雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 24

 
HeavensDay01.png



Heaven's Day 24




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



あたたかい…。

心地よすぎてなかなかまぶたが開いてくれない。

意識も濃い霧がかかったみたいにぼやーっとしてて、それがなんであるのかもわからない。

でも、気持ちいい。

まどろんでいると不意に、何かが強く僕を抱きしめてくれる。

ぬくもりを知らずに育ったからこそ、そのありがたみがわかる。

もちろん、施設の人たちは皆優しかった。

家族と思ってはいるけれど、やはり他人なんだ。

踏み越えられない線が1本くっきりと引かれている気がしていた。

いまは、その垣根がない。

包み込んでくれる優しいぬくもりと力強い腕。

これは、誰…?

脳裏に浮かんだのはひとりだけ。

とても寂しい人。

悲しい人。

僕と同じように、ぬくもりを知らずに育った人。

「…ゅの…」

無意識にその人の名を紡いでいた。

すると、包み込んでいた腕が窄まっていく。

「ん…」

「チャンドラ」

その声が、あまりにも優しくて、とろけそうになる。

もう少しこの夢の中にいたい。

「チャンドラ」

あなただけが呼ぶ、僕の名前。

最初は嫌だって思ったのに、すっかり馴染んでしまった。

「大丈夫か…?」

「…」

あ、れ…?

もしかして、夢じゃない…?

