雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (38)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Heaven's Day 4


Heaven's Day 4




HeavensDay01.png





モノクロの世界でオレは生きてきた。

幼い頃からずっと。

どいつもこいつもオレにヘコヘコ頭下げて、何も言わない。

見て見ぬフリ。

誰も、オレのことなんか見ていない。

見ているのは、後ろにある財閥という肩書きだけ。

しかも、それすら間違っている。

オレは単なる愛人の息子であって、跡継ぎでもなんでもない。

与えられた家で、与えられた金で生きているだけ。

なんとなく。

それでも母親は満足らしい。

働かなくて住むし、その上なんの不自由もない生活。

大半は旅行に費やしていて、ほとんど家にも帰ってこない。

快適といえば、快適だ。

でも、独りではない。

雇われたメイドや執事という肩書きを持つ人間が何かとオレに関わってくる。

必要以上の干渉はしてこないけど。

まぁ、跡継ぎではないにしろ、父親の経営する会社に就職することはもう決められていた。

ある程度経営学を学び、その後子会社をひとつ振り分けるつもりらしい。

そんなもの、必要ないのに。

だからだろうか。

なんに対しても興味が持てない。

すぐに飽きてしまう。

遊びにしても、女にしても。

夢中になれるものを探しながら生きる日々だ。

群がってくる連中に作り笑いを浮かべ、適当にあしらいながら。

できるなら、独りでいたいのに。

一度家に帰って、なんとなく家をぶらついていた。

オレのことを知らない店に行ってみようと少し離れた繁華街まで足を伸ばして。

でも、なんとなく入る気が起きない。

しばらくぶらついていたが、飽きてしまった。

しょうがない、帰るか…。

どれだけ嫌だといっても、オレの帰る家はあそこしかない。

駅へと向かって歩きだしたそのとき、目の前に飛び出してきたものが逢った。

「…」

ふわふわと揺れる髪。

青ざめた表情。

大きな瞳。

女…?

呆然とした。

綺麗だ、可愛いだと言われている女は幾度となく見てきたし、抱いてきた。

でも、どれにも心動くことはなかった。

媚びるような眼差しに、計算尽くされた言葉。

作り物に興味はない。

ましてや、オレじゃないものを見ているヤツラには。


「す、すみません!」
よく通る声だった。

走り去っていく後姿を見つめ、追いかけることもできず立ち尽くす。

その後すぐに、オレへと向かって突進してきた男たちがいた。

「どけっ!」

どうやら、こいつらに追われているみたいだ。

だから、そっと足をかけてやった。

するとものの見事に転がる。

ドミノみたいに。

「お前…っ」

ちょうどいい、玩具を見つけた。

少しはストレス解消になるだろう。

そう思ったんだが…あまりにも弱すぎる。

あっという間に逃げ去った男たちにため息をこぼし、先ほど逃げて行った人が消えた方向へと視線を移した。

長く伸びた手足。

細い腰。

一瞬だけ見えた顔がやけに深く脳裏に焼きついていた。

綺麗だったな…。

たぶん、いままで出会ったどんな人より。

また逢えるだろうか…。

気づくとそう心の中で呟いている自分がいた。

なんに対しても興味の持てなかったオレが、たった一瞬で興味を覚えた。

でも、すぐに興味を失うかもしれない。

けれど、もしかしたらこれがオレの捜し求めていたものかもしれない。

淡い期待が胸を焦がす。

少し遠いけれど、ここまで来てよかった。

そう呟き、家へと帰った。

翌日。

夜遅くまで遊んでいたせいか、眠い。

どうせサボったところでオレを責めるヤツなんかひとりもいやしないと、保健室へと向かった。

ほぼ指定と化しているベットに横たわり、惰眠を貪る。

深い眠りと浅い眠りを幾度となく繰り返しながらまどろんでいると、不意に気配が生まれた。

「…」

気づけばすでに正午。

どうやら午前中いっぱい眠っていたらしい。

凝り固まった身体を伸ばしながら立ち上がり、食堂へと向かおうと思ったそのときだった。

何かを暗示するようにカーテンがわずかに揺れた。

「…」

感じるものがあったんだと思う。

何気なく覗き込めば、見たことのない生徒だった。

男か…。

男に興味はないと身を翻そうとしたとき、寝返りを打った彼の顔が視界の隅に映りこむ。

目を見開いた。

驚きに、呼吸さえ忘れてしまうほど。

間違いない。

昨夜、繁華街で出逢ったその人だった。

少し癖のある柔らかそうな髪。

瞳はまぶたの裏に隠されているけれど、間違いない。

コイツだ。

「…」

まくら元に置かれたブレザーを見やれば、名札がある。

2年Aクラス、シム・チャンミン。

その名前はなんの抵抗もなく頭の中に入り、刻み込まれた。

なんとなく手を伸ばして、その髪に触れる。

予想通り、柔らかい。

まるで猫のようだ。

「ん…」

こぼれた声に、心臓が跳ねた。

なんなんだ?

こんな感覚、オレは知らない…。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様も実は気になってました~(´∀`*)ウフフ
なのに知らないふり(笑)
なかなかにひねくれた性格をお持ちのようですwww

コメント

Re: ぐふふ…

K◇O 様

面白くなってきました?
それならよかったです(≧▽≦)
ユノ様、どうする気かな??
いつにないユノ様の屈折っぷり(笑)
翻弄されるのはどっちなんでしょうね~( *´艸`)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様も何やらいろいろあるようですよ~( *´艸`)
いったいどうなるんでしょう?
チャンミン君と出逢うことでユノ様の何が変わるのか…。

ヘソンさんを覚えていただけて何よりです(≧▽≦)
ウギョル、見てたんですね~♪
あのあとチュンジェ君はその方とお付き合いして、破局しました(笑)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.