雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 10


恋焦がれて見た夢 10



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



険悪なムードが漂っていた。

その引き金は、間違いなく僕が引いた。

でも、ユノの言っていることがすべて正しいとは思えない。

少なくとも、僕は。

だから、ユノがもう僕と関わりたくないというならそれでいいと思う。

トモダチになってみたいと思った矢先のことだから少し残念ではあるけれど仕方がない。

無理に、関係を築きたいとは思わないから。

「オレはチャンミンがどういうヤツかまだわかんないけどさ、こんなことでケンカしてたって仕方ないだろ?チャンミンにはチャンミンの考え方があるんだし、ユノにはユノの考え方がある。それは当たり前のことじゃん。何、熱くなってんだよ」

「だって、チャンミンがあんまりバカなこと言うからだろ!こんな自分勝手なことばか言って…礼を言うどころか、必要ないって言われたも同然じゃねーかっ」

「だから、その理由も聞かずに怒んのはおかしいってことをオレは言いたいんだよ」

シウォンという人間は、意外に大人だ。

この場面において、一番冷静な気がする。

もちろん、僕も冷静ではあるけれど。

ユノときちんと関係が築けているからなのか、ちゃんと言葉の意味が届いているらしい。

「なぁ、チャンミン。お前なりになんかがあってそういう考え方になったんだと思うけどさ、ユノなりに心配してんだよ。だから、その辺は汲んでくれないか?」

「もちろん、そこは感謝をしています。助けられたのはこれで3度目ですから」

「じゃあ、まずはそこのお礼だろ?まぁ、ユノが勝手にしたことかもしんないけどさ、一応助けてくれたって認識があるなら一言ありがとうって言うべきなんじゃないか?」

あぁ、確かにその通りだな。

冷静でいたつもりだけど、冷静さを欠いていたのか…。

いや、違うな。

タイミングをはぐった、というのが一番近いかも。

何しろ、いきなり怒鳴られたし。

「ありがとうございました」

いまがそのタイミングだというなら、そう言うべきなんだろうと思った。

だから、そう告げた。

けれどもう、僕の言葉はユノに届かない。

「別に礼なんかいらねぇよ。どうせ、オレが勝手にしたことだし。お前に取っちゃありがた迷惑だったんだろ」

「ユノ!」

「んだよっ!」

「いいから…まずは落ち着けって。な?」

「落ち着いてられるかっ」

シウォンすら怒鳴りつけ、ユノは背を向けた。

足を引きずりながら、遠ざかっていくその背中を僕はただ見つめた。

どうせ、ここで声をかけたところで意味はない。

「あ~…なんていうか…。悪いな?アイツ、悪いやつじゃないんだよ…って、チャンミンだってわかってるか」

「…はい」

「なんか、超絶不器用って言ってた意味がようやくわかった」

それはユノが、シウォンとドンヘに対して自己紹介をしろと言ったあのときの言葉。

目を伏せ、苦笑いした。

「お前、頭いいくせに言葉の選び方がヘタなんだよ。結論だけじゃなくて、ちゃんと理由もつけてやればユノだって理解してくれたんじゃないか?まぁ…言いたくないこともあるかもしんないけどさ」

