雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 1


Heaven's Day 1


君と僕の胸に刻まれる楽園。

いま、僕たちは…。




HeavensDay01.png




広い部屋に、大きなベットがぽつんとひとつ。

大きな窓からは茜色の光が差し込んでいる。

白いシーツの上に横たわり、見上げる。

「震えてる」

僕を組み敷きながら、彼は薄く笑う。

でも、その笑顔も心からのものではない。

作りもの。

あなたの心には誰も住んでいない。

「怖いのか?」

高慢とも思えるその鋭い眼差しの中に僕はどう映っているんだろう。

まるで、鏡だ。

ただ映し出すだけのもの。

それが、悲しい。

ひと時だけでもあなたの心の片隅に置いてほしい。

願うだけ無駄だとわかっていても、夢見てしまう。

「オレが好きか?」

好きだよ。

いつの間にか、心奪われてしまった。

男が男を好きになる。

なんて、不毛なんだろう。

砂漠に木を植えるようなものだ。

でも、止められない。

彼が僕のものになる日はないとわかっていても。

彼にとって装飾物のひとつだったとしても。

好きになってしまったから。

なにより、僕はあなたの手を取ってしまった。

きっと、僕はバカなんだ。

どうしようもない、バカだ。

「安心しろ。優しくしてやる」

優しくなんか、しないで。

どうせなら酷くしてほしい。

これ以上好きにならないように。

できるなら、キライになれるように。

だって、どうせ報われない想いなのだから。

大きな手のひらが、シャツのボタンへと差し掛かる。

弾くように外されて、少し冷たい空気が肌を撫でていく。

「…っ」

なぜだろう。

無意識に、その手を阻んでいた。

眉根を寄せ、不機嫌そうに僕を見下ろす。

「じ、自分で、やります…」

この部屋に来て、初めて僕が発した言葉がそれだった。

あくまで、これは僕の望んだことなんだ。

後で、彼のせいにしないために、僕は自らボタンへと手をかけた。

震えているせいで、うまく外れない。

「面白いな、お前」

「つまらない人間です」

そう、酷くつまらない人間だ。

なんのとりえもないし、不毛な想いに囚われて。

「名前、なんだっけ?」

名前すら覚えてもらえてないんだ…。

それくらいの存在。

目の当たりにした事実に、チクっと心が痛む。

「チャンミン、です。シム・チャンミン」

ようやくボタンがすべて外れた。

すると、伸び着てきた手が肩を掴んで、再びベットへと押し付けられる。

「…っ」

首筋に痺れるような痛みが走った。

「お前、気に入ったよ。シム・チャンミン」

「…」

「じっくり可愛がってやる」

胸に宛がわれた手のひらの先端が胸の突起に触れた。

「あ…っ」

思わず口から飛び出た声に、慌てて手で覆い隠す。

「いい声で鳴くんだな、お前。しかも、感度もいい」

身体が一気に熱くなる。

逃げたい、と思った。

ここに来たことを、後悔し始めていた。

でも、いまさら逃げられない。

ヘビに睨まれたカエルのように動けない。

怖い。

逃げだしたい。

でも、ひと時だけでも彼のものになりたい。

ベルトを外す音。

それを抜く音。

ドクン、ドクンと心臓が耳元で鳴っているようにこだまする。

「女みたいな顔してるけど、ちゃんと男なんだな」

「…っ」

「しかも、そこらの女より可愛いし、肌も綺麗だし」

つーっと指先が芯を持ち始めた僕の性器を撫でる。

自分以外の手に触れられて、否応なく震えた。

何を期待しているんだろう…。

期待なんて、するだけ無駄だってわかっているのに。

「何より、間違って妊娠することもないし」

また小さな棘が心に刺さる。

「それに、一度試してみたかったんだよ」

ゆっくりともったいつけるように、顔を近づけてくる。

そして、耳元でぴたりと止まった。

「男とのセックス」

声そのものに甘い毒が含まれているみたいだ。

言葉には毒しかないというのに、声に乗せられると違う色を纏う。

でも、心が痛むことに変わりはない。

次々と刺さる小さな棘。

仕方ない。

彼には、心がないから。

綺麗な入れ物に納められた、空っぽな人間。

だから、わからない。

どんな言葉が他人を傷つけるのか。

いや、もっと根本。

痛みそのものがわからないんだ。

ゆえに、思ったままを言葉にすることに躊躇いがない。

探しているんだ。

きっと。

夢中になれるものを探している。

心を満たしてくれるものを。

願わくば、それが僕であることを…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

初っ端からコレです(笑)
チャンミン君の切ない片想い?
お相手は…誰でしょうね~?
ムソク様じゃないとイイんですけどwww

TAXIの読み返しですか!?
ありがとうございますm(__)m
なかなかの長編なので、大変かと…。
でも、結末を知ってから読み直すといろんな発見があったりするんですよね~(´∀`*)ウフフ
葉月も好きな小説は何回も読み返しちゃいます(笑)

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

翻弄されるの好きなクセに~(´∀`*)ウフフ
お相手、誰でしょうね~?
まさかのムソク様再登場とか!?

今回のお話は何話かな?
何話だろうね~www

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