雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 8


恋焦がれて見た夢 8



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いつの間にか、家族といる時間よりチャンミンといる時間のほうが増えていた。

比例して、交わす言葉も増えていく。

どうでもいいことから、ちょっと踏み込んだところまで。

少しずつ、距離を測りながら。

「チャンミン」

「…?」

遠くから名を呼ばれ、振り返ればユノが手招きしていた。

ユノの周りには複数のクラスメイト。

いつもユノと一緒にいる。

「チャンミンってば」

早く来いと急かすユノに小さく息をつき、本を閉じて歩み寄った。

「なんです?」

「自己紹介」

「は?」

「だーかーらー、オリエンテーリング。同じ班なんだから、仲良くならないとだろ?」

いまさら…?

何をどう、自己紹介しろって言うんだ?

言葉に詰まっていると、なぜかユノに睨まれた。

「まーまー。いきなり自己紹介っつったっていまさらだろ?話したことはないけど名前は知ってるし」

トモダチと思われるひとりがそう場を取り繕うようにそう告げた。

「オレ、ドンヘ。よろしくー」

「シウォンだ」

「えっと…シム・チャンミンです。よろしくお願い致します」

「堅苦しいっ!」

普通に挨拶をしたら、そんなダメ出し。

いったい、どうしろと?

伸びてきた腕が首をホールドして、頭を抱え込まれた。

「コイツ、とっつきづらいけど面白いヤツだから仲良くしてやって?超絶不器用なだけだから」

「ユノに言われたくありません」

なんなんだ?

別に僕が器用だろうと不器用だろうと関係ない。

好んで人付き合いをしていないだけ。

「ホントのことじゃんっ」

「ユノのほうが不器用でしょう?昨日なんか、じゃがいもの皮むきお願いしたら、ほとんど実がなかったじゃないですか」

「そ、それとこれとは関係ねぇだろっ!」

「ユノが言い出したことでしょう?」

「…っ」

緩んだ隙に腕の中から抜け出し、そっと息をつく。

乱れた髪を整えるようにかき上げ、ユノを見下ろした。

小さく身体を震わせながら、僕を責めるように見上げるその瞳。

これじゃ子どもだ。

ホントに年上なのかと疑いたくなってしまう。

呆れたようにため息をもうひとつ。

すると、ぽかんとしていたドンヘとシウォンが急に笑い出した。

しかも腹を抱えての大爆笑。

別に面白いことをしたつもりはないけど…笑われても仕方がないか。

「おもしれ…っ!」

「なんだこれ!新しい漫才か!?」

ユノのおかげで漫才呼ばわりだ。

「わ、笑うなっ!」

いやいや、ユノのせいだし。

手に負えないと踵を返せば、ぐいっと思い切り腕を引かれた。

振り返ってみてもユノはドンヘとシウォンを睨みつけ、怒鳴るばかり。

でも、腕は離してくれない。

僕はいったい、どうしたらいいんだろうか…。

またため息がこぼれて行った。

机に寄りかかり、暇をもてあますように空を見上げる。

ゆっくりと流れていく白い雲をぼーっと眺めていると、つかまれていた腕を引かれた。

「…?」

「担当決めるぞ」

「担当?なんの?」

満面の笑みで取り出されたのは、手書きの当番表。

項目を見れば、火をおこす係りだの、料理をする係りだの、片づけをする係りだの。

下らない項目ばかり。

「ユノなんか、いいとこ火起こしくらいしかできないじゃないですか」

「なっ!?か、片づけだってやってんじゃんっ」

「あれが片付け?油は落ちてないし、泡だらけのまま水切り籠に突っ込んだりするのがですか?」

そんなやり取りをしていると、またドンヘとシウォンが笑い出す。

堪らない、といった具合だ。

でも、これは事実。

ホント酷いものだった。

「まぁ、ユノに片付けはムリそうだよな~」

ドンヘの言葉にシウォンが隣で大きく頷いている。

確かに。

今日もカバンの中は酷い有様だ。

どこに何が入っているんだかさっぱりわからない。

「じゃ、ユノは火を起こす係りってコトで」

「できるって!」

「あとは、料理と片付けなんだけど…オレ、料理できないから片づけでいい?」

ドンヘがそう告げればシウォンが腕を組んだまま頷く。

「チャンミンは料理できんだろ?」

「まぁ…一応」

「超、うめーの!チャンミンの料理、おふくろよりうまいかも」

さっきまでむくれていたのに、もう笑顔。

切り替えが早いというのか、なんというのか…。

「別にうまくありませんよ」

「うめーってっ」

「あー、はいはい。わかりました」

正直、どっちでもいい。

とりあえず、食べられないものではないはずだから。

「っていうか、僕たちだけで決めて大丈夫なんですか?班毎って言っても、クラスで4グループくらいにするって言ってませんでした?」

おそらく、どの班も4、5人。

つまり、ふたつの班でひとつのグループとなるはずだ。

僕たちだけで班を決めても仕方がない気がする。

しかも、誰と組むのかわからないし。

「え?そうなの?」

「聞いてなかったんですか?」

「あ、あは…あはははははー」

笑って誤魔化そうとしているんだろうが、生憎誤魔化せることでもない。

楽しみなんだろうけど、先走りもいいところだ。

仕切るなら、ちゃんとすべてを把握した上で仕切ってもらいたい…と、僕は思う。

「ユノ…お前、また見切り発車か!?」

「だ、だって!」

だって、って…。

どんな言い訳をするつもりだ?

「…」

都合のいい言葉が見つけられず、みるみる萎んでいく。

わかった。

ユノは、バカなんだ。

考えるより先に行動するタイプ。

僕とは正反対。

だからいま、面白いと思っているのかもしれない。

でも…後々厄介になりそうだな…。



つづく。






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Re: がんばれ✋💦

ペ◇マミー 様

ユノ様、ホント頑張ってますね~(´∀`*)ウフフ
その頑張りが少しでもチャンミン君の心に届いてくれるといいんですが…(;^ω^)
漫才呼ばわりなふたりの会話(笑)
チャンミン君が大変なのか、それともユノ様が大変なのか…。
さて、どっち???

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なんとなくイイカンジ~(´∀`*)ウフフ
でも、らぶらぶ、ではないですね~…(;^ω^)
いったい、どうなるんでしょう?
お楽しみに♡

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