雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (38)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Heaven's Day 17

 
HeavensDay01.png



Heaven's Day 17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんでだ…?

全然、笑ってくれない。

服も買いそろえて、おいしいゴハンも食べさせて、プレゼントも贈ったのに。

あと、何がある?

何をすれば喜んでくれる?

家へ向かう車中、考えてみたけど何ひとつ思い浮かばない。

そうこうしている間に家へとたどり着き、買ったものを彼の部屋へと押し込んだ。

「こっち」

ペアのブレスレットを嵌めた腕を引き、向かいにあるオレの部屋へと向かった。

とりあえず、笑わせるのは後でいい。

いまのところなんにも思いつかないし。

そのままベットへと押し倒した。

大きな瞳が見開かれ、不安に揺れる。

「なに?」

言いたいことがあるなら言えばいい。

言葉を飲み込む彼に少なからず苛立ちを感じた。

「お前がオレのものになったら、施設に送金する」

「…」

そう告げれば、強張っていた身体が脱力した。

顔を背け、目を伏せて。

でも、身体は小刻みに震えている。

「震えてる」

見たままを言葉にすれば、一度はまぶたの裏に隠された瞳が姿を現す。

言葉よりも雄弁に心を語る瞳には恐怖の色が見え隠れしていた。

「怖いのか?」

だから、問いかけた。

でも、返ってくる言葉はなく、再び瞳はまぶたの裏へ。

なんで…?

だって、彼はオレに好意を抱いているはずだ。

オレが触れただけで顔を赤らめ、恥ずかしそうに俯きながらも瞳は何かを求めていた。

それはオレじゃないのか?

「オレが好きか?」

なぜ答えない?

目を閉ざされてしまっていては、何も読み取れない。

怖いから?

別に怖がる必要なんてないのに。

「安心しろ。優しくしてやる」

酷くするつもりはない。

傷つけるつもりも。

服に手をかければ、思いがけずその手を掴まれた。

阻むように。

「…?」

眉根を寄せて首を傾げれば、彼は気まずそうに顔を背けた。

青白い顔で。

「じ、自分で、やります…」

ようやく発した言葉がそれ…?

笑える。

手が震えているせいでまともにボタンも外せない彼を見つめ、笑った。

「面白いな、お前」

ホント、面白い。

興味が尽きない。

次はどんな行動をするのか、何を言うのか、楽しみで仕方ない。

「つまらない人間です」

こんなに面白いのに、彼は自分をつまらないという。

どうして?

彼の一挙手一投足がオレは楽しく手仕方ないのに。

「名前は?」

知ってるけど、わざとらしく聞いてみた。

すると一瞬、彼は傷ついたような表情を浮かべた。

しかし、すぐさま消える。

すっと視線をそらして、俯いたまま囁いた。

「チャンミン、です。シム・チャンミン」

初めてだったんだ。

名前を1回で覚えた人間は。

あの日、保健室で見た名札に記された単語は脳に深く刻み込まれていた。

ニアミスをしたあの夜、出逢った奇跡に感謝しなければならない。

あれがなかったら、きっとオレは彼を知らずにいただろう。

いまもまだ。

なんかそれもちょっと面白くなくて、知らないフリをした。

なんとなく。

「お前、気に入ったよ。シム・チャンミン」

「…」

「じっくり可愛がってやる」

最後のボタンが外れるのを認め、手を伸ばした。

こぼれた白い肌。

その中に浮かぶピンク色の小さな突起。

指先で触れただけで声がこぼれた。

「あ…っ」

「いい声で鳴くんだな、お前。しかも、感度もいい」

笑いを禁じ得ない。

こんなにワクワクするのはいつぶりだろう…。

振り返ってみても、ない。

たぶん、初めてだ。

「女みたいな顔してるけど、ちゃんと男なんだな」

昨日触れた時、わかってはいたが、なんとなくいまさら自覚した。

まぁ、昨日は薄暗かったし。

よく見えなかったし。

じっくりその姿を見下ろしていると、頬に赤みが差した。

いいな、その顔。

すげぇそそられる。

「…っ」

「しかも、そこらの女より可愛いし、肌も綺麗だし」

ホント、綺麗だ。

それなりに見目のいい女を抱いてきたけど、足元にも及ばないカンジ。

「何より、間違って妊娠することもないし」

子どもは嫌いだから、子を設けるつもりもない。

どうせ、生まれたところで愛せないし。

できれば、結婚すらしたくない。

そんなしがらみに縛られるのは嫌だ。

「それに、一度試してみたかったんだよ」

白い肌に口づけを落とし、痕を残す。

浮かぶ桜色の痕。

ホント、キレイだ…。

肌なんか、手のひらに吸い付いてくる。

「男とのセックス」

ずっと、興味はあった。

でも、群がる野郎どもはどれもむさくるしくて、手を出す気にもならない。

ようやく出逢えたんだ。

まさに理想。

外身も、中身も。

だから、どうしても手に入れたかった。

どんな手段を使っても。

なぁ、わかるか?

