雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 1


恋焦がれて見た夢 1



どうして人は恋をするのか。

ねぇ、誰か教えて…?



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いつからだろう。

君に、本当のことを言えなくなったのは。

笑顔を僕に向けてくれるたび、胸が張り裂けるような痛みを感じるようになったのは。

でも、決して告げてはいけない。

僕が願うことはただひとつ、君の幸せだけだから…。






君と初めて出逢ったのは、4月の終わり。

春だというのにまだ風はどこか冷たくて、冬の香りがまだかすかに漂う季節。

高校へと入学して、人見知りの僕はどこか浮いた存在になっていた。

まぁ、あんなことがあったのだから仕方がない。

同じ中学校出身の人がいたなら、またウワサされて、居辛くなるのがオチ。

しばし窓辺に佇み、ぼんやりと校庭を眺める。

地平線に太陽が滲み、青かった空はいまや燃えるように赤い。

ここは、ゆっくりと時間が流れている気がする。

以前いた街はどこか忙しなくて、みんな生き急いでいるようだった。

放課後はよくトモダチと駅前のゲームセンターへ行ったり、ファストフードで下らないことをしゃべってみたり。

1日が24時間じゃ足らないなんて思ってたけど、いまは手持ち無沙汰。

トモダチでもできれば違うんだろうけど。

まぁ、作ろうとも思っていないし…仕方ないか。

僕は人と少し、ズレているみたいだから。

「…」

帰ろう。

いつまでもここにいてもしょうがない。

カバンを手に、誰もいない教室を後にする。

昇降口へと向かい、靴を履き替えていたときのことだった。

「お前がシム・チャンミン?」

なんか、このカンジ…嫌だな。

3年前を思い出す。

「へぇ…ホント、キレイな顔してんな。マジで男?」

「確かめればいいんじゃね?」

気色悪い…。

鏡見てから出直して来い、と言いたい。

こういう輩はどこにでも生息しているんだな…。

でも、昔よりはましか。

中学へ入学した当初は背が小さかったせいか、しょっちゅう女子と間違われた。

いまは身長も伸び、昔ほどではないにしろ、ゼロではない。

いい迷惑だ。

「遊んでやるから来いよ」

どんな遊びをするつもりだ…?

まともな遊びじゃないことは確かだ。

肩を組まれ、寒気が走る。

この状況をどうやって切り抜けようか…そう考えていた時だった。

「何してんだよ」

おもむろに腕をつかまれたかと思えば、勢いよく引っ張られる。

肩に乗せられていた腕はどき、代わりに腕を掴む力強い手。

「行くぞ」

「…」

とりあえず、切り抜けられたのかな…?

腕を取られたまま、僕はその人ともに歩き出した。

「腕、離して」

100メートルほど進み、そう呟いた。

その呟きが聞こえたのだろう。

斜め前を行っていた彼が慌てて手を離し、振り返る。

「悪い」

「チョン・ユンホ君…だよね?」

驚いたように目を見開き、続いて幼い笑顔を浮かべた。

「名前、覚えてたんだ?」

「一応…クラスメイトだし」

たぶん、知らない人のほうが少ないんじゃないだろうか…。

意識していないかもしれないけど、目立つから。

ウワサでは、入院していて1コだぶってるとか?

何よりもその容姿だ。

端正な顔立ち。

がっしりとした体躯。

そのくせ、笑うと一気に幼くなる。

明るい性格で、友人も多いみたいだ。

僕とは正反対。

「ああいうの、結構あんのか?」

「え…?まぁ…少なくはないですね」

「なんかあったら言えよ?」

ほとんど今日初めて言葉を交わしたというのに、なんでそんなことを…?

今回は見て見ぬフリができなかったのかもしれないけれど、対して仲がいいわけでもないんだから放っておけばいい。

僕ならば、間違いなくそうする。

「チャンミン…って、呼んでいい?」

「あ…はい。どうぞ」

「オレ、チャンミンとしゃべってみたかったんだ」

「僕と…ですか?つまらないと思いますけど」

そう。

僕は酷くつまらない人間だ。

取り立てて、得意なことも何もない。

どこにでもいる、普通の人間。

「そんなのわかんねぇだろ?知ってくうちに変わってくもんじゃん」

「まぁ…そうですね」

確かにその通りだ。

えてして人間は装おうとする。

いい人に見えるよう、優しい人に見えるよう。

最初はよくてもだんだんと本質が見え始め、第一印象が崩れる。

どちらへ転ぶかはわからない。

その人次第。

だって、ようはその人にとって付き合いやすいか、そうでないか、というだけだから。

まさに千差万別。

これ、と決め付けることはできない。

「チャンミンって面白いな」

簡単に返事をしているだけなのに、何が面白いのだろう…。

「そうですか…?」

「うん、面白い」

そんなことを言われたのは初めてだ。

親しいトモダチにも言われたことがない。

「なぁ、オリエンテーリングどうすんの?」

「どうするって?」

「どっかのグループ入るの?」

そういえば、そんなものが来月にあるっけ…。

欠席するつもりだったから、忘れていた。

「いえ…」

「じゃあ、オレんとこ来いよ。な?決まり」

ずいぶん強引というか、自分勝手というか…。

それに、僕みたいな人間が入ったら、同じグループの人たちが嫌な顔をするんじゃ?

「僕は欠席するつもりなんで…」

「ダメだ」

「ダメって…」

「オレ、チャンミンのこと気に入った」

なんだよ、その理由。

迷惑だって思う反面、その強烈な個性に興味を覚えた。

「家どこ?」

「あ~…えっと」

どこと口で説明するにはまだ土地勘がなく、携帯電話を取り出して、地図アプリを開いた。

住所を打ち込めば自動的に我が家付近が表示される。

「ここです」

「マジ?超近いじゃん」

「そうなんですか?」

「オレん家、ここ」

指差された場所は家から距離にして200メートルほど。

目と鼻の先と言っても過言ではない。

まさか、そんな近くにいたなんて。

世の中っていうのは、思っている以上に狭いらしい。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

いつになく暗いですね~(;^ω^)
切なさ満載♡
またひ◇み様の翻弄される毎日の始まりですね~♪
楽しみ(´∀`*)ウフフ

急に堕ちることありますよ~!
生きているんだから仕方ない(>_<)
そういう時はゆっくり休んでくださいm(__)m
何しろ、デートまで1週間ですから~(≧▽≦)

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Re: グイグイ‼

ペ◇マミー 様

またもや学生なふたり♡
ユノ様、だいぶグイグイ攻めてますね~(´∀`*)ウフフ
こちらもどうなるか…まだまだナゾ(笑)
想像してみてくださいね~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

こ◇ろ 様

始まっちゃいました(≧▽≦)
最初から切なさ満載!
っていうか、チャンミン君が一筋縄じゃいかないカンジ?
ユノ様は安定ですが(笑)
どうなるのか…お楽しみに~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

あ◇まい 様

何やら過去にひと悶着ありそうですね~…。
チャンミン君の心の傷、ユノ様は癒せるのかな?
ドSカモンですか?
二言はないですね??
だったら遠慮なくいかせてもらいますよ~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

またまた高校生設定です♡
ユノ様の留年理由も気になりますし、
チャンミン君の過去も気になりますし…( *´艸`)
ま、ユノ様だけは安定の行動力!
これからどうなっちゃうんでしょうね~(´∀`*)ウフフ

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