雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 16

 
HeavensDay01.png



Heaven's Day 16




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんだか、子どもみたいだ。

一生懸命お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をする、小さな子ども。

そんなはずはないんだけど、なんだかダブって見えて、気づくと笑っていた。

見られてしまったのか、いぶかしむように彼はしばらく僕を見ていた。

気づかぬフリで歯を磨き、彼に促されるまま車へと乗り込む。

いったい、どこへ行くつもりなんだろう…。

車が停車したのは、高級ブランド店が軒を連ねる大きな通りだった。

僕なんかとは無縁の場所だ。

絶対に足を踏み入れることはないはずの場所になぜか僕は降り立ち、腕を引かれて歩いている。

「いらっしゃいませ、チョン様」

「コイツに似合いそうなの適当に見繕って」

「かしこまりました」

耳を疑っている間に、話は進んでいってしまう。

「え!?あ、あの、ちょ…っ」

だって、こんな有名ブランド、いったい1着いくらするんだ!?

冗談じゃない。

服なんてどうせいつかダメになるんだから、バーゲン品で充分。

ブランドなんてタグがついているだけでゼロが1個違うんだから。

断ろうと思っているのに、彼がどんどん離れていく。

呼び止めたいけど、なんて呼んでいいかもわからない。

「ちょ…ユンホさんっ!」

焦った僕はなぜか、彼の下の名前を呼んでいた。

弾かれたように振り返った彼の顔には驚き。

そして、すぐさまそれは微笑みへと変わった。

少しぎこちないけれど、ちょっと幼い印象を受ける。

「初めてオレの名前呼んだな」

「…」

なんで、いまさら僕に笑いかけてくれるんだ…?

急に恥ずかしくなった。

何も、言えなくなってしまった。

ズルイ人だ…。

ポケットに手を突っ込み、悠々と僕へ歩み寄ってくる。

「それと、”さん”はいらない。ユノでいい」

「で、でも…」

「いいから。命令だ。ほら、呼んでみろ」

ここで?

呼ぶ必要もないのに?

店員が、くすくすと声を立てて笑っている。

居合わせたお客さんも。

「ユ、ユノ…」

「なんだ?」

「…っ」

呼べって言ったくせに、”なんだ?”って…。

「冗談だ。今度からちゃんとそうやって呼べ。それ以外は無視するから」

「なんのために…?」

ホントに、意図が読めない。

この人の考えていることがわからない。

「さぁ…?なんでだろうな?ただ、オレがそうしたいだけだ」

「…」

呆気に取られるほかなかった。

至るところを測られて、着せ替え人形のように何度も着替えて。

しかも1軒や2軒じゃない。

たぶん、2桁は軽く行っている。

いったい、いくら買い物をする気なんだ?

この1日で一生分の買い物をしている気がする。

「レストランを予約してある。そこで食事をして、最後にもう1軒寄るから」

「え…?ま、まだ…?もう、これ以上は…」

「いいからお前は黙ってオレに従ってろ」

「…」

そう言われたら、黙るしかない。

彼の…ユノの命令は絶対だから。

それが条件だから。

「これから一緒に歩くことが多くなるんだ。それなりの格好が必要だからな」

「…」

あぁ、そういうことか…。

好意とかじゃなく、単なるアクセサリー。

みずぼらしい格好をしているのが隣にいたら、迷惑だから。

行動の理由はわかったけど、ショックだった。

別に何かを期待していたわけじゃないけど、たぶんひそかに願ってしまったんだ。

僕のためなんじゃないか、って。

でも、違った。

当然だけど。

その後、高そうなレストランに連れて行かれて、遅めのランチを食べさせてもらった。

正直、味は覚えていない。

とりあえず、飲み込むように食べただけ。

「口に合わなかったか?」

「え…?そ、そんなことは…」

「そうか?」

口に合うとか合わないとか、それ以前の問題だ。

落ち込んだ心が一向に浮上しない。

最後だと連れてこられたのはジュエリーショップだった。

しかも、またもや有名なブランドショップ。

ずらりと並んだ、眩しいほどの貴金属。

磨かれたショーケースの中、綺麗に陳列されている。

ざーっとユノはそのアクセサリーを眺め、控えていた店員を呼んだ。

「これと…これと、あれ。見せて」

「かしこまりました」

腕を取られ、奥にあるソファヘと腰を下ろす。

立っているのもおかしい気がして、僕もその隣へと腰を下ろした。

トレイにユノが指し示したアクセサリーを手に、先ほどの店員が向かいへと腰を下ろした。

「こちらでお間違いないですか?」

「あぁ」

頷くと、おもむろに僕の袖をたくし上げた。

これも!?

ちらりと見えた値札に、眩暈がする。

万が一にも壊してしまったら、とんでもないことになると動けないまま。

ブレスレットをつけられたり、ネックレスをつけられたり。

ひやっとした感触。

緊張に、汗がじわりと湧いてくる。

「これでいい。同じものをふたつくれ」

「ありがとうございます」

にこやかに去っていく店員はいったい、どう思っているんだろう。

そして、ユノは何を考えているんだろう。

ちらりと窺うように見やれば、冷めた表情で首をかしげる。

文句でも?とでも言いたげな表情。

「あの、なんで…」

服を買ってくれた理由はわかった。

でも、アクセサリーを買う理由はわからない。

しかもなぜふたつ?

「首輪、必要だろう?オレの所有物だって証だ」

「…」

カードであっさりと支払を済ませ、車に乗り込むなり左腕に嵌められた。

ずしっと、重く、冷たく感じた。

そして、もうひとつはユノの腕に。

「家に向かって」

「かしこまりました」

表情ひとつ崩さない運転手。

僕の腕には首輪と称されたブレスレット。

そしてユノの腕には僕とサイズ違いの、所有者の証とも言うべき同じデザインのブレスレット。

「それ、絶対外すなよ?わかったな?」

「…はい」

どれだけ身分不相応だと思っていても、ユノの言葉には逆らえない。

それが、僕の宿命。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様、痛恨のミス!
せっかくちょっとチャンミン君が心を開こうとしていたのに…(T_T)
言葉に不自由というか、不器用というか…。

施設のほうはどうなってるんでしょうね~(´∀`*)ウフフ
あと何話かって?
内緒です♡

贈り物?
なんでしょう??
楽しみ~っ(≧▽≦)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

不器用というか、言葉に不自由というか…。
ユノ様なりに一生懸命なんでしょうけど、言葉が伴わず(;^ω^)
チャンミン君が切ない…(T_T)
想いが通じる日は来るのかな~…(笑)

昔は酒豪でしたが、最近ではめっきり。
日本酒が好きなんですけど、すぐ酔っぱらっちゃいますwww
絡んじゃっていいんですか?
めっちゃイジリたおしちゃうかもですよ~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

K◇O 様

とても高校生の買い物とは思えませんね~(´∀`*)ウフフ
いったい何がしたいのかって?
一応、チャンミン君を喜ばせたいんです!
これでも!!
って、これじゃ伝わらないですよね~(;^ω^)

コメント

Re: (;´∀`)と!

ペ◇マミー 様

ユノ様、やっちゃいましたね~(;^ω^)
もうちょっと言葉を選ばないと、チャンミン君はおろか誰にも伝わりません!
いったい、このふたりはどうなる!?
学校でのふたりは…後程♡

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