雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 10


Heaven's Day 10




HeavensDay01.png




どういう意味…?

彼のものになるって、どういうこと…?

いや、それ以前になぜ彼はこんなことを言い出したんだ?

「なんで…」

「面白そうだから。お前、オレの周りにいなかったタイプだから」

「…」

あぁ、そうか。

彼にとって僕はおもちゃのような存在なんだ。

きっと、すぐに興味を失って、捨てられるんだろう。

でも、僕がここで頷けば施設を救うことができる。

だって、聞いてしまったんだ。

もう銀行の融資を打ち切られてしまったことを。

存続が厳しいことを。

まだ、小さな子どもたちが大人になるまでたくさんの時間がかかる。

家を失わせるわけにはいかない。

路頭に迷わせることは絶対にしたくない。

血は繋がらずとも、僕の大事な家族だから。

そして、このままバイトを続けても、高校を卒業してすぐに就職をしても、稼げる金額は高が知れている。

限界まで生活を切り詰めたとしても、寄付できる金額では食費も賄えない。

それじゃ足りない。

もっと、稼がなきゃ。

もっと、頑張らなくちゃ。

けれど子どもというのは無力だ。

身体は大人と変わらないくらい大きくなっても、所詮未成年。

働ける場所も、金額も限られている。

精一杯努力したとしても。

なんて、空しいんだろう…。

この国に生まれて、同じ学校へ通って、年齢も、身長もさほど変わらないのに…。

どうして僕と彼はこんなにも違うんだろう…。

「答えは?」

「…」

天秤にかけるまでもない。

施設に住まう、たくさんの幼い命を守れるなら、僕ひとりどうなったところで構いやしない。

そして、僕にそれができるなら。

「ホントに、施設を援助してくれるんですか…?」

「あぁ、約束する」

「…」

だから、僕は手を取った。

その言葉を信じて。

ふっと、彼は笑った。

世界の君臨者のように、高慢に。

思い通りにならないことはなにひとつないとでも言うように。

「今日からオレの家に住め。それと、バイトもやめてもらう」

「え…?」

「なんだ?」

文句でもあるのかと言いたげな態度。

「妹や、弟たちの面倒を見ないと…。施設長もだいぶ年取ってるし、あの人数を独りでみるのは大変だから」

「…従業員を雇えばいい。お前はただ、オレの言うことだけ聞いてればいいんだ」

「…」

いったい、僕はこの先どうなるんだろう…。

だって、彼がいつまで寝床を与えてくれるかわからない。

バイトも辞めさせられてしまったら、卒業後に自立するための先立つものさえない状態。

施設にも戻れないし。

そうなると僕は一文無しのホームレスになってしまう。

でも、いま施設を助けられるのは僕しかいない。

「いいから来い」

未来が、黒く塗りつぶされていく。

これじゃ、犬だ。

飼い主を得て、家を得て、エサを与えられて。

でも、心の中で不安を抱く。

いつか捨てられてしまうかもしれない、と。

彼の興味が失せたそのとき、僕は自由を得る代わりにその他のすべてを失う。

でも…いいか。

施設に住まうたくさんの幼い命が守れるのならば。

どうせ、僕が死んだところで悲しむ人なんか独りもいやしないのだから。

「基本的には好きなようにしてていい」

「え…?」

「ただ、オレが呼んだらすぐに来い。オレの命令に逆らうな」

「それだけ、ですか…?」

もっと、動物じみた扱いを受けるんじゃないかと思っていた。

思わずそう問いかければ、いぶかしむような視線が振り返った。

「まぁ、とりあえずオレのものになってもらう」

「え…?」

「当然だ。ちゃんとオレを愉しませろ」

まさか、と言葉を失った。

そういう意味…?

血の気が音を立てて引いていく。

「お前、オレのこと好きだろう?」

「な、に言って…」

「手握られたくらいで顔真っ赤にして、違いますなんて言えないだろう?」

「…っ」

血の気が引いたと思ったら、今度は顔が燃えるように熱くなる。

完全に、手の上で玩ばれている。

「利害は一致しているんだ。いいだろう?どうでもいい下衆に抱かれるよりは」

「なんで…」

「理由?そんなものはない。ただ、したいようにする。それだけだ」

駅のロータリーへとたどり着くなり、タクシーへと押し込められた。

育った街が、遠ざかっていく。

逃げられないようにという意図なのか、手は握られたまま。

僕はただ流れ行く景色を脳裏に焼き付けるよう、じっと見つめていた。




つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

学校は大丈夫ですよ?
一緒に登下校になるくらいで(笑)
ユノ様の気持ちがわからないからチャンミン君は辛いですね~…。
ま、ユノ様自身わかってませんがwww
予想、しないんですか?
罰ゲーム楽しかったのに(´∀`*)ウフフ

酒盛りの予定、早く立てないと♡
お休み希望、出せなくなっちゃう~(>_<)

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Re: わかってるよ❗

ペ◇マミー 様

ユノ様、いつになく言葉が不器用(笑)
チャンミン君を好きっていう自覚はまだないようです(T_T)
いつになったら気づく?
じゃないとチャンミン君が不安になっちゃう~(>_<)
いや、もうなってるかwww

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Re: イイですねぇ!

し◇しま 様

ありがとうございますm(__)m
これからも癒しになれるよう、気に入っていただけるよう、日々精進してまいります(≧▽≦)
どうぞ、よろしくお願いいたします♡

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