雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (37)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Heaven's Day 13


HeavensDay01.png



Heaven's Day 13




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



オレの手で、その動きで、感じてくれている。

こぼれる声とか、淡く色づいた肌とか、視覚、聴覚、触覚、あらゆる感覚が興奮を呼び起こす。

情けないことに彼の乱れるその姿に、オレ自身反応していた。

できれば、このまま襲ってしまいたいくらい。

しかし、その心は急激に冷めた。

硬く瞑られたまぶたの裏からこぼれた、透明なしずくを目にした瞬間に。

「…っく」

思わず、腕を掴んでいた手を解いていた。

子どもが母親の胎内にいるときのようなその姿勢。

細い身体を震わせ、懸命に声を殺しながら彼は泣いていた。

「…」

まさか、泣くなんて…。

泣き顔も見てみたい。

確かにそう思った。

でも、いま目の前にある光景は想像とはまったく違うもの。

こんなことを望んだのではない。

こんな風にしたかったわけじゃない。

どうしたらいい…?

さっぱり、わからない。

慰め方なんて、オレは知らない。

でも、このまま放っておくなんてもっとできない。

手が、視線が宙を彷徨う。

何かいい案はないかと、思い巡らせながら。

意を決して触れてみれば、ビクンと怯えるように身体が震える。

思わず、オレまで震えてしまった。

今度は怯えさせないようにそっと触れ、その身体を抱き上げた。

身長はさほど変わらないのに、なんなんだ?

この軽さは。

ホントは女なんじゃ…と思い、すぐさま否定した。

いま、男のシンボルに触ったばっかじゃないか、と。

優しくベットへと下ろし、無意識にそっと髪へと口づけを施す。

「おやすみ」

部屋の扉を閉め、深い息をついた。

オレは何をやってるんだ?

何がしたいんだ?

とりあえず彼が欲しいと思った。

だから少し卑怯な手ではあるけれど、手に入れた。

触れたいと思った。

だから、触れた。

キスしたいからキスして、ちょっとイタズラ心でもう少しだけ先に進んで。

思うままに行動したはずなのに、何かが引っかかってる。

それこそ、後悔というか、罪悪感というか。

彼の涙を瞬間に。

理解できない自分の感情。

苛立ちを誤魔化すように乱暴に頭をかき、向かいにある自分の部屋へと向かった。

「あ…」

しまった。

着替えとか、風呂とか、なんにも説明してない。

さすがにあのまま寝させるのは、酷すぎやしないか…?

下着なんか、精液まみれだし。

「…」

また、ため息がこぼれていく。

クローゼットから適当に着替えを引っ張り出して、適当な箱に押し込んで、彼に宛がった部屋の扉を開いた。

声はかけずに、それをそっとカーペットの上へ置く。

まだ、かすかに聞こえる嗚咽。

胸の辺りがぎゅっと締め付けられるように傷んだ。

「…」

ホント、さっぱりわかんない…。

思うままに行動すればすっきりするはずなのに、いままでずっとそうだったのに、何かが違う。

全然、満たされない。

苛立ちをどうすることもできず、ベットへと身を投げた。

手にはまだ彼の体液と香りが染み付いている。

不思議と、気持ち悪いとか、汚いとか思わない。

なぜ…?

意味不明なことばかりだ。

とりあえずこのまま眠るわけにはいかないと、部屋に備え付けられている小さなバスルームへと向かった。

軽く身体を流せればいいや、と思って。

髪を乾かすのも億劫で、そのまま再びベットに横たわる。

目を閉じれば浮かぶ彼の姿。

なんか、笑ってる顔が見たいかも…。

どうしたら笑ってくれるんだ?

あの施設が経営難から立ち直れば笑ってくれるのか?

それとも、なんかプレゼントでもしてやればいい?

うまいものを食わせて、最大限贅沢させて。

そうすれば笑ってくれる?

こういうこと考えるのは初めてだ。

もちろん答えは彼しか持ってないけど、考えるのが楽しい。

そんな結論に至り、思わず自嘲した。

なんだ、それ…って。

とりあえず、施設をどうにかしてやって、プレゼントでも贈ってみよう。

ひとつずつ試してみればいい。

閉じていたまぶたを開き、パソコンへと向かった。

何を贈ろうかと。

身につけられるものがいい。

オレのものだと誇示するように。

たとえば、ネックレス?

ブレスレット?

想像はむくむくと広がっていく。

彼がつけているところを想像しながら、ぴったりのものを探して。

そうしていると、いつの間にか窓の外が白くなっていた。

大体の目星はつけたし、あとは買いに行けばいいだけ。

ベットに潜って目を閉じればすぐさま意識は深くへ沈んでいった。

夢の中で、オレは彼と買い物に来ていた。

すぐに夢だってわかった。

だって、彼がオレに微笑みかけてくれたから。

でも、夢でもいい。

いまは。

必ず現実のものにするから。

もう二度と、泣かせたいなんて思わないから。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

仰る通り!
間違いなくユノ様、初恋しちゃってるカンジです(´∀`*)ウフフ
いつ気づくのかな~…"(-""-)"
チャンミン君が可哀想すぎるっ(>_<)
不器用というか、無知というか…(笑)

コメント

Re: チャンミンが、ユノが、

y◇ki 様

訪問いただきありがとうございますm(__)m
チャンミン君はホント儚いイメージがピッタリですよね~(´∀`*)ウフフ

ユノ様は育った環境からか、愛というものがわからないようです。
完全に一目惚れなんですけどね(;^ω^)
いったい、どうするんでしょう?
ユノ様なりに頑張ってはいるようですが…(+_+)
早く気づいてあげて~っ(>_<)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.