雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 75


TAXI 75



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



残されたオレたちはしばし立ちすくんでいた。

なんか、ものすごく負けた気分だ。

やっぱり兄はカッコイイ。

ムカつくけど。

チャンミンはどう思っているんだろう…。

心揺らいではいないだろうか。

オレを選んだことに対して。

不安に駆られながら振り返れば、同時にチャンミンが振り返った。

微笑みを携えて。

「ユノ、部屋に戻ろう?」

「いいのか…?」

「え…?」

「ホントに、ひょんじゃなくてオレでいい?」

思わずそう問いかけていた。

飲み込んでしまえばいいのに、つい。

失敗したと思ってもすでに遅い。

でも、チャンミンは呆れたようにオレを見つめていた。

「ユノ、僕が言ったことちゃんと聞いてた?」

「聞いてたけど…」

「僕はユノが好きなんだよ。ユノじゃなきゃ、嫌だ。ユノのそばにいたい」

「…」

なんだろう。

チャンミンがはっきりと兄の前でオレのことを選んでくれたのに、不安になってしまった。

オレにできるんだろうか…。

大切な人を、愛する人を幸せにすることが。

「僕、ユノがそばにいないと笑えないんだ。全然、楽しくない」

「…」

「ユノといることが、僕の幸せなんだよ?」

「チャンミナ…」

そっと、チャンミンがオレの手を取る。

伝わってくるぬくもり。

注がれる真っ直ぐな視線。

チャンミンに迷いは一切ない。

あとは、オレだけだ。

精一杯やればいいじゃないか。

いまはできなくても、幸せにできるように努力すればいい。

頑張ればいい。

チャンミンを愛する気持ちだけは、誰にも負けない自信がある。

そして、何よりもチャンミンがオレを選んでくれた。

「幸せにする。絶対に。約束するよ」

「いまでも十分幸せだよ?ユノがこうして僕のそばにいてくれるだけで」

ホント、チャンミンは天才だ。

ついさっきまで不安に駆られていたのに、気づけば微笑んでいる。

そっと口づけを交わし、部屋へと戻った。

「チャンミナ、愛してる」

「僕も愛してる」

細い身体を抱きしめて、何度も愛を紡いで、幾度も唇を重ねて。

いつのまにかまたベットの上。

昨日散々シただろうって宥めようとしても、どうにもならない。

ホント、困ったヤツだ。

こんなんてオレはチャンミンを幸せにできるのか…?

でも、愛したくて仕方ない。

「ユノ…」

チャンミンも求めてくれてる?

