雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (38)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

MIROTIC ep.4-33

 MIROTIC3.png



MIROTIC ep.4-33




★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



見た目は小汚い焼肉屋。

もう、すっかり顔なじみだ。

でも味はピカイチ。

値段もリーズナブルだし。

それに、何よりユノに奢るのは初めてだから余計に楽しい。

「いっぱい食べてくださいね?」

「じゃあ…ま、遠慮なく」

たっぷりお肉を注文して、栄養バランスを考えて野菜も大目。

網の上に所狭しと並べながら食べていく。

「ホント、ここの肉うまいよな」

「うん」

ユノも気に入ってくれてるみたい。

今度は、もうちょっとおしゃれなお店にでも連れてってあげようかな…。

いつものお礼も兼ねて。

今日はお酒はなしで、ウーロン茶。

昨日の今日で失敗するわけにはいかないし、それに禁酒を誓ったばかりなんだから。

「1杯くらい飲めば?」

「ダメです」

「なんで?オレがいんだから別に酔っ払ってもいいじゃん」

「昨日の二の舞はご免です」

ホント、いま思い返してみても恥ずかしい。

二度とあんなことにならないよう、やっぱりお酒は禁止。

これが一番手っ取り早い。

「残念。酔っ払ったチャンミナ、可愛かったのに」

「ヘソンひょんとドンワンひょんに謝りにいかなきゃ…」

だって、絶対迷惑かけちゃったよね…?

記憶ないくらい酔っ払ってたんだから。

「店出るまでは普通だったぞ?」

「え?」

「っていうか、ふたりと分かれるまで?気、張ってたんじゃねぇの?いきなりふらふらし始めたから」

僕、どんだけユノに甘えてるんだ…?

気を許しすぎ?

「そんだけオレのこと信用してくれてるってことだろ?」

「勝手な解釈しないでください」

そんなこと言っておいて、たぶん、その通りなんだけど…。

ユノも気づいてるみたいで、にやにや笑ってる。

わざとらしく顔を背け、最後のお肉をぱくり。

最後はクッパ。

うん、おいしい。

「チャンミナ」

顔を上げると、なぜかそこには携帯電話をかざすユノの姿。

一瞬、光を放ち、耳慣れた音が聞こえた。

「なに撮ってるんですかっ」

「待ち受け」

「は?」

よりによって、クッパを頬張ってる写真を?

「撮るならもうちょっとましな姿を撮ってくださいっ」

「いいじゃん。一番チャンミナらしいだろ?それとも、セックスしてる写真のがよかった?」

「ア、アンタ、馬鹿か!?本物の馬鹿だろっ!」

「結構本気なんだけど…ま、チャンミナは絶対嫌がると思ったし、これで我慢」

頭おかしいんじゃないか…?

ある程度理解してきたつもりだったんだけど、まだまだ理解できていなかったみたいだ。

「うん、可愛い」

「…っ」

わざとらしく携帯電話にキスをして、ちらっと僕を見る。

もう…ホントにこの人は…。

顔が赤くなるのを感じ、誤魔化すようにクッパをかきこんだ。

「早く本物にキスしたいから帰るぞ」

じろりと睨みつけ、伝票をひったくるように手に取った。

いまどき手打ちのレジ。

先に店を出て行くユノを見送り、表示された数字を見つめた。

あれ…?

そういえば、ユノの世界はドルで統一されてるって言ってたよね?

1ドルっていくらになるんだ?

