雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 22

恋焦がれて見た夢




恋焦がれて見た夢 22


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



言われた通り、左手をビニール袋で保護した。

なんか、変なカンジだ。

しかもお風呂に入るというのに手が洗えない。

「どうした?」

「手も、洗いたいな…と思って」

「あとで拭いてやるから、いまは我慢しろ」

でも、と言いかけて口を噤んだ。

言っちゃダメなんだって思い出して。

「…」

「傷が塞がるまで、な?」

塞がるまでって、いつまで…?

2、3日で塞がるのか?

もしも1週間とか言われたら、ちょっとムリかも。

「こら。手、動かすな。傷が開いたらどうするんだよっ」

無意識に動かしていたらしい。

ユノに怒られ、肩を落とす。

出逢ってからというもの、怒られてばかりだ。

促されるままバスタブに身を押し込んで、そっと息をつく。

「なにため息ついてんだよ」

「…」

「ん?」

僕の気持ちなんかまるでわかっていない様子で、頭を撫でてくる。

子ども扱いされてる…?

まぁ、いいか。

ユノだし。

バスタブの縁に頭を乗せ、されるがまま。

「ちょっと待ってろよ?」

ゆっくりと手が離れていく。

鼻歌交じりに頭を洗って、身体を洗って。

その姿