見上げる濡れた瞳。

いつもよりもっと意識してその身体を丹念に愛す。

優しく、愛しさを伝えるように。

せっかくの休みなのに、ずっとチャンミンと寄り添って、愛して。

あっという間に休暇は終わっていった。

コンサートの準備に入り、また時間に追われる毎日。

そんな中、取材が1件舞いこんできた。

来月に迫ったコンサートの告知を兼ねての雑誌インタビューだった。

その最中、インタビュアーが問いかけた。

「恋人はいらっしゃるんですか?」

幾度となく聞かれたその問。

そのたびに、濁してきた。

でも、いまはもうその必要はどこにもない。

「えぇ。ようやく、想いが通じました」

「え!?」

「幼稚園の頃からずっと片想いしてたんですよ。その人と、晴れて恋人になりました」

スタジオの隅にいたチャンミンが驚いたように大きな眼をさらに大きくさせていた。

別に隠すことじゃない。

「ど、どんな方なんですか?」

「スレンダー美人。目が大きくて、ものすごく可愛いんです。料理も掃除もできるし。オレにはもったいないくらいの人です」

インタビュアーがちらちらとスタッフの様子を伺う。

このまま進めてもいいのかと、確認するように。

「大丈夫ですよ。事務所にも報告してありますし、プライベートに関しては一切関与しないって契約なんで」

足を組みかえ、そっと微笑んだ。

隠すつもりは毛頭ない。

最初から。

後ろめたいことなんて何ひとつないから。

「そう、なんですか…?」

頷き、用意されていたミネラルウォーターを口へと運んだ。

面倒だと思っていたけど、チャンミンのことを語れるのなら話は別だ。

「では、続けさせていただきますが…。その方は、同じ業界の方でしょうか?」

「いえ一般人です。あんまり美人だからうちの事務所が色々モーションかけてますけど、許すつもりはないんで」

「なぜですか?」

「見せたくないからに決まってるじゃないですか」

それ以外の理由なんてない。

だって、あんな美人、放っておくわけがない。

これ以上ライバルが増えるなんて…。

考えただけでも恐ろしい。

「U-Knowさんがそれほどまでに愛している女性、見てみたいんですけど…」

「女性じゃありませんよ」

「え!?」

「美人だけど、列記とした男です」

ぽかんとしたその表情。

なんか、いい気分だ。

すっかりペースが乱れて、インタビューは散々なもの。

使われるのかどうかは謎だ。

「ユ、ユノっ」

インタビューが終わって控室に戻ろうとしたオレに駆け寄ってくる青ざめた表情。

それも、可愛いな。

「な、なに考えてるの!?」

「事実を言っただけだろ?隠すつもりなんかないし」

細い腰を抱き寄せて、そっと唇へキスをした。

後ろで聞こえた音に振り返れば、インタビュアーだったそのひとがお化けでもみたような表情でオレたちを見つめていた。

指を差して、口をパクパクさせて。

インタビューは終わったのだからとどまる必要はない。

同じく言葉を失っているチャンミンの細い腰に腕を回して、控室へと戻った。

「ユノ、お前なぁ…」

怒る気力もないようで、マネージャーもそう言ったきり、その続きは深いため息に変わった。

チャンミンはといえば放心状態でソファにうずくまっていた。

「チャンミナ?」

メイクを落としてからその隣へと腰を下ろし、細い肩を抱き寄せた。

ぽてっと、肩に寄りかかる小さな頭。

額にそっと口づけ、オレもまたその頭にもたれかかった。

「あんなこと言って…バッシング受けたらどうするの…?」

「別にいいよ。その時はその時。オレはチャンミナはいればそれでいいから」

仕事がなくなったってかまわない。

チャンミンがいてくれれば。

「バカ…」

「ホントのことなんだから仕方ないだろ?」

この仕事に未練なんてないんだ。

ほされたって構わない。

そうしたらチャンミンと一緒にいる時間が増えるし。

引退しなきゃいけないなら、引退する。

きっと、それでもチャンミンはオレのそばにいてくれるって信じているから。

「それに、こんなバカでもチャンミナはそばにいてくれるだろ?」

「…当たり前」

ちらりとオレを見つめ、ぼそっとそう呟く。

少し恥ずかしそうに。

なんか、ホントに幸せすぎてどうしよう…。



痛いほど愛した過去。

幸せな現在。

この時が永遠に続くよう、僕たちは祈り続ける…。



完。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

終わりましたよ~(´∀`*)ウフフ
なんだかんだ、いろいろと試練がありましたが(笑)
続きですか?
どうしようかな~( *´艸`)

なんとか雨は避けたい…。
祈祷しなければ(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

このお話、ホントに長かったですよね…(;^ω^)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

いろいろとありましたが、なんとかそれぞれ幸せになれる予感♡
ユノ様に至っては徹頭徹尾男前で、ムソク様もなんとか軌道修正できたし、チャンミン君は素直になれたし( *´艸`)
それぞれに多々辛いことがあったので、これからは幸せ一色だといいですね~♪

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Re: タイトルなし

こ◇ろ 様

一番、結ばれるまでが長かったカップルかも…。
ホント、長かった~…(;^ω^)
でも、ハッピーエンドになりましたよ~♡
次の作品もご期待に沿えるといいのですが…。

Thank you my girl、葉月も大好きです(≧▽≦)
聴き込んで、妄想してみますね~(^^♪

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Re: タイトルなし

あ◇まい 様

確かに、このお話のユノ様はまさしく純愛でしたね(;^ω^)
しかも一途で、男前で。
でも、チャンミン君も最後はちゃんと自分の気持ちを言えるようになりました♡
これもユノ様の深い愛情のおかげです(´∀`*)ウフフ
面白いと言っていただけて、終わるのが寂しいと言っていただけて、とても光栄です!
そんなこと言われると…もしかしてもしかしちゃうかも!?

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Re: タイトルなし

ラ◇まま 様

ドキドキというか、ヤキモキというか…(;^ω^)
なんていうか、すれ違いばかりのふたりでしたね~…。
せめてユノ様が連絡していればもうちょっと早くラブラブになれたんでしょうけど…。
ま、とりあえずはハッピーエンド♡

母性本能、くすぐられちゃいました?
特に、このお話のチャンミン君は守ってあげなきゃって思うときが多かったかも…(笑)
きっとユノ様もそんなチャンミン君に心奪われちゃったんでしょうね~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

は◇ 様

最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
予想通りの切なすぎる展開だったのでは?
ドS葉月の本領発揮なお話でした(笑)
最後はムソク様も大人になって、ユノ様とチャンミン君は晴れて公認カップル♡
チャンミン君に尻に敷かれるユノ様と、砂を吐くほど甘いふたりの生活?
確かにちょっと妄想を刺激されますね~( *´艸`)
もしかしたら、もしかしちゃうかも!?

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Re: なかなかにドSですよねw

し◇しま 様

かなりのドSですよ~(´∀`*)ウフフ

お話の情景が浮かんでいただけたなら何よりです!
ハラハラ、ドキドキな展開…だったかな?
とりあえず切なさはいつになく満載だったと思います(笑)
チャンミン君の未来は…どうなってるでしょうね~?
芸能人?マネージャー?それとも違う何か?
まだ若いふたりですから、未来もより取り見取り。
どんな社会人になるのかな??

新作もTAXI同様、応援のほどお願いいたしますm(__)m

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