雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DIRT 41

DIRT 41

翌日から、オレは必死に勉強した。
チャンミンが教え方が良かったのか、大検が思ったよりも簡単だった。

通常よりも1年早く大学受験の資格を得たオレは、続いて大学受験へと向けて勉強を切り替えた。
オレの選んだ道は、まるで針山のように厳しい。

でも、時間を短縮するためにはこれしか方法がない。
渡米前、オレは目的を再確認するためにふたりで過ごしたその場所を訪れた。

「チャンミン…」

目を閉じれば、チャンミンのオレを呼ぶ声が蘇る。

泣きそうになる。
でも、泣かないと決めていた。

今度泣くときは、チャンミンを助け出した時と決めていたから。

「行ってくるよ、チャンミン。待ってて。必ず、迎えに行くから」

記憶の中のチャンミンが微笑んでくれた気がする。
そして振り返ることなくオレは思い出の場所を後にした。

1分、1秒が惜しくて。

単身アメリカへと渡り、まずは英語習得に励んだ。
言葉に慣れるには、その土地に飛び込むのが一番だ。
そうすれば嫌でも覚える。

辞書を片手に受験勉強をし、言葉に慣れるためにバイトをする。
眠る時間を削って、それこそ必死に。

『結果はどうだった?』

親父と話すのは7か月ぶりだった。

一応気にかけてくれていたのか、合格発表の夜にそんな電話がかかってきた。

「受かったよ。3年以内に卒業して帰るから」

無謀だと思ったのか、親父は笑った。

笑い声を聞くのは何年振りだろう。
思い出せないくらい、昔だった気がする。

『ずいぶん大きく出たな』

「最初からそのつもりだったんだよ。そのためにこっちの大学受けたんだから」

『そうか。それは楽しみだ』

別に楽しみでも何でもない。
ただ、早く助けたいんだ。

こうしている間にもチャンミンは苦しんでいるから。
電話を切り、ひとつ息をついた。

「チャンミン…」

写真の1枚でもあればいいのに、何もない。

無性に顔が見たくなる。
無性に声が聴きたくなる。

叶わないとわかっていながらも、願わずにはいられない。
もし叶うなら、もっと頑張れるのに…。

その夜、久しぶりにチャンミンの夢を見た。
あの森深い小さな家で、向かい合って食事を取り、他愛もない会話をし、時に微笑みあい、何度も夜を明かしたベットでともに眠る夢を。

きっとチャンミンからの合格祝い。
再びあの生活を取り戻すために、頑張るから。

だから、チャンミンも負けるな…。

******

夢を見るのは、どれくらいぶりだろう…。

ここへ連れて来られてからどれくらい経ったのかさえわからない。
記憶さえあやふやで、ほとんどが闇に塗りつぶされていた。

でも、色あせないものがひとつだけあった。

夢見るだけ無駄だって、苦しくなるだけだってわかっているのに、戻りたいと願う。
もしも背中に翼があるのなら、すぐにでも飛んでいくのに…。

「ユ、ノ…」

冷え切った心が、その言葉だけであたたかくなる。
絶望しかないこの窮屈な鳥かごの中で、唯一僕が僕でいられる時間。

また数時間後には悪夢が始まるから、だからいまだけはもう少し彼との思い出に浸っていたい。
僕が人間として生きることができたあの頃に…。

逢いたい…。
逢いたいよ、ユノ…。

もうこれ以上耐えられる自信がない。
心が今にも壊れてしまいそうだ。

ユノに出逢う前ならばもしかしたら耐えられたかもしれないけれど、逢ってしまったから…。
知ってしまったから…。

どうせ壊れてしまうなら、その前にもう一度だけでいい。
一目、君に逢いたい…。

42へ続く。



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コメント

Re: タイトルなし

あ◇ 様

ふたりとも頑張ってますよ~(T-T)
応援してあげてくださいm(__)m
切実に(笑)

京セラ、いいですね~( 〃▽〃)
私は来月2日までお預けです。・゜゜(ノД`)
とりあえず魂だけ飛ばしてみようかと(^w^)

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