雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.4-26

 MIROTIC3.png



MIROTIC ep.4-26




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



まだ、ほんの少しだけ時間があるからと誘った。

ソファに身を寄せ合って座り、細い肩を抱く。

寄りかかるように肩に載った小さな頭を手のひらでなでながら、時折キスをして。

離したくねぇな…。

ホント、心の底から思う。

でも時間は無常に流れ、オレの気持ちなどお構いなしに過ぎていく。

やっぱり、何がなんでも許可を取ろう。

この際許可なんか下りなくたって構いやしない。

チャンミンと過ごす時間が、何よりも大切だって…痛感した。

「ユノ、時間…」

「ん」

わかってはいるんだけど、身体が動いてくれない。

磁石にでもなったみたいに。

でも、そろそろ出ないと。

結構ギリギリだ。

チャンミンもきっと同じなんだろう。

時間だといいながらも、ぎゅっとオレの手を掴んでる。

離れたくないと訴えるように。

「…行くか」

「…うん」

きりがない。

たぶん、オレが動き出さないと、ずっとこのままだ。

先に立ち上がったオレを見上げる縋るようなその眼差しに心揺らぐけれど。

ホント、できるならこのまま閉じ込めておきたい。

でも、未来のためにはそうもいかない。

チャンミンがあのシステムを早く確立し、発表してくれるまでは。

それが達成されれば、閉じ込めることもできる。

ずっと、永遠に、オレだけのものに…。

「ユノ…?」

首をかしげながらオレを呼ぶチャンミンを引き起こし、そっと微笑む。

「そうだ…」

「…?」

また忘れるところだった。

ちょっと待ってろ、といい置いて、物置部屋へと向かった。

確か、紙袋へまとめておいたはずだ。

クローゼットを開いてみれば、記憶どおり紙袋へ無造作に入れてあったそれがあった。

それを手に持ち、チャンミンへと差し出す。

「これ…」

「約束したろ。ちょっと遅くなったから、パソコンもつけといた」

紙袋の中身は使わなくなった携帯電話と古いパソコン。

もうずいぶん前に使っていたものだから、だいぶ型落ちはしているが。

さすがに、最新のを渡すわけにもいかないし。

「…」

しっかし…子どもだな。

目がキラキラしてる。

さっきまでちょっと泣きそうな顔してたクセに。

「ほら、行くぞ」

「ユノ」

「ん?」

「ありがとう」

宝物みたいに紙袋ごと端末を抱きしめて、無邪気な笑顔を浮かべる。

なんだかなぁ…。

ちょっと、複雑だ。

オレって結構、チャンミンの中で順位的に低い?

なんか、携帯電話に負けてる気がする。

「ユノ」

今度はなんだ?

