雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 20


HeavensDay01.png



Heaven's Day 20 ★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



初めて見た。

動揺をするところ。

それは、思い当たるところがあったって言うこと…?

何も読み取れない。

「ユ、ノ…?」

「…」

辛そうに歪んだ表情。

思わず手を伸ばしていた。

そして、そっと抱きしめる。

「ユノ…」

髪に触れ、いつも泣くたびに施設長がしてくれたように優しく撫でる。

こうしてもらうと、いつも落ち着いたから。

僕には、これくらいしかできない。

「わからないんだ」

「…」

「好きとか、愛してるとか…オレにはわからない」

小さな棘がまた心に刺さる。

もしかしたら、ユノはものすごく可哀想な人かもしれない。

恵まれているように見えるけど、本当は。

「僕は…ユノが、好きです」

「…」

「セックスは、好きな人とするものだと思います」

感情のない行為は無意味だ。

僕はそう思う。

「だから、努力します」

少なからずユノの中で僕はその他大勢ではないはずだ。

希望半分だけど。

そう、思っていたい。

「ユノに好きになってもらえるよう、頑張ります」

ある種の、決意だった。

始まりを考えればおかしいけれど。

「頑張るから…」

だから、好きになってください。

その言葉は、飲み込んだ。

おこがましいし、お願いしてなってくれるものじゃないから。

ゆっくりと身体が離れていく。

じっと、僕を見つめるふたつの瞳。

どこか頼りない気がする。

「…」

頭を浮かして、自ら唇を寄せた。

想いを伝えるように。

「抱いてください」

「…」

ユノがそれを望むなら、僕はそれを叶える。

好きだから。

たとえ無意味であっても、ユノが望むなら僕は喜んでユノに捧げる。

もちろん、怖いけど。

「いいのか?」

「…はい」

「こんなに震えているのに?」

「大丈夫、です」

震えばかりはどうにもならない。

だって、意識してやっていることじゃないから。

「施設を助けたいからか?」

「…それもあります。でも、一番の理由は、違います」

「一番の理由?」

「ユノに、好きになってもらいたいから」

心を隠すことなくそう告げれば、わずかに目が見開かられた。

信じられない、とでも言うように。

「ユノが僕を抱きたいというなら、僕はその願いを叶えたい」

「…」

「僕にできることなんて限られているけど、できることはなんでもします。命令されたからじゃなくて、これは僕の意思です」

怖いけれど、迷いはない。

もう、決めたから。

たとえ後悔することになっても、いい。

できる限りのことをする。

それだけだ。

迷いを露わに宙を彷徨うその瞳。

繋ぎとめるようにそっと頬へ触れた。

あとは、ユノ次第。

「オレは…我慢ができないんだ。欲しいと思ったものは、手に入れないと気が済まない。でも、ここまで欲しいと思ったのはお前が初めてだ」

「…うん」

「だから、抱きたい。オレのものにしたい」

「…うん」

いいよ。

我慢しないで。

「笑っていてほしいと思う。泣かせたくない。傷つけたくない」

「ユノ…」

胸が熱くなる。

言葉の棘が溶けてしまうくらいに。

ぎこちなく笑うユノに首を傾げれば大きな手のひらが頬へと触れる。

お互いの手のひらから伝わる体温。

鼓動さえ聞こえてくる。

「いまは、それだけで充分です」

「チャンドラ…」

どちらからともなく、もう一度唇が重なり合う。

身体の震えだけはどうにもならないけど、心は少しだけ近づけた気がする。

肌に施される口づけ。

少しだけ身体を起こしたユノはサイドボードから何かボトルを取りだし、透明な液体を手のひらへと垂らした。

もう一度唇を重ね合わせ、その態勢のまま、最奥に違和感が走る。

冷たいと思ったのは一瞬で、異物感に眉根が寄る。

「…っ」

淫靡な音をさせながら、ゆっくりと中へ侵入してくる。

一方的ではなく、窺ってくれているのがわかった。

「痛くないか?」

問いかけに頷くのが精いっぱいだった。

ユノに抱かれたら、僕はどうなってしまうんだろう。

好きだとは伝えた。

好きになってもらえるよう努力することも決めた。

このままユノに抱かれて、ユノのものになって、僕は何になる?

不安と、恐怖。

好きな人に抱かれるという行為は、おそらく幸せなんだろう。

でも、僕は男で、ユノも男。

ユノの気持ちは不確定。

光の届かない、深い闇の中に一人放り込まれてしまったみたいだ。

「ユ、ユノ…っ」

怖くて、無意識に名前を呼んでいた。

「ここにいる」

ぐっと、力強い腕が僕を抱きしめてくれた。

触れるだけの優しい口づけ。

閉じていたまぶたを開いて見上げれば、ユノが僕を見つめていた。

「続けて大丈夫か…?」

その問いかけが、なんか可愛く思えた。

僕のことを気遣ってくれている。

そんな風に思えて。

「大丈夫、です」

再び体内に異物が侵入してくる。

「…っ」

抱え上げられた足はガクガクと震え、呼吸はだんだんと浅く、忙しくなっていく。

なんだろう…。

なんか、身体がおかしい。

異物感や違和感の中に、別の何かが生まれようとしていた。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

そうなんですけどね~…。
誰かユノ様に教えてやってください(>_<)
って、チャンミン君が教えなきゃなんですけどね~♪
いったい、ふたりの関係は…?

この不器用なユノ様♡
もしかして、ちょっとランキングに食い込んできてる??

コメント

Re: タイトルなし

あ◇まい 様

甘いんですけど、微妙にかみ合ってないふたり(笑)
いったい、ユノ様はいつそれが愛だと気づいてくれるんでしょう…(;^ω^)
お互いかけがえのない存在っていうことには間違いないようですが♡
どうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

K◇O 様

このふたりが向かう先…?
どこでしょうね~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君と出逢ったことでユノ様は変わり始め、
ユノ様と出逢ったことでチャンミン君も変わりつつあります。
どう変わって、どこへ向かうのか…お楽しみに~♪

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Re: カッコいい💕

ペ◇マミー 様

そりゃ男の子ですからね~(´∀`*)ウフフ
一見、ユノ様のほうが男前ですが、実はチャンミン君のほうが男前♡
そんなふたりを書いてみたかったんです♪
しかし…ユノ様、ホントに重傷ですね(;^ω^)
いまだかつてないくらい(笑)
チャンミン君にいろんなことを教えてもらいましょ~(≧▽≦)
明日は、いよいよ~…かな~…( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

意外ですか?
受けだけど、積極的なチャンミン君♡
ユノ様が自分の気持ちさえ気づいてくれればすぐにでもラブラブになれるのに~(;^ω^)
でも、明らかにチャンミン君LOVE(´∀`*)ウフフ
身体だけの関係じゃなく、ちゃんと心も繋がっていただかないと♪
これからふたりがどうなっていくのか…お楽しみに~(≧▽≦)

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