、バイトはできます」

正論過ぎて、何も言い返せない。

「それに、ユノのそれは逃げてるように思えるんです。まださほど努力もしていないのに、大学に受からないから就職してしまおうっていう。ホントにそれでいいんですか?後悔しませんか?」

「…」

「僕は、ユノにひとつも後悔はしてほしくないんです。だから、もう少し考えてみて下さい。ちゃんと。いまに流されるじゃなく、自分の未来を考えて」

大学なんかに行く時間があるならチャンミンと一緒にいたくて。

勉強よりも接客しながらしゃべっていたほうが楽しくて。

建築なんて未知数のものを1から学ばなきゃいけないなら、いまのままでいい。

どうせ、なれるかもわからないから。

でも、後悔しないかと言われたら、答えられない。

幼稚園の頃から、夢は親父みたいな建築家ってずっと言ってきたから。

それが段々となるのが当たり前みたいになって、なんでなりたかったのかわからなくなって、勉強も儘ならなくなった。

本当にしたいことはなんなんだろうって。

その点、接客は楽しい。

もちろんすぐそばにチャンミンがいるからだってわかってるけど。

でも、楽しいんだ。

薦めたものを買ってくれた時とか、そのお客さんがリピーターになってくれた時とか、ホントに嬉しくてたまらない。

やった!って。

チャンミンの作るチョコを認めてもらえた気がして、オレまで嬉しくなる。

「お父さん」

身体を起こし、姿勢を正す。

そしてチャンミンは真っ直ぐに親父を見つめた。

「…?」

「申し訳ありません。いまの話は、一旦保留にして下さい。お願いします」

「チャンミン君はユンホの年下に思えないね。どちらかといえばユンホのほうが年下に思える」

悪かったな…。

子どもっぽくて。

でも、どちらかって言えば、チャンミンが大人すぎるんだ。

まだ二十歳そこそこなのに。

「今度、お店にお邪魔してもいいかな?チャンミン君が経営する店を、ユンホが仕事しているところを見てみたい」

「はい、お待ちしております」

「…」

じいちゃんに礼儀とか作法とか叩き込まれたっていうけど、それだけじゃ説明つかない気がする。

なんか、もっと根本。

性格とか、環境とか、そういったものなんじゃないだろうか…。

「失礼だが…チャンミン君、大学は?確かまだ二十歳になったばかりだろう?」

「コロンビア大学を卒業し、しばらく大学院に在籍していました」

「は…?」

オレも初耳だ。

コロンビア大学なんて言ったら、めっちゃ名門大学じゃないか。

しかもそんなエリート大学を飛び級?

ありえねぇ…。

「ユンホ」

「な、なんだよ…」

「お前、スゴイ人を見つけたな」

学歴なんて別にどうでもいいけど、なんか、スケールが違う。

もう、宇宙の出来事みたいだ。

「学歴なんて、社会に出てしまえば関係ありません。僕も、専攻していたものとはまったく違う職種についています。だから、ユノもとりあえず学んでみたらどうかと思うんです。決して、無駄になることはありませんから」

「…」

チャンミンが言うから、説得力があるんだ。

確か、アメリカではアレルゲンの研究をしていたって言ってたはずだ。

ショコラティエとも、店舗の経営ともまるで関係はない。

でも、役に立っているという。

ただ単にチャンミンが頭よすぎるだけな気がするけど…。

「もうちょっと、考えてみる…」

気づくとそう告げていた。

もうだいぶ悩んだはずなのに、まだ考えたりないような気がして。

「チャンミン君」

「はい」

「よかったら家の子にならないか?」

「は…?」

いったい何を言い出すんだ…?

さすがのチャンミンも鳩が豆鉄砲食らったような顔になってる。

「親父。冗談ならもうちょっと冗談らしく…」

「結構本気なんだけどね。もう少し噛み砕けば、私をお父さんだと思ってくれないかな?」

「え…?」

「なんかね、チャンミン君は頑張りすぎてしまっている気がするんだ。少し、肩の力を抜きなさい。私でよかったら、いくらでも力になる。もう少し、甘えたほうがいい。ユンホは甘えすぎだがな」

オレを引き合いに出すなっ。

睨みつければわざとらしく肩をすくめ、苦笑い。

「あ、ありがとう、ございます…」

「そんな堅苦しい挨拶はいらないよ。もう、家族だろう?ユンホの嫁…?ん?ユンホが嫁に行くのか?どっちだ?」

そ、そんなこと聞くんじゃねぇ…っ。

たぶん、オレが嫁に行くことになるんだから…。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: お嫁さん(//∇//)

K◇O 様

ユノ様のお父さん、チャンミン君のお父さんにまさかの立候補(笑)
そして、ユノ様はお嫁さんになるみたいですwww
家事全般できない嫁ですけどね(;^ω^)

せんいるちゅっかへ~♡
動画、羨ましいな…。
葉月のせんいる過ぎた後にそのサービスが始まったので、まだ観れてません(T_T)
次のせんいるが待ち遠しいやら、来てほしくないやら…複雑"(-""-)"

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なんもできない嫁ですが、唯一床上手♡
思いがけず、チャンミン君にお父さんができましたね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様、ヤキモチ妬く?
ま、それは間違いないだろうな(笑)

ムカムカ?
何があったんでしょう??
葉月はいつだって仕事でムカムカしとりますwww

ハニバニ、楽しみにしてますよ~♪
でも、いったいどこで…?
相方の家?
ビデオカメラ久しぶりに用意してもらわないとかしら!?
うちの相方、持ってたはず~( *´艸`)

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

小さいお店のショコラティエなんてやってますが、ものすごいエリートなんです(笑)
またもや年齢詐称疑惑!?
ま、確かに二十歳には見えませんよね~…。
ユノ様、完全にコドモwww
ユノパパ、すっかりチャンミン君を気にいっちゃったみたいです♡
どちらが嫁いでも安泰ですね~(´∀`*)ウフフ

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: 嫌だわ~全く嫁~

か◇ 様

すっかり、バカップルに逆戻り(笑)
やっぱりふたりはこうでないとね~(*´∀`)♪
取り柄は床上手( v^-゜)♪…っていう嫁、どうですか?www

コメント

初めまして

この夏に ふとしたことから東方神起(5人)のミロティックを聞き、 歌声や姿、性格から、チャンミンが大好きになってしまって、今では2人の仲良しな所が大好きになって…最近、こちらのブログにたどり着きました。
一気にいろいろなお話を読ませていただいてます。
このお話は大好きで大好きで。
泣いたり 笑ったりしながら読ませていただいてます。日々の楽しみになっています。
ありがとうございます
∵¨¸゚.(*∇*).゚¸¨∵

コメント

Re: 初めまして

Mar◇na☆ 様

初めまして!
コメントありがとうございますm(__)m

チャンミン君、カッコイイし、可愛いし、美人ですよね~(´∀`*)ウフフ
歳を重ねるごとに色気が…( *´艸`)
かなり作品があるので大変だったのでは?
その中でもBittersweetがお好みなんですね♡
ありがとうございますm(__)m
葉月もこのふたりのやり取りとか大好きなんです♪
これからもどうぞよろしくお願いいたします(≧▽≦)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.