「…理解、してくれますかね…?」

「するよ。アイツは」

他人のことなのに、なんか自信たっぷりなその態度。

ちゃんとトモダチなんだな。

僕みたいな、にわか的なものじゃなくて。

「とりあえず…しばらくオレと一緒に行動な」

「大丈夫ですよ。迷惑、かけたくないんで」

「それも、なにか理由あるのか?」

「え…?」

どう答えればいいのだろう…。

迷惑をかけたくない理由は、ある。

そのために単身、この地にやってきたのだから。

「あ、別に言いたくないならいいんだ」

「…すみません」

「別にいいって。それよりさ、早く帰ろうぜ?な?」

「送り迎えまでする気ですか?」

「もちろん。ユノが戻ってくるまでの期間限定だけどな」

なんなんだろう…。

ユノといい、シウォンといい、いい人ばかりだ。

こんな人たちに囲まれて育ったなら、僕もこんな人間にはなっていなかっただろう。

なんとなく、そう思う。

「あ~…でも、チャンミンがオレのがいいって言うなら、継続するけど?」

「しないって選択肢はないんですか?」

「ないよ。オレ、チャンミンとトモダチになりたいから」

「僕と…ですか…?」

また、理解できない人がいた。

どうしてこんな人間とトモダチになりたいと思うんだろう。

いぶかしむように問いかければ、シウォンは心底楽しそうに声を上げて笑った。

「やっぱ、面白いな」

正直、返す言葉が見つからない。

これで面白いと言われたのは2度目。

でも、そのひとりはもう関わらないと言って去ってしまった。

オリエンテーリングも、どうなんだろう…。

やっぱり、僕なんかいないほうが、みんな楽しめると思う。

特に、こうなってしまった以上。

当初の予定通り、欠席しよう。

そのほうがみんな気を遣わなくてすむだろうから。

「なに考えてるんだ?」

「別に…大したことじゃありません」

「そう?」

「はい」

「じゃあ…そういうことにしておいてやる。いまは」

ぽんと、背中を押された。

行こうと促すように。

教室に戻ってみると、そこにユノの姿はなかった。

カバンもない。

先に帰ったんだろう。

図書室から借りてきた本をカバンの中へと押し込み、肩へとかける。

振り返ればすでに身支度を整えたシウォンが佇んでいた。

「家、ユノん家の近くなんだっけ?」

「えぇ。シウォンさんは…」

「シウォンでいいよ。オレも結構近く。っていうか…通過地点?オレん家はもうちょっと遠いから」

そんなことを話しながら昇降口へと向かえば、またあの上級生がいた。

おそらく、僕を待ち伏せしていたんだろう。

けれど、シウォンを見るなり嫌悪感を露にし、舌打ちを残して去っていった。

「アイツら、ホントにたち悪いな…」

「ヒマなんじゃないですか?毎日、僕の動向を気にしてるみたいだし」

そうでもなければ、毎回僕が独りになったすきにそう都合よく姿を現すはずがない。

「まぁ、オレがいるから。心配すんな」

「…」

ホントはどう思っているんだろう。

面倒だと思っているんじゃないだろうか。

窺うようにシウォンを見やれば、ふっと口端に笑みが浮かぶ。

「本気で心配してるんだよ。だから、ちょっと邪魔かもしんないけど、送り迎えさせてくれよな?」

「…面倒だとは思わないんですか?」

「いまのところ、そう思う気配はないな」

いまのところというその前置きに、安堵した。

心が少しだけ軽くなったような。

「チャンミンは、アレだな」

「…?」

「もうちょっとワガママんなれ。変なトコで気を遣いすぎなんだよ」

伸びてきた手が、乱暴に頭をなでていく。

おかげで髪がぐしゃぐしゃだ。

でも、知らず、笑っている自分がいた。

楽、かもしれない。

ユノといるよりもシウォンといるほうが。

そんな風に思った。



つづく。






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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

怒っちゃいました(;^ω^)
それだけ本気でチャンミン君を心配してるからなんでしょうけど(笑)
でも、どうなっちゃうんでしょう?
シウォンさんが思わぬ伏兵にならなきゃいいんですけどwww
それにしても、見事に正反対ですね~(´∀`*)ウフフ
うまく噛みあう日が来るのかな?

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ヤキモチ…ではないでしょうね~…(;^ω^)
シウォンさんの動向もきになりますし( *´艸`)
チャンミン君の過去も気になる?
どうなることやら(´∀`*)ウフフ

このお話のユノ様は、無邪気なカンジかな~?
チャンミン君は影を背負った儚いカンジ?
何しろ、画像検索をする時間が…ない(T_T)

ドンヘは…教室で大気中~♪

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Re: あら…😓

ペ◇マミー 様

ユノ様、怒っちゃいましたね~…(;^ω^)
拗れちゃう?
それとも丸く収まる??
このふたり、どうなっちゃうのかな~(´∀`*)ウフフ

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