雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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amanogawa 6


amanogawa 6



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



指折り数えて待つ日々。

ユノに逢える日を思うだけで、ドキドキする。

逢いたくて、ただ逢いたくて。

僕の胸の中にはユノしかいなくて、1日だって思い出さないときはなくて。

なんで、1年に1度だけなんだろう。

もっと逢いたい。

毎日、一緒にいたい。

いろんな話をして、いろんなものを見て、いろんなところへ行って。

他の誰かじゃ意味がない。

ただひとり、そう思うのはユノだけ。

「チャンミン」

「…?」

「今年も行くのか?」

「うん」

行かない、という選択肢はない。

だって、好きなんだ。

ユノは忘れちゃってるだろうけどけど、僕を助けてくれたあの日から。

優しい笑顔で、おびえる僕にそっと手を差し伸べてくれた。

気を付けて帰れよって言ってくれた。

僕の、初恋の人。

大好きな人。

「でも…大丈夫なのか?」

「え?」

「だって、ほら。10年って約束だったじゃん」

「…」

すっかり忘れてた。

もう一度お願いしに行かなきゃ。

このままじゃ、ユノに逢いに行ってもきっと気づいてくれない。

ぎゅってしてもらうこともできない。

幼馴染の言葉に一番大事なことを思い出し、慌てて家を飛び出した。

「こら!待てって!ひとりじゃ危ないだろっ」

そうして隠れながら僕はあの人の元へと向かった。

「魔法使い様っ」

ほの暗いその場所。

幾分、ほかの場所よりも冷たく感じる。

「ん?あぁ、チャンミンか。どうした?そんな血相変えて」

「あ、あの…っ」

焦るあまりに言葉がうまく出てこない。

その間にも気ばかりが急いて、もどかしくなってくる。

「今年もアイツに逢いに行きたいんだって。だから、もう1度力貸してやってくんない?」

うまく言葉にできない僕に代わって、幼馴染が隣からそう告げた。

魔法使いは首をかしげ、ピンと来ていない様子。

「ほら、人間に逢いに行くために神様がチャンミンを人間にしてくれただろ?最初、10年って約束だったじゃん。で、今年は期限切れだからもう1回お願いしに来たんだ」

その通りだと大きくうなずく。

「絶対名前は名乗らないって約束しますから。お願いしますっ」

「う~ん…」

「ま、魔法使い様…っ」

悩むような首をかしげ、顔をしかめる。

懇願するように両手を合わせた。

「あのね、チャンミン」

嫌な予感がした。

ものすごく、嫌な予感。

「残念だけど、もう同じ魔法は使えないんだ」

「…」

言葉が理解できないほど、頭が真っ白になった。

同じ魔法は使えない?

どういうこと?

「それって…制約を変えても無理なの?名前を名乗らないって部分をなんかに代えたりとか」

「制約を変えても中身は同じだからね」

「そ、そんな…」

だって、ユノに逢える日を楽しみにしてきたんだ。

あと何日って数えながら。

それに、約束した。

また来年って。

なのに…。

涙があふれていく。

ぽろぽろ、ぽろぽろと。

まるいその粒が、足元へといくつも転がった。

「チャンミン…」

「…っく」

そっと肩を抱くように手が触れる。

でも、それは僕の望むものじゃない。

「なんか、ほかに方法はないの?」

「う~ん…そうだなぁ…」

もしも方法があるなら、僕はなんだってする。

ユノに逢うためなら、何を差し出したっていい。

「ちょっと探してみるよ。でもさ…大丈夫なの?」

「大丈夫か大丈夫じゃないかって言われたら、たぶん大丈夫じゃないけど…でも、僕はチャンミンの涙なんか見たくない」

「ふ~ん…なるほどねぇ…。まぁ、いいや。ちょっと時間ちょうだい?今日、明日っていうわけにはいかないから、そこだけは許してね?」

「そんな…っ」

その言葉は、僕にとって絶望に等しい。

だって、約束の日は明日。

ユノがいつもの場所に迎えに来てくれる日なんだ。

「ユノ…っ」

耐えられないよ。

1年に1度だって寂しくて仕方がないんだ。

もしも明日を逃してしまったら、いつ逢えるかもわからない。

「チャンミンは、そんなにもその人間のことが好きなの?」

神様の問いかけに、僕は迷うことなく頷いた。

「私たちを迫害し、住処を奪っていった彼らの子孫なのに?」

「ユノは、そんな人じゃない。だって、僕を助けてくれた」

確かに、人間は僕たちを脅かす。

いろんな手法で。

でも、そんな人間ばかりじゃない。

ユノみたいに優しい人だっているんだ。

「岩場に取り残されて、戻れなくなった僕を助けてくれたんだ。海に、還してくれたんだ…っ」

そう。

ひとりで心細くなって、もしかしたら死んでしまうかもしれないって、怯えていた。

陽が高くなって、ギラギラとした日差しが降り注いで、もう僕の周りにお水はほとんどなくなっていて。

全身が乾いてしまって、死を覚悟した。

そんな時、ユノが現れた。

最初は殺されるって思ったんだ。

でも、ユノは殺すどころか、助けてくれた。

バケツにお水を汲んできて、僕をそっとその中へ入れてくれた。

陽射しをよけるために布をかけてくれたり。

そして、ここなら大丈夫だと海へ還してくれた。

おかげで僕はいま、こうやって生きている。

ユノに出逢わなかったら、たぶん僕は今頃星になっていると思う。

太陽に照らされて、水はなくなって、干からびて。

想像するだけで怖い。

「ふ~ん…人間が、ねぇ…」

「とにかく、お願いします」

「うん。まぁ、考えてみるよ」

考えてみるだけで、叶うとは限らない。

どうしたらいい…?

どうすれば…。

「チャンミン、泣くなって…」

だって、仕方がないじゃないか。

勝手にあふれていくんだ。

悲しくて、苦しくて。

逢いたい…。

逢いたいよ、ユノ…。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ヒトデって…(;^ω^)
ホントに忘れちゃったカンジですか?
しっかりしてください~(>_<)

完結は来年です♪
今年はどうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

こちらも間違いなくキュヒョン君ですね~(笑)

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