雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.4-27

 MIROTIC3.png



MIROTIC ep.4-27




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



戻ってきちゃったな…。

まださっきまで触れていた唇に感触も、ぬくもりも、香りも覚えてるのに、振り返ってみても姿はない。

あるのはユノからもらった紙袋がひとつだけ。

「…」

つい、ため息が出てしまう。

この数日間が、ホントに幸せで、ホントに楽しかったから。

「朝からため息なんてつくもんじゃねーぞ」

突然湧いた声に振り返れば、トレードマークの棒つき飴を咥えたまま、ヘソンがこちらを見つめていた。

にやにやと、意地の悪い笑みを浮かべながら。

「その分だと楽しめたみたいだな」

「…」

普通、逆じゃないか…?

もちろん、合ってはいるんだけど。

「ユノもべた惚れだけど、チャンミンもべた惚れだな」

「あんまり、好きになっちゃいけないって思ってはいるんですけどね…」

「なんで?」

「…」

理由はあるけど、とても人様に言えるようなものではない。

だって、結局は自分を守りたいからだ。

傷つくのが怖いから、叶わなかったときが怖いから。

ただそれだけ。

「ヘソンひょんは、怖くなかったんですか?」

「知りたいか?」

「はい」

「じゃあ…仕事終わったら来いよ。そん時にはアイツも起きてんだろうから」

そうだ。

感傷に浸っている場合じゃない。

あと20分で始業時間だ。

タクシーに乗ってギリギリと言ったカンジだ。

「ほら、さっさと行け」

「はい。行ってきます!」

大通りへ出てタクシーを捕まえ、飛び込むように乗る。

そして15分ほどで到着し、しまりかけていたエレベーターへと飛び乗った。

危ない…。

週明け初日から遅刻するところだった。

とりあえずタイムカードを切って、持っていた紙袋をロッカーへと押し込む。

さすがに見つかったらマズイ気がして。

そしてデスクへと向かうと、イルンが小走りに近づいてきた。

「おはようございます。珍しいですね?私服なんて」

「ちょっと出先から来なきゃいけない状態になっちゃって」

「なんか、いつもより親しみやすいカンジがします」

まぁ、確かにスーツより私服のほうが話しかけやすいだろうし、親しみやすいカンジがするよな。

スーツはやっぱり、堅苦しいから。

みな、イルンと同じ意見なのか、今日はやけに話しかけられる。

お昼行きませんか、とか。

今度飲み会なんかどうですか、とか。

普段はあまり話さない人まで。

ひとりひとりに受け答えながら仕事をこなし、30分ほど残業をして会社を後にした。

いったん家へと戻って紙袋を置き、再び部屋を出る。

ヘソンの元へと向かえば、既に準備万端と言わんばかりに待ち構えられていた。

「すみません。お待たせしちゃって」

「気にすんな。ただ単にヒマだっただけだから」

「ヘソンはいつだってヒマだろ?」

「ヒマなのはいいことじゃねーか。平和って証拠だ」

そんなことよりと、ずんずん歩いていく。

「悪いな?アイツってとことんマイペースなんだよ」

「いえ…慣れてますんで」

あっちの人はみんなマイペースなのか?

それとも職場限定?

どっちにしろ、人を振り回すのが好きみたいだ。

なんか、ユノと似ていて憎めない。

「ドンワンひょんは…その、怖かったりしなかったんですか?」

「何を?」

「その…住む、世界が違うじゃないですか?いろいろと、常識とかも違うし…。何より、逢いたいときに逢えないとか、連絡もできないとか…」

「そりゃ不安だったよ?でも、信じるしかないだろ?」

その通り。

信じるしかない。

「辛くなかったですか…?」

僕はまだ、相談できる人がいる。

でも、ドンワンにはいなかったはずだ。

「まぁ…辛くなかったって言ったらウソになるな。正直、何度も忘れようと思ったし」

やっぱりそうなんだ…。

同じだ。

「でも、忘れらんないんだよなぁ」

そう呟いたときのドンワンの表情は、なぜか幸せそうだった。

「アイツの顔見るとさ、なんかもうどうでもいいやって思えるんだ。コイツがいればいいって。どんなに辛くても、寂しくても、顔見ただけでそんな感情どっか飛んでっちゃうんだよ」

その気持ちは、僕にもわかる。

逢えないときはなんであんなヤツ好きになっちゃったんだって思うくせに、逢えばどうでもよくなってしまう。

「ま、そんだけ好きってことなんだろうな。アイツのこと」

「…」

好きっていう感情は本当に厄介だ。

コントロールできない。

「ユノ、だっけ?アイツ、変わったよな」

「え…?」

「ちょっと前まではなんていうか…最低なヤツ?」

ごもっともです。

返す言葉もないくらい、的確な言葉です。

そして、そんな人を好きになってしまった僕はそれ以上に最低だと思われます。

「でも、いまは違う。変えたのは…お前だろ?」

「…そう、なんでしょうか…」

「そうだよ。いまじゃ全然違う。まるで別人だ。お前のことになると目の色変えてさ…ホント、笑える」

思い出したように声を立てて笑うドンワンを見つめながら、そっと息をついた。

そんな僕たちの会話を聞いているのか、いないのか。

ヘソンだけはただ口を閉ざし、斜め前を行く。

「お前、自信持っていいと思うぞ」

「え…?」

「いまのユノなら、大丈夫だよ。きっと。欠けてたものが全部埋まって、無敵なカンジ」

なんだよ、それ。

つい、気づくと僕まで笑ってた。

「まぁ…確かに無敵モードだな。守るものができたから、だろ」

突然、ヘソンが口を開いた。

「いままでのユノは、明日どうなろうがいまがよければいいってカンジだったからな」

排他的、ということだろうか…。

でも、なんとなくわかる気がする。

僕が初めて出会ったあの時も、楽しんでいた。

命がかかっているっていうのに。

それに…普通、あんな条件出さないよな…。

「で、チャンミンはどうやってユノに口説かれたんだ?」

「は?」

「ずっと聞きたかったんだよなぁ…。あのユノをマジにさせた方法」

語れるものなんて、何もない。

僕自身、わからないんだから…。

ユノが僕を好きになった理由も、僕がユノを好きになった理由も。

「エリックも不思議がってた。まさかあのユノが、って」

いったい、どれだけ素行が悪かったんだ…?

なんか、頭痛くなってきた。

「ま、今日はたっぷり時間はあるし、邪魔者もいねぇからいろいろ聞かせてくれよな?」

「…」

なんか、選択を間違った気がしてきた。

ある意味、ふたりとも敵…?

どうしよう…。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、痛恨の選択ミス(>_<)
今夜は長丁場かな~(笑)
ユノ様はエリックさん、説得中?

葉月は職場でトラブル発生のため休日出勤し、9連勤となりました…"(-""-)"
もう、死んじゃいそうです(T_T)

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