雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 35

 HeavensDay01.png



Heaven's Day 35




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



手続きを済ませて庭へと出ればまた子どもたちが駆け寄ってくる。

相当懐かれているようだ。

ため息をひとつこぼし、車で待っていようと歩き出せばまた慌てた様子でチャンミンが駆け寄ってくる。

おいていかないでとでも言うみたいに。

「いいのか?」

「また、来るって約束してきました」

確かにこれが最後ではない。

ゆっくりと発進した車に向かって手を振るたくさんの小さな手。

見えなくなるまで手を振り返していたチャンミンは彼らが見えなくなると小さく息をついた。

「寂しいか?」

「少しだけ」

家族、というものはよくわからない。

父も母もいるが、家族で何かをするということはいままで一度もなかった。

それこそまともに会話をすることもない。

特に父は負い目があるのか、オレの言いなりに近い。

言えば100%希望を満たしてくれる。

チャンミンを引き取る際の保証人を引き受けたのもそのためだ。

しかも、何も言ってこない。

興味がないのは明らかだ。

「あの…」

「なんだ?」

「ユノの、お父さんは僕のことを…」

「何も知らない。ただ、書類を送ったら捺印がされて返ってきた。それだけだ」

本当ならオレがすべてやりたかったが、未成年で仕事にも就いていないオレには到底無理な話。

成人して、職に就いたら完全に引き取るつもりだ。

「お前は何も心配しなくていい。ただ、オレのそばで笑っていろ」

「…」

少し寂しそうに微笑むその姿に首をかしげた。

理由を知りたくて。

「僕は、ユノのために何ができますか…?」

「何もしなくていい」

そっと手を握り締めた。

ただ、こうして手の届くところにいてくれればそれでいいんだ。

初めてオレの心を動かした奇特な人間。

こんな希少な人間を易々と手放したくはない。

「でも、何かしたいです。ユノのために」

「…」

オレのために、とチャンミンは言う。

そして、真っ直ぐにその大きな宝石のような瞳でオレを見つめる。

ホントにそれだけで充分なんだ。

何をどうして欲しいとか、そんなのはひとつもない。

「じゃあ…聞かせてくれ」

「え…?」

「お前の考えていること、思っていること。いままでのこと。お前のすべてが知りたい」

同じように見つめ返せば頬を赤らめ、俯いてしまう。

もっと見ていたいのに。

腰を引き寄せて、顎を少しだけ持ち上げてやれば、濡れた瞳が彷徨い揺れる。

「オレを見ろ」

「だ、だって…」

「なんだ?」

「な、なんか、恥ずかしいです…」

ことあるごとにチャンミンは恥ずかしいという。

その恥ずかしがる表情もまた可愛いと思う。

「どうしてだ?」

「どうしてって…」

「言ってみろ」

ついイジメたくなるのは、どうしてだろう。

言葉につまり、困ったように眉をハの字にして、それでも顎をつかまれているせいで動けずにいるチャンミンにそっと微笑み、口づけた。

「ユ、ユノ…っ」

そうこうしているうちに車は次の目的地へと辿りついた。

チャンミンの後に続いて店へと入り、スタッフオンリーと記された扉のさらに奥へと進んでいく。

「ミヌひょん?」

「よう、チャンミナ」

「先日はすみませんでした」

「構わねーよ。どうせヒマだったし」

ここでもまたソファに促され、コーヒーが差し出された。

「で?そいつ?」

男にしては小さな身体。

不遜な態度。

なんか、妙に腹が立つ。

チャンミンと親しげだから余計に。

「高校生…にゃ、見えねぇな。ガタイもいいし」

「ミ、ミヌひょんっ」

「ん?なんだ?」

「なんだって、だから…っ」

慌てるチャンミンをよそに、ミヌと呼ばれているその人は至ってマイペース。

ケラケラとわざとらしく声を立てて笑う始末。

「チョン財閥の跡取りだろうがなんだろうが関係ねーよ。うちで働きたいっていうからには、みんな同じだ。特別扱いはしねぇ。そういうもんだろ?」

