雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 4


バンビーノ! 4



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



お酒も入って上機嫌。

ほんのり染まった肌と、濡れた瞳と、可愛らしい笑い声と、肩に寄りかかるまるい頭と。

あ~…もう、どうするよ?これ。

襲ってくれといわんばかりの態度じゃないか。

もしかして…誘ってんのか?

勘違いとかじゃなく。

どうする?

キスとかしてみるか?

とりあえず。

嫌そうだったら冗談にすり替えれば、なんとか誤魔化せるんじゃ…?

だって、酔っ払いだし。

酒の勢いでなんとか言い訳できるかも。

ドキドキとやかましい鼓動を感じながらゆっくりと顔を近づけていく。

「…」

大きな宝石みたいな瞳はまぶたの裏。

長い睫だけが縁取り、かすかに開いた唇からは浅い呼吸音が聞こえていた。

ん…?

もしかして…寝てる…?

「…」

マジか…。

確かに、寝てるって言われりゃ寝てるよな。

両手で持った缶は傾き、いまにも落ちそうだし。

とりあえず落とされる前に、缶をそっと引き抜いた。

なんだ、空じゃん。

静かにテーブルへと下ろし、今度は慎重に、起こさないようにと彼を支え起こす。

不思議なもんだ。

さっきまでは重くて、面倒くさくて、そこらへんに投げ捨ててやろうなんて思ってたのに、いまじゃまるで宝物だ。

そっとベットへ横たえて、額にかかった髪をそっとのけた。

「…」

キレイだな…。

いっそ、既成事実でも作っちまうか?

「ん…も、たべれな…」

「…」

夢の中でもまだ食ってんのかよ。

いったい、どんだけだ?

おかげで気がそれた。

片付けはもう明日でいいや。

とりあえず、オレも眠ってしまおう。

ベットはひとつしかないし、同衾は仕方ないよな?

ほら、男同士だし。

体のいい言い訳を並べて隣へともぐりこみ、細い身体を抱き寄せるようにして目を閉じた。

十分、バンビもいいにおいすんだけど?

まるではちみつみたいに甘い香り。

「おやすみ」

これくらいならいいだろうと、まぶたへそっと口づける。

自分でベットにもぐりこんでおいてなんだけど、結構拷問だな。

好きな人が目の前で無防備な姿をさらしてるっていうのに、手が出せないってのは。

いや…でも、さすがに出逢ってばっかだし。

1日目だし。

知り合ってから数時間しか経ってないし。

しかも、男同士だし。

うん、さすがにマズイ。

ここはやっぱり我慢のしどころ。

嫌われるのも、避けられるのもご免だから。

目を閉じて、頭の中を真っ白に。

ドキドキは収まらないけれど、腕の中にある心地よいぬくもりにだんだんと意識が遠ざかっていく。

たぶん、酒のせいもあったんだろうな…。

オレにしては結構飲んだほうだし。

あっという間に窓の外は明るくなっていた。

眠った時と同様、腕の中には無防備な寝顔がひとつ。

大きな身体を小さく丸めて、穏やかな寝息を立てている。

やっぱ、可愛いな…。

すっかり酒が抜けてもそう思ってしまう。

ふっくらとした頬を手のひらで包み、無意識に顔を近づけていた。

キスくらいしたいな…って。

我慢できずに。

そしたら、想像以上に気持ちいい。

1回だけのつもりが、もう1回、もう1回って…。

何度目かのキスの時、パチっとまぶたが開き、大きな瞳が姿を現した。

「え…?あ、あの…」

「…」

どう、言い訳をするべきか…。

全然考えてなかった。

さっきまで触れていた唇を両手で覆い隠して、耳まで真っ赤になって、じわりと涙の浮かぶ瞳で見つめられて。

頭の中が真っ白だ。

あまりに彼が可愛くて。

「か、彼女と間違えたですか…っ!?」

そういう方向に行くか…。

でも、そこはちゃんと否定しとかないとだよな。

後々で厄介だし。

「いま、残念ながら彼女はいないけど?」

「え!?じゃ、じゃあ、なんで…」

「バンビがあんまり可愛いから、つい?」

「/////」

一気に顔が赤くなっていく。

口を覆っている手までも。

「嫌だった?」

脈あり…だよな?

だって、赤面はしてるけど、逃げるそぶりはないし。

「ユ、ユノは遊び人か!?」

「遊び人じゃないよ。誰彼かまわずこういうことはしないし」

ホント、可愛いな…。

戸惑っているその瞳も、うろたえるその態度も。

「まぁ、イタリア生活は長かったけどな」

ちょっとだけフォローのつもりだけど、フォローになってるのかは疑問だ。

挨拶でするのは口じゃなくて、頬だし。

どの程度彼が認識しているかはわからない。

「イタリア…?留学してたんですか?」

「あぁ。4年前までな」

途端、瞳がキラキラと輝きだす。

まるで子どもがヒーローを目にしたときみたいに。

「イタリアに興味があるのか?」

コクコクと何度もうなずき、さっきの出来事など忘れてしまったみたいに期待に満ちたまなざしをオレへと向ける。

「知りたいなら教えてやるよ。時間はたっぷりあるし」

「ホントですか!?」

「あぁ」

そんなの、お安い御用だ。

興味を引くためならなんだってやってやる。

もちろん、もしも恋人になった暁には手離してなんかやんないけど。

喜びはしゃぐ彼をそっと引き寄せ、後ろから抱え込むように抱きしめた。

「ユノ、すごく優しい人ですね」

下心なんかまったく気づいていない様子で、優しい人とオレを称する。

打算計算が盛りだくさんと知ったらどんな顔をするのだろうか…。

バレるようなバカな真似はしないつもりだけど。

そっと頬へ唇を寄せてみても、嫌がるそぶりはない。

気づいていないんじゃないかっていうくらい。

もしかして…かなり鈍感?

普通、ここまでのスキンシップってないと思うんだけど…。

たとえイタリアであっても。

まぁ、思うつぼだけど。

「なんかメシ作って?腹減っちゃった」

「はい」

いつまでもこうしていたいけど、さすがに我慢できなくなってくる。

腕という名の鳥かごから放つための名目を口にすれば、まぶしいほどの笑顔で明るい返事。

ホント、可愛すぎ。

「そうだ…」

服とか、いろいろ必要だよな?

メシ食い終わったら、買い物でも行くか。

ついでに夕飯はは外で食って、ちょっとしたデートみたいに。

我ながら名案だ。

休日の予定も決まり、ベットから降り立つ。

すでにいい香りが漂い始めていた。

あ~…やっぱ、いいな。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どっちだと思います?
鈍感?天然??
どっちも、っていう答えもあるかも(笑)

ユノ様自ら拷問生活に突入しちゃいましたが…大丈夫か?
でも、下心丸出しwww
これは…間違いなく食われるパターンだな(´∀`*)ウフフ

肌荒れ!?
ストレスか、ホルモンバランスが崩れたのか…"(-""-)"
とにかく休みましょう!
きっと、それが一番♡
そして29日、一緒にストレス発散しましょう~(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様、イタリアで生活してたんです♪
純粋すぎるバンビちゃんに恋に堕ち、ただいま奮闘中♡
バンビちゃんの気持ちが気になりますね~(´∀`*)ウフフ
どうなるのかな?
でも、バンビちゃんってば完全に押しに弱いタイプ(笑)
これはユノ様に軍配が上がるか??

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