僕、もしかして騙されたんじゃ…。

なんかそんな気がしてきた。

支払を済ませ、店を出たすぐのところにいたユノの肩を掴んで思い切り引き寄せた。

「チャンミナ?」

「1ドル、いくらですか?」

「あ~…バレた?」

やっぱりだ。

この野郎…僕が向こうの世界の常識に疎いからって騙しやがって…っ。

「気にすんなって。オレの気持ちの問題」

「そういう問題じゃない!」

「だって、いずれは共有財産だろ?変わんないって」

支払わせない気だ…。

「それに、オレは金よりチャンミナが欲しい」

「…っ!?」

馬鹿げたことを言っているくせに、顔はやけに真剣で。

その真剣な表情に、真っ直ぐな眼差しに心臓が喧しく騒ぎ出す。

「ユノは…超・大馬鹿です」

「馬鹿から格上げ?」

なんで嬉しそうに笑うかな…。

普通、怒るところでしょ?

ホント…馬鹿。

「ほら、早く帰るぞ。時間、なくなんだろ?」

もう何も言う気も起きない。

幸せすぎて。

差し出された手を迷うことなく掴み、肩を並べて歩き出す。

特に何か会話をするわけでもなく、早くって言ったくせにのんびりと。

ふたりで過ごす時間を楽しむように。

路地を曲がり、マンションが見え始めた。

近づいてみると、入り口に人影がぽつんとひとつ、佇んでいた。

「…?」

ふと、こちらに気づいたようでゆっくりと近づいてくる。

「シム・チャンミンさんですね?」

尋ねるではなく、確認するように僕の名前を紡いだ。

何か、得体の知れない恐怖を覚え、思わず1歩後ずさる。

「ある人が、あなたにお礼を言いたいと申してます。よろしければ、少々お時間をいただけませんでしょうか?もちろん、ご都合はシム・チャンミン様に合わせます」

「お礼…?誰、ですか?」

「ジェシカ・チョンという女性です」

その名前には聞き覚えがあった。

反射的にユノを振り返れば、どこか険しい表情。

だって、もうお礼なら言ってもらった。

なのにどうして…?

「こちらが連絡先です。お電話、お待ちしております」

用件はホントにそれだけだったようで、頭を下げてすぐさま踵を返した。

いったい、何者なんだ…?

いや、それ以前にジェシカのことだ。

「ユノ…」

「オレと関わったものはすべて記憶を消してある。だから、ジェシカは覚えていないんだ。お前と会ったこと、話をしたこと、全部」

そう、か…。

関わった人間の記憶は消去するって、言ってたっけ。

だから、僕は何も知らないで通してあるって言われた。

でも、ジェシカは記憶を消されたんだ。

仕事だから。

なんか…切ないな。

1歩間違ったら、僕も忘れていたかもしれない。

この先ももしかしたら、記憶を消されるかもしれない。

ユノと過ごした時間をすべて忘れる。

それは、恐怖でしかない。

「心配すんな」

「…」

どうやったら心配せずにいられるんだよ。

睨みつければ、自信に満ち溢れた不敵な笑みがある。

「お前がもしもオレのこと忘れたって、オレが覚えてる」

それがどうした、って言いたい。

僕が忘れちゃったら、意味がないじゃないか。

「何度だって、振り向かせてやる」

「…」

ホント…この人は、救いようのない大馬鹿野郎だ。

「お前、信じてないんだろ?」

「当たり前じゃないですか」

「大丈夫だって。オレ、自信あるから」

まったく…。

その自信の根拠を知りたいものだ。

たぶん、理解できないんだろうけど。

「ユノ」

「ん?」

「早く部屋行こう?」

「それ、誘ってんの?」

そうだよ。

僕なりの、精一杯の誘い文句。

胸に巣くった不安を、少しでも早く埋めてしまいたくて…。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

そりゃもうってくらいダダ漏れです(笑)
そして、ジェシカ嬢再び!
ご褒美が欲しいっていうことは、罰ゲームもありということでいいんですよね?

オイラも昨日から腹痛が…。
全然、収まる気配がない(T_T)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ジェシカ嬢、再登場~(≧▽≦)
記憶、消されちゃってますからね~…。
そして、これからどうなっちゃうんでしょう?
ラブラブですけど、不安要素はいっぱい(;^ω^)
ユノ様はまるで気にしてませんけど(笑)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.