振り返れば、期待に満ちた大きな目がじっとオレを見つめていた。

「これ、分解してもいいんですよね?」

「好きなだけしろよ」

オレにとっては単なるガラクタだ。

念のため、データは全部消しておいたし。

変なメールでも見つかって、怒られるのは嫌だからな。

「チャンミナ」

さっきまでのあの寂しげな顔は一切なく、もうすぐ離れなきゃだっていうのに紙袋の中身に夢中。

「おいっ」

ビクンと身体を大きく揺らし、弾かれたように振り返る。

「な、なんですか!?いきなり大きな声出さないでくださいっ」

怒りたいのはこっちだ。

イラってして、思い切り急ブレーキを踏んだ。

慣性の法則によって前へ流れた身体が、シートベルトに阻まれて一気に後ろへと戻される。

「い…っ」

シートベルトを外して手を伸ばし、思い切り助手席のシートレバーを引いた。

「ちょ…っ!?」

何が起こったのかわからないと言った顔だ。

それでもまだ、紙袋を大事そうに抱えてるから腹が立つ。

自覚している以上に余裕ないみたいだ。

「そんなに、それが大事?オレより?」

子どもみたいだと思いながらも、自制が利かない。

責めるように睨みつければ、見開かれた瞳がふっと細まった。

「ヤキモチ?」

「…っ」

改めて言われると、怒りが薄れて、情けなくなってくる。

運転席へと戻り、こみ上げてくる感情を紛らわすように頭を乱暴にかきむしった。

何やってんだろう…。

「ユノ」

「…」

「ユノってば」

「なんだよっ」

振り向いた途端、唇が奪われた。

驚きのあまり、目を閉じることも忘れて。

近すぎてぼやけていたチャンミンの顔が鮮明になっていく。

触れた唇を指先でなぞり、思わず顔を背けた。

「機嫌直りました?」

「…」

そりゃ、直ったさ。

たかだか、子どもみたいなキスひとつで。

違う意味で腹が立つ。

なんか…完全手のひらの上で遊ばれてないか?

こんな人間じゃなかったはずなのに…。

「まだ足らない?」

「…足らない」

これじゃ、駄々っ子だ。

わかってはいても、つい口から本音がこぼれていく。

「こっち向いて?」

くすくすと笑う声にむかつきながらも、もう1回キスしてほしくて…。

気づくと振り返り、微笑むチャンミンを見つめた。

ゆっくり、ゆっくり近づいてくる。

比例して伏せられていく長いまつげ。

唇が合わさり、さきほどよりも深く重なる。

背中に腕を回して引き寄せれば、細い背中がしなる。

このまま押し倒したいけど…ムリだな。

時間は待ってくれない。

「…」

リップ音をさせながら唇を離せば、同時に吐息がこぼれた。

「直った?」

「1%くらい」

「少なすぎじゃないですか?」

「オレは心が狭いんだよ」

くすくすと楽しそうに声を立てて笑いながら、もう一度触れるだけの口づけ。

ずっとこうしていたいけど、行かなければならない。

再び車を走らせ、手を引いて転送室へと向かった。

「間に合いそうか?」

「大丈夫です。もう、このまま出勤しますから」

いつもはスーツだけど、今日は完全なる私服。

まぁ、システムエンジニアなら問題ないか。

「…」

瀬戸際になると、また離れたくないと心が騒ぎ出す。

「ユノ…」

「ん?」

「電話、くださいね?」

「あぁ」

当然だ。

逢えないし、声も聞けないなんて…とてもじゃないけど耐えられる自信がない。

ふっくらとした頬を撫で、唇を寄せた。

「浮気すんなよ?」

「それはこっちのセリフです」

確かにと嘯き、もう一度唇を重ね合わせた。

啄むように何度も。

「ユ、ユノ…っ」

「もうちょっとだけ…な?」

わかってるよ。

チャンミンだって、離れたくないんだろう?

その証拠に、チャンミンの腕が首に絡みついてくる。

淫靡な音をさせながら舌を絡ませ、その唇を貪れば余計に離れられなくなる。

わかっていてもやめられない。

中毒性の強い、ドラッグみたいに。

「チャンミナ…」

「…」

肩にもたれかかる頭を撫で、そっとまるい後頭部をなでる。

このまま時が止まればいいのに…なんて。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様の行動力は半端ないですからね~(´∀`*)ウフフ
今晩にでも現れちゃうかも(笑)

オフ会参加ご希望者様があまりに多くて、既に緊張気味(笑)
でも、1名様はお仕事が忙しくて不参加とご連絡があったので、現状16人予定かな?
頑張って場所を見つけなければ!
ひ◇み様、頼りにしてますよ~!!

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ガラクタにもヤキモチ妬いちゃうんです(笑)
どんだけチャンミン君を愛しちゃってるんでしょう??
やけに男臭いのに、こういうところだけお子様www
チャンミン君も大変だ~!
一緒に住めるようになったら少しは変わるのかな???

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Re: 夏バテ?

か◇ 様

お久しぶりです!
ここ数日かなり暑かったですが、今日は過ごしやすい陽気でした♡
今日はよく眠れそうですzzz

朝晩ともに順調な愛を育んでおります♪
それゆえ、何か落とし穴がありそうな~(´∀`*)ウフフ
どうなるのかお楽しみに~(≧▽≦)

ちなみに…
オフ会のほうはいかがですか?
出席可能でしょうか??
お時間があるときでかまいませんので、お返事くださいませm(__)m

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