雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day 40

 HeavensDay01.png



Heaven's Day 40




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



幸せな日々だった。

眠るのも、起きるのも同じベット。

向かい合って食事を取り、学校へと赴く。

しばしの別れをキスで惜しみ、勉学に励む。

お昼は少しだけの語らい。

食堂でお昼を取った後は保健室でひとつのベットをシェアしてお昼寝。

そして午後の授業。

週に2日は施設の手伝いをし、3日はバイト。

ユノの覚えは早く、3日ほどでほとんどの作業を覚えてしまった。

オーナーであるミヌの計らいで、ユノもまたカウンター業務。

時折アイコンタクトを交わしながらする仕事は、とても楽しかった。

女性がユノに色目を使うのはちょっと腹立たしいけど。

僕はすぐに顔に出るみたいで、ユノはなぜか楽しそうに笑っている。

「妬いているのか?」

「…」

わかっているのにそうやってイジワルを言ってくるんだ。

ぷいっとそっぽを向いてグラスを磨いていると、ユノが微笑みを携えたまま近寄ってくる。

「妬いた顔も可愛いな」

耳元でそんなことを囁くから、思い切り睨みつけてやった。

もちろん、照れ隠し。

するとユノは一層笑みを深め、ちらりと時計を見やった。

「あと1時間だ。終わったら満足するまで可愛がってやる」

「…っ」

仕事中なのに、何を言い出すんだ!?

もちろんカウンターの中には僕たちしかいないし、店内は大音量の音楽に埋め尽くされていて、誰かに聞こえる心配はほぼないけれど。

もう、恥ずかしくて顔も上げられない。

絶対真っ赤になってる。

「ホントにお前は可愛いな」

「バカ…っ」

火照った顔を冷ますように手のひらで仰ぎ、そっと息をつく。

いまだに慣れないユノの言動。

オブラートに包むってうことをしないからだ。

ユノが何かを言うたびに、心臓が大きく跳ね上がる。

意識しすぎといえばそれまでなんだけど、どうしようもできない。

好きだから。

知れば知るほど、好きになっている。

いまもまだ、その想いは成長中。

どこにいても、何をしていても、気づくとこの目はユノを追いかけてしまっている。

それくらい。

「チャンドラ」

不意に名前を呼ばれ、顔を上げると、目の前にユノの端正な顔。

驚いて落としそうになったグラスはユノの手にしっかりと握られていた。

「どうした?」

「な、なんでもない…」

ユノのことを考えてましたなんて、言えるわけがない。

言ったら調子乗っちゃいそうだし、そうするとこの後何されるかわからないし。

もちろん嫌ではないんだけど、明日も学校だから…。

「帰るぞ」

「うん」

ロッカーに名札を置き、荷物を手に揃って店を後にする。

肩を並べ、車の待つ大通りへと向かっていたそのときだった。

「ユンホさん?」

不意に背中から声が聞こえてきた。

ぴたりと足を止めたユノが、その声の持ち主を振り返る。

そしてもう一度僕を見つめた。

「先に車へ行っていろ」

「う、うん…」

なんだろう。

心がざわついている。

なにか、嫌な予感がする。

いったい何者なのか。

車へ向かって歩き出してはみたが、気になって振り返った。

「…っ」

ユノの手に触れる細い指先。

腰ほどまである艶やかな長い髪と、整った肢体。

見なければよかった。

ざわざわと心が騒ぎ出す。

見なかったことにしよう。

そう思い、背を向けて再び歩き出した。

しかし、見てしまった光景が焼印のように脳裏に刻まれ、離れない。

嫉妬に身を焦がしながら言われたとおり、車の中で待っていた。

1秒がとてつもなく長く感じられて、不安に押しつぶされそうになる。

だって、お似合いだったんだ。

美男美女ってカンジで。

ユノを見上げる彼女の顔は、間違いなく特別な思いを抱いているように見えた。

僕だから、わかる。

同じく、ユノを愛している人間だから。

何よりも、いつもなら僕を優先してくれるユノが、彼女と話すことを選択した。

待つように、ではなく、先に車に行っていろって。

それは、僕に聞かれてはいけないような話をするから?

彼女はユノにとって、なに?

妙に、怖かった。

見てはいけないものを見てしまった気がして。

「待たせたな。出してくれ」

するりと何事もなかったように車に乗り込んできたユノは運転手にそう告げた。

そして、いつものように僕を引き寄せる。

「…っ」

大好きなユノの香りの中に、違うものが混ざっている。

気持ち悪い…。

「チャンドラ?」

無意識に、ユノを引き剥がしていた。

いまはこの腕の中にいたくない。

醜い感情がドロドロと土石流のようにあふれ出してくる。

「どうした?」

「…」

なんで、わからないの…?

どうして、わかってくれないの…?

僕以外に触らないで。

僕以外、見ないで。

できるなら、そう叫びたい。

「チャンドラ?」

僕はきっと、ワガママなんだ。

ユノのすべてを手に入れたいと思ってしまった。

僕だけに心を開いて、僕だけに本当の姿を見せて欲しいと願ってしまった。

自分の立場も弁えずに。

「さっきの人は、誰ですか…?」

気づくとそう問いかけていた。

取り消そうにも、言ってしまった言葉は消えてくれない。

「婚約者だ」

「…っ」

「大学を卒業したら結婚をするよう言われている」

なんでもないことのように、ユノは躊躇いも見せずそう告げた。

それがどうした、とでも言わんばかりに。

「結婚、するんですか…?」

「あぁ」

じゃあ、僕は…?

僕の立場はどうなるの…?

こんな風にしておいて、あっさり捨てるの…?

「チャンドラ?思っていることをちゃんと言え。じゃないと、わからない」

わからない…?

普通、わかるだろう。

どうしてわからないのか、僕のほうこそわからない。

沈黙に包まれたまま、車はあっという間に家へ到着していた。

「今日は、独りで寝ます」

「何を言ってる?」

「独りにさせてください」

とてもじゃないけれど、これ以上一緒にいられない。

何を口走るかわからない。

ユノの顔を直視することができない。

伸ばされたユノの手をすり抜け、向かい側の部屋へと逃げ込んだ。

「チャンドラ!」

どんどんと激しく響くノックの音。

開けられないようドアノブを震える手で掴んで、閉じこもった。

しばらくすると、何も聞こえなくなった。

扉の向こうの気配もいつしか消えた。

そのままずるずると壁を背に、蹲った。

もう、立つ気力もない。

ただ涙が溢れてきた。

決壊したダムのように、止め処なく…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様、アホ呼ばわり(笑)
まぁ、その通りなんで弁論のしようもありませんが(;^ω^)
チャンミン君じゃなくても心閉ざしてますよね~…。
どうなるのかな~???

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

予想通り?
ユノ様、いったい何を考えてるんでしょうね~…(;^ω^)
わかっていないのか、それとも何か考えているのか…どっちだと思います?
ホント、困った子です。
チャンミン君が可哀想すぎる…(T_T)

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇わり 様

とうとうきちゃいました(笑)
順調すぎたふたりに試練の時…?
いったい、どうなるんでしょうか??
ユノ様が何を考えているのか…。
それより、チャンミン君は大丈夫なのか???
乞うご期待(≧▽≦)

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