シム・チャンミン。

なんにも興味を持てなかったオレが、初めてそう思ったんだよ。

「チャンミン」

「…っ」

呼びかければ、ビクンと身体が震える。

まつ毛が揺れ、濡れた瞳がゆっくりと姿を現した。

視線が見えない糸のように絡まりあう。

その瞳に、オレだけを映していればいい。

オレだけを見ていればいい。

窓から差し込む茜色の光が白い肌を浮かび上がらせる。

ベルトを外して、阻むものをすべて脱ぎ去って。

上から下まで舐めるように見つめる。

「見ないで…っ」

「なんで?」

視線に耐え切れなくなったのか、チャンミンがそう告げた。

「オレが見たいんだ。逆らうな」

「…っ」

身体を隠そうとする腕を押さえつけ、隈なく見つめた。

震えは一層酷くなる。

なんで?

酷いことなんかしてないだろ?

ただ見てるだけじゃないか。

なんで嫌がる?

「…」

理由を探していて、ふと気づく。

あぁ、そうか。

思い至り、オレもまた服を脱ぎ捨てた。

これならいいだろう。

直に触れあう肌。

伝わる体温。

なんだ…?

こんな感覚は初めてだ。

よくわからない感情がこみ上げてくる。

「これならいいか?」

「…」

呆然としたその表情。

可愛く思えて、自然と微笑んだ。

すると、青ざめていた表情が一気に赤くなる。

「…?」

視線を泳がせ、顔を背けて。

なんかイライラして、顎を掴むようにして引き寄せた。

「なんで目をそらす?」

「だ、だって…」

「なんだ?言いたいことがあるならはっきり言え」

嫌がることはしたくない。

泣かせたくはない。

眉根を寄せてそう問いかければ、再びチャンミンはオレを見つめた。

「何を考えてるのか、わからない…」

「考えてることがわからないのは当たり前だろ?別の人間なんだから」

何をいまさら…。

そんなの、当たり前じゃないか。

わかるわけがない。

他人の考えていることなど。

「それを言うならオレも同じだ。お前が何を考えてるのかわからない」

「え…?」

「お前が喜ぶと思って服を買って、うまいレストランに連れてって、プレゼントもしたのに…お前は全然喜んでくれない」

ホント、意味が分からない。

いつもなら面倒だとすぐさま切り捨てるのに、不思議とそんな気も起きない。

次はどうしようかと考えている最中だ。

「どうしたら笑ってくれるんだ?何をしたら喜ぶ?」

「…」

きょとんとした顔。

なんなんだ?その反応は…。

こっちは真剣に聞いてるっていうのに。

苛立ちを感じながらも答えを待っていたオレは、目を見開いた。

チャンミンは、微笑んでいた。

子どものような無邪気な笑顔で、オレを見上げていた。

なぜ…?

なんにもしていないのに…。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

最高レベルに不器用さんです(笑)
そりゃチャンミン君も驚いちゃいますよ~(´∀`*)ウフフ
これからいっぱい言葉を交わして、仲を深めていってもらいましょう♡
居酒屋でテストですか?
それは…いろいろと問題があるのでは??
この前の問題も解けなかったしな…(;^ω^)

コメント

Re: タイトルなし

ma◇u-t 様

楽しみにしていただき、ありがとうございますm(__)m
Heaven's Dayは確かに展開が早いかも♪
引き込まれていただけたのなら何よりです♡

これからふたりがどう変わっていくのか。
どうぞ、お楽しみに~(´▽`*)

コメント

Re: タイトルなし

ち◇み 様

やっと、冒頭部分につながりました('◇')ゞ
愛を知らないユノ様に、チャンミン君が一生懸命愛を注ぎますよ~(´∀`*)ウフフ
どう変わっていくのか…お楽しみに♡

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ようやくチャンミン君に笑顔が(≧▽≦)
ユノ様ってばあまりにも不器用すぎて…。
そりゃ伝わらないよ、ってカンジです(笑)
でも、これからいっぱいお話して、仲を深めていってもらいましょう♪
ようやく冒頭部分につながりましたし、後は…♡

葉月のお気に入りは十四代と景虎です♪
おいしいんだな~(´∀`*)ウフフ
飲みやすいからガブガブ飲んで自滅するパターンですwww

今日、お誕生日だったんですね!
おめでとうございます(≧▽≦)
葉月もふたりに名前呼んでもらいたいな~♪

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

れ◇ 様

ありがとうございますm(__)m
今後も情景が浮かぶような文章をお届けできるよう頑張ります('◇')ゞ
よろしくお願いいたします♪

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.