雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 28

バンビーノ




バンビーノ! 28



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



どこに行こうとか、何も決めていなかった。

でも、自然と足が向かっている。

それは僕が新たな夢を見つけるきっかけをくれた人の店。

去年、直営ショップを営業開始したという記事を読んだから、場所だけはわかっていた。

これからきっと、いくつもの難題が待ち受けている。

住む場所もないし、僕が書き溜めたデザインもすべて置いてきてしまった。

完全にゼロからのスタート。

勇気を奮い立たせるためにも、見ておきたかった。

彼が築き上げたものを。

いつか僕もこうなるんだと、あやふやな夢を形にするためにも。

財布の中にはわずかなお金。

無駄にすることはできないと、彼の店までひたすらに歩いた。

ギラギラと照りつける太陽。

喉は乾くし、汗はダラダラ流れてくるし。

でも、行かなくちゃ。

こんなところで立ち止まってなんかいられない。

だって、まだ歩き出したばかり。

大変なのはこれからなんだ。

止まりそうになる足を懸命に動かして、上がったり下がったりの厳しい道。

あとどれくらいだろう…?

1時間もあれば着くかな…?

ふらふらしながらも、それでも歩き続けていると、突然のスコールに見舞われた。

恵みの雨と思ったけど、次第に寒くなる。

降り注ぐ雨が体温を奪い、意識が朦朧としてきた。

立ち止まりたくないのに足が止まり、プツっと意識が途切れた。

テレビの電源が切れるみたいに。

そして…次に目覚めてみると、見たことのない天井があった。

頭の中はぐっちゃぐちゃ。

ここ、どこ?

なんでこんなとこにいるの?

起き上がろうとして、さらに大混乱。

服がないっ!

真っ裸で、どこの誰の家かもわからない。

見知らぬベットの上、全裸で寝てるっていったいどういう状況!?

しかも、知らない人が!?

もう、パニック寸前だった。

状況を理解したくても、整理もできない状態。

言われるままシャワーを浴びて、借りた服をまとう。

いったい、どうしたらいいんだろう…。

まさか、逢いたいと思っていた人が僕を拾ってくれたなんて…。

写真で見るより、実物のほうがものすごくカッコイイ。

そのうえ、優しい。

ゴハンを食べさせてくれて、お酒までくれて。

こんな偶然って、あるんだな…。

僕の運命を左右し、僕が逢いたいと願った人が、すぐそこにいる。

奇跡と称するべきか、運命と称するべきか。

気づくと彼の手がけた商品だけではなく、彼自身を好きになっていた。

いきなりキスされたのには驚いたけど。

本気で遊び人かと思ったけど。

でも、僕だけって言ってくれて…ホントに嬉しかった。

いつの間にか憧れの人が、恋人になってしまった。

嬉しいけど、ちょっと怖い。

こんな幸せでいいのだろうかって。

だって、僕は夢を叶えるために家に出てきたから。

僕みたいなやつは、人より苦労しないとダメなんだ。

だから、ホントだったら彼の家も出るべきなんだと思う。

でも…ムリ。

一緒にいたい。

そして、夢がかなった暁には一番に彼へ報告するんだ。

憧れてましたって、言葉を添えて。

「…ドラ」

どこからか優しく呼ぶ声が聞こえる。

その声は、ユノだ。

「チャンドラ」

目を開けば、切れ長の瞳がじっと僕を覗き込んでいた。

「大丈夫か?」

「…?」

問いかけの意味が分からず、首をかしげた。

するとユノの手が優しく頬に触れる。

「泣いてたから」

なんでだろう…。

別に悲しくなんかなかったはず。

どちらかというと、幸せ。

だって、憧れの人が僕に気付いてくれて、しかも僕を好きになってくれた。

これが幸せじゃないと言うなら、何が幸せなの?

優しく抱きしめられ、ふわりと香った甘い香りに目を細める。

無意識に、広い背中へと手をまわしていた。

そういえば…。

また、いつの間にか移動してる。

ベットはベットだけど、家じゃなくて事務所だ。

いま、何時なんだろう…。

「チャンドラ?」

きょろきょろと時間を確認する術を探していると、再びユノが僕を呼ぶ。

「いま、何時ですか…?」

「ちょうどお昼。腹減っただろ?昨日と同じで悪いけど、弁当買ってきたから」

もうそんな時間なんだ…。

さすがに寝すぎじゃないかな?

だって、昨日もほとんどベットの中で過ごしてた。

「身体は?痛いところとかないか?」

「う、うん…」

やっぱり、ちょっと恥ずかしい…。

「ゴメンな?ムリばっかさせて」

ユノが謝る必要なんてない。

慌ててかぶりを振れば、優しい笑顔が浮かぶ。

額に、まぶたに、頬にと口づけが施されていく。

ユノは…スキンシップが多い気がする。

たぶん。

これは僕だけになのかな…?

それとも、ほかの人にもするのかな?

付き合っていない人を抱きしめたり、肩を引き寄せたり。

「チャンドラ?」

呼びかけにはっと我を取り戻し、なんでもないとかぶりを振った。

「な、なんでもないです」

だって、何か言える立場じゃない。

言うなれば、ペットみたいなものだ。

家に置いてもらって、エサをもらって。

頑張らないと…。

せめて、自分の生活費くらいは自分で稼げるように。

できれば、家賃も折半できるように。

「なんでもないって顔してないけど?」

「ホ、ホントに、なんでもないです。大丈夫です」

だって…ヘンに独占欲とか出して、嫌われたくない。

どんな形でもいいから、ユノのそばにいたい。

「チャンドラはウソが下手だな」

呆れたように笑われ、返す言葉もない。

その通りだから。

父からも、母からもよく言われる。

目は口ほどにものをいうっていうけど、チャンミンはまさにそれ、って。

「捨て猫みたいな目、してる」

それ以上見透かされたら、身分不相応な願いまで露見してしまいそうで、慌てて視線を逸らした。

でも、すぐに顎を掴まれて上向かせられる。

目をそらすなといわんばかりに。

あからさまに、そんなにまっすぐ見つめられるとまた恥ずかしさがこみあげてくる。

押しのけようとしてもユノの力は強くて、びくともしない。

「ユ、ユノ…っ」

「なに隠してる?ちゃんと言えよ。全部、叶えてやるから」

「い、言えませんっ」

「なんで?」

なんでって…それこそ、言えない。

突き放すのが無理なら腕をほどこうと思ったけど、そっちも動かない。

いつの間にか押し倒されていて、真上にユノの顔があって、もう、いっぱいいっぱいだ。

なんでユノって無駄に色気があるの!?

ドキドキしすぎて、心臓が破裂しそう…っ。

「言わないならこのまま襲うよ?」

「!?」

有言実行と言わんばかりに、舌先が首筋に触れる。

その間にも手がケットの隙間をかいくぐって性器へと触れた。

「ユ、ユノっ」

確かにこの部屋へ社員の人が来ることはほとんどないみたいだけど、皆無とも言い切れない。

しかも、いまは真昼間。

明かりを消した暗い部屋ですら恥ずかしくて死にそうなのに、こんな明るい部屋でなんか、絶対にムリ。

絶対、心臓が止まる!



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

信じていただけて何よりです(´∀`*)ウフフ
そんなもん、メチャクチャ好きですよ?ユノ様のこと♡
こんなに愛されてるのにいまだ自信のないチャンミン君(;^ω^)
こっちはこっちで困ったさん(笑)

頑張って高画質の画像探して!
そして、背中バックをぜひ♡

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