雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 37

 HeavensDay01.png



Heaven's Day 37




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



子どものように震えていた。

声も立てず涙を流し、縋るようにオレを見つめて。

「チャンドラ…」

ただ、抱きしめることしかできない。

酷くしすぎたか…?

いや、でもチャンミンも求めてくれていたはずだ。

嫌がってはいなかった。

頼りないその背中を撫で、ひたすらに願う。

泣き止んでくれ、と。

チャンミンの涙は、オレを困惑させる。

心に痛みさえ伴う。

「ユノ…」

「ここにいる。ずっとそばにいる」

呪文のようにささやき続けた。

どれくらいそうしていたのか、震えがゆっくりと収束していく。

窺うように顔を見やれば、まだ涙ぐんではいるが、しずくがこぼれるほどではなかった。

そっと目じりにたまった涙を掬うように口づけ、もう一度抱きしめた。

「落ち着いたか…?」

祈るように尋ねれば、腕の中でチャンミンが小さく頷いた。

「ゴメンなさい…」

「謝らなくていい。ただ、教えてくれ。なんで泣いていた?」

「…」

「チャンドラ」

意味もなく、泣くはずがない。

何か理由があるはず。

口を閉ざすのは何故だ?

オレには言えない理由なのか?

それでも、知りたい。

チャンミンの考えていることなら、すべて。

「約束しただろう?」

「…」

顔を覗き込めば瞳が不安げに揺れている。

何に不安を感じてる?

泣いていたことと関係はあるのか?

その奥に答えがあるような気がして、じっと見つめていれば不意にそらされる。

「チャンドラ」

「後悔、したんです…」

「何をだ?」

「ユノに、出逢ったこと。ユノを、好きになったこと」

いまだかつてないほど胸が痛んだ。

後悔…?

それは、オレに逢わないほうがよかったということか?

どうして…。

「なんで、僕は女の子じゃないんだろうって…。女の子だったら、それこそずっとユノのそばにいられるのに…。不安にならずにいられるのに…っ」

「チャンドラ…」

はらはらとまた涙が零れ落ちていく。

オレを見つめたまま、心のうちを伝えるように。

返す言葉が思いつかなくて、もう一度その身体を抱きしめた。

強く、きつく。

壊れてしまうんじゃないかというくらい。

「男だとか、女だとか…そんなことは、関係ない。オレは、お前がいい。シム・チャンミンがいいんだ」

「…っ」

「シム・チャンミンじゃなきゃ、いらない」

言葉にどれほどの意味があるかわからない。

声にしたところで、その想いがどれくらい伝わるかはわからない。

でも、言わなければ1%も伝わらない。

こんなにもチャンミンを求めているということ。

埋め尽くされているということ。

チャンミンと出逢ってからの毎日が楽しすぎて、いままでどうやって過ごしてきたかも思い出せないほどなのに。

「後悔なんて、するな。逢わなければよかったなんて、言うな。オレは、お前に逢えてよかったと思ってる。じゃなきゃオレは…”人を好きになる”ということも理解できず、空っぽな人間で終わっていた」

誰に何をしようと心は動かない。

ただ、自分のしたいようにするだけ。

初めて、誰かのために何かをしたいと思った。

その誰かはチャンミンでしかない。

チャンミンのためにしか、オレは動けない。

「オレは、お前と逢えてよかったと思っている。だから、お前にもそう思って欲しい」

「…」

思いつく限りの言葉を並べた。

あとは、チャンミンの心に届いてくれるかどうかだけ。

「チャンドラ…」

願いをこめて、見つめた。

光のしずくをこぼすその瞳を。

「ユノ…」

伸びてきた細い腕が、絡みつく。

弱々しいその腕。

細い身体を抱きしめ、首筋に顔を埋めた。

「ユノ…」

「なんだ…?」

「ありがと…」

「…っ」

ありきたりな言葉が心を震わせる。

チャンミンの紡ぐ言葉はどうしてこんなにも心に響くのだろう。

誰に何を言われても、何も感じなかったのに。

「チャンドラ…」

「うん…」

「今日だけは、このままでいないか…?ずっと、チャンドラを感じていたい」

学校へ行くことにこだわりを持つチャンミンだから、断られるような予感はしていた。

でも、言わずにはいられなかった。

今日は、どうしてもふたりきりでいたい。

この部屋で、ただチャンミンだけを感じていたい。

「僕も…今日は、ユノといたい…」

予想とは180度違う返答に、思わず顔を上げた。

空耳…?

聞き間違い?

確かめるようにチャンミンを見つめれば、少し恥ずかしそうな顔。

羽根が生えたように心が軽くなる。

この喜びをどうにも処理できず、気づくと口づけていた。

啄むように、何度も。

くすぐったそうに身を捩り、鈴のように可愛らしい笑い声が聞こえ始める。

さっきまで泣いていたのにもう笑ってる。

柔らかな髪をなでて、桜色に染まった頬を包み込む。

指先で唇をなぞってもう一度口づけた。

「ユノ…」

「…?」

「もっと、ユノでいっぱいにして…?」

思わず、目を瞠った。

それこそ、聞き間違いかと思って。

「ユノ…?」

「いいのか?ホントに?」

だんだんと頬が紅く染まっていく。

恥ずかしそうに。

「や、やっぱり、いまの…」

ナシと言われる前に唇を塞ぎこんだ。

するりと肌を撫で、胸の突起へと触れる。

今日は、ゆっくりと、ひとつひとつの行動を丁寧に。

想いの深さを刻み込むように…。



つづく。






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コメント

う~ん

もう、めろめろです。
ひらがなで(笑)
私も、ユノも。
チャンミン、どうしましょうね。
可愛いにもほどがありますよね。
あの容姿でこの発言…
凄いなぁ~チャンミン(笑)
不安がなくなるまで、ユノにたっぷり愛してもらってね。

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

自覚しましたよ♡
シウォンさんのことは言えませんでしたが…(T_T)

そしていよいよユノ様、初のバイト!
どうなる~?
チャンミン君もユノ様も心配です(笑)

コメント

Re: う~ん

y◇ki 様

めろめろですか?
チャンミン君、可愛すぎですからね~(´∀`*)ウフフ
そりゃユノ様もめろめろ~♡

コメント

Re: なんだって?

ペ◇マミー 様

チャンミン君はユノ様にメロメロですよ~(´∀`*)ウフフ
あれだけ学校にこだわっていたチャンミン君がユノ様との時間を選んじゃうくらい(笑)
ユノ様も同じくらいメロメロですがwww
とりあえず…イチャイチャしてもらいましょ~(≧▽≦)

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