重たいまぶたをこじ開ければ、一見怒っているかのような険しい表情をしたユノがいた。

確かめるように手を伸ばして触れれば、指先からぬくもりが伝わってくる。

「チャンドラ?」

「ほんもの、だ…」

「…」

そう告げれば、呆れたような表情。

でも、すぐさまぎこちない微笑みに変わった。

「夢だと思ったのか?」

問いかけに頷き、もう一度頬を寄せた。

甘えるように胸の中に埋もれ、目を閉じる。

「お前、ホントに可愛いな」

「…」

男として、それはどうなんだろう…。

でも、ユノに言われるならそれでもいいと思ってしまう。

どうして好きになったのかはわからないけど、ホントに好きなんだなと実感する。

「身体は?辛くないか?」

再びまぶたを開き、ユノを見上げた。

痛くはないけれど自分の身体ではないみたいに重い。

何倍もの重力をひとりで背負っているみたいに。

「悪かった。初めてなのに無理をさせて」

労わるようにユノの手のひらが背中を滑り降りていく。

「ん…っ」

反射的にこぼれた声に、誰よりも自分が驚いた。

「そんな声を出すな。襲いたくなる」

「…っ」

なんでそんな恥ずかしいことをさらりと言うんだろう…。

顔が赤くなるのを感じ、思わず俯いた。

けれどそれは許されず、ユノの手が僕の顎へと触れて意思とは逆方向に動かされる。

息が触れる距離にあるその端正で、精悍な顔。

僕は、本当にこの人に抱かれたんだ…。

いまさら自覚し、さらに恥ずかしくなってしまう。

視線を彷徨わせていると、さらに近づいてきたユノの唇が僕の唇と重なり合った。

下唇を食まれ、無意識に身体が震える。

起き抜けで濃厚な口づけ。

いまだ余韻を引きずる身体だけに、疼いてしまう。

「ゆ、ゆの…っ」

「お前がいけない。オレを煽るから」

そんなことはした覚えがない。

不自由な身体では思うように逃げることもできず、足を抱え上げられ、数時間前までユノを受け入れていた部分に触れられた。

「あ…っ」

進入してきた指が柔らかく粘膜を刺激する。

その電流にも似た信号が脊椎を伝い、脳をも直接刺激しているみたいだった。

クチュクチュと響く卑猥な音。

また、おかしくなっていく。

心も身体も、脳も。

感覚すべてがユノに向かって開いているようなカンジ。

ダメだってわかってるのに、本気で嫌がれない。

止められない。

だって、嬉しいんだ。

ユノが僕を好きじゃなくても、僕はユノを好きだから。

心の伴わない性行為なんて嫌だと思っているけど、好きな人に求められて嬉しくないはずもない。

「ユノ…っ」

「後ろだけで感じられるようになったな」

「…っ」

反射的に睨めば、怪訝そうに眉根を寄せる。

「なんで怒る?」

「だ、だって…っ」

恥ずかしいじゃないか。

男が、こんな風にされて感じてるなんて。

「泣くな」

好きで泣いているわけじゃない。

泣こうと思っているわけでもない。

勝手に流れてくるんだ。

腕で拭おうとするとその手を押さえつけられ、目じりにそっとユノの唇が触れた。

ぎこちない微笑みと、不安に揺れる瞳。

「お前に泣かれると…ここが苦しくなる」

手が再びユノの胸元へと宛がわれた。

手のひらから伝わる鼓動。

そして体温。

あぁ、そうか。

ユノは、わからないんだ。

どういう言葉が人を傷つけるとか、怒らせるとか。

ホント、不器用な人。

どうしたらいいんだろう。

眉根を寄せて困惑していると、不意に抱き寄せられる。

背がしなるほどに強く。

「ユ、ユノ…?」

「言ってくれ。言わないと、オレはわからない」

「え…?」

「何が嫌だとか、こうされると腹が立つとか…。どんな小さなことでもいい。教えてくれ。じゃないと、オレはまたお前を泣かせてしまう」

身体は大きいのに、子どもみたいだ。

善悪の区別がつかない、純粋な子ども。

きっと、どうでもいい相手にならそんなこと言わないよね…?

僕だからって、思ってもいい…?

「怒った、ワケじゃないんです…。ただ、その…ちょっと、恥ずかしくて…」

「…?」

わからないと、首をかしげるユノは演技とか故意ではなく、ホントにわかっていないようだった。

ユノは恥ずかしいと思ったことがないのだろうか…?

「何がだ?教えてくれ」

「だから…その…。お、男なのに、後ろだけで感じるとか…」

なんか、蔑まれている気がしてしまう。

おそらくユノにそんなつもりはないんだろうけど。

「それが、恥ずかしいのか…?」

「う、ん…」

「オレは嬉しかった」

「え…?」

「お前がオレで感じてくれているという現実が、嬉しかった」

真っ直ぐに注がれる眼差し。

相変わらずガラスのようなその瞳は綺麗だけど、切ない。

あまりにも底が深いから、吸い込まれてしまいそうになる。

「ただ、それだけのつもりだったんだ。だが、それでお前が傷つくなら、もう言わない」

なんて純粋なんだろう…。

深読みして、勝手に傷ついている自分がものすごく情けなくなる。

感情的になるではなく、伝えればいいじゃないか。

理解してもらえるよう、努力すればいいじゃないか。

僕たちは人間なんだ。

言葉を使って、身体を使って、コミュニケーションも取ることができる。

理解しあえる。

育ってきた環境があまりにも違いすぎるから時間はかかるだろうけれど、きっと…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

好みドンピシャ?
それはよかった(´∀`*)ウフフ
ランキングがどうなるのか、楽しみだな~♪

今月いっぱい、一次募集をして、来月日時決定してアンケート取る予定で♡
楽しみですね~(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

あ◇き 様

ありがとうございますm(__)m
脳内映像化!
素敵な特技ですね♡
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

そうなんです!
ホントは純粋で可愛いんですよ~( *´艸`)
これからもっとチャンミン君に触れて、いろいろな感情を覚えていって、素敵な男性に♡
どんな男性になるかは、チャンミン君次第!
今後に乞うご期待(≧▽≦)

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Re: ➕と➖

ペ◇マミー 様

バランスのいいふたりでしょ?
ふたりともちょっとずついい方向へ変わり始めてます♡
どうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

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