同意を求めるようにオレを見つめ、口はしにタバコを咥える。

どうやら試されているみたいだ。

「条件がチャンミナと同じシフトだっけか?ずいぶんとワガママだな」

「通らないならいい。チャンドラ、帰るぞ」

別に無理言ってまで働きたいわけではない。

ただ、チャンミンが望むからだ。

ここがダメなら次を探すだけのこと。

それこそ、仕事なんて選ばなければ山ほどある。

この店にしなければならない理由はどこにもない。

「ユ、ユノ…っ」

手を引いて部屋を出ようとすれば、くぐもったような笑い声が響く。

そして、それは次第に大爆笑へと変わった。

別に足を止める必要はない。

そのまま部屋を出れば遠くから呼ぶ声が聞こえる。

「お前、気に入ったよ。条件はすべて飲んでやるからここで働いてみな」

「…」

「ま、正直、いまチャンミナに辞められると辛いんだよ。だから、な?」

勝手な言い分だ。

条件は飲めないような方向で話していたくせに、この男はあっさり手のひらを返しやがった。

一番、キライなタイプだ。

「結構だ。ほかを当たらせてもらう」

「そう言うなって。チャンミナが困ってんだろ?」

腕を組んで壁に寄りかかり、にやにやと薄気味悪い笑みを浮かべてオレを見つめていた。

チャンミンはと言えば、いまにも泣き出しそうなほど瞳が濡れている。

「なぜこの店に拘る?」

働ければどこだって同じはずだ。

高校生なら時給だって高が知れている。

この店に拘る特別な理由があるような気がして、そう尋ねた。

「ミヌひょんは、同じ施設の出身なんです。だから、手伝いがしたいし…。それに、高校1年生から働かせてもらってるんです。違法なのに。だから…」

恩返し、か。

施設でもそうだった。

チャンミンは優しすぎる。

いつか、誰かに騙されて深く傷ついてしまうんじゃないかと心配になる。

もちろん、そのときはオレが守るけれど。

「な?そういうことだから戻ってこいよ。雇用契約交わそうぜ?な?」

手招きをし、さっさと部屋へ引っ込んでいく。

ため息をつき、髪をかき上げた。

「ユノ…」

「…」

そんな目で見られたら、嫌とは言えなくなってしまう。

卑怯だ。

もちろんチャンミンにそんな自覚はないんだろうけど。

「わかった」

そう告げるのが精一杯だった。

ホントは納得したくないけれど、チャンミンに泣かれるのは困る。

「ん…っ!?」

壁に押さえつけるようにして唇を貪り、股に足を挟みこんで股間を優しく太ももで擦りあげる。

身体が震え、弛緩していく。

咥内を堪能し、色香放つその顔を見つめる。

「続きは家に帰ってからだ」

耳元で囁けば、身体を震わせて背をしならせる。

情欲にまみれた瞳が物欲しそうにオレを見つめ、濡れた唇で誘っているようだった。

この場で押し倒してしまいたい…。

チャンミンを抱えて部屋に戻れば、驚いたような表情。

でも、それはすぐに苦笑いへとすり替わった。

用意してあった書類に署名捺印をし、契約はすぐさま完了した。

「じゃあ、あさってからよろしくな」

差し出された手を一瞥し、再びチャンミンを抱えあげて車へと戻った。

前と後ろを遮るカーテンを勢いよく閉め、抱えていたその身体を組み敷く。

「あ…っ!ゆ、ゆの…っ」

とてもじゃないが、家まで待てそうにもない。

こんな妖艶なチャンミンを目の前にして…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ミヌさん、登場~♪
オーナーであるミヌさんにも嫉妬剥きだしのユノ様♡
まさかの車で…(笑)

リアル…
あんまり大丈夫じゃありません…"(-""-)"
ホント、死んじゃう(T_T)
でも、遊びは遊び♪
存分に楽しまないとね~(´∀`*)ウフフ
そしてひ◇み様で遊んでストレス発散www

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Re: 困った人!

ペ◇マミー 様

ホント、困った人です(笑)
ワガママお坊ちゃんですからね~(´∀`*)ウフフ
とりあえず、バイト先は決定?
チャンミン君、これからが大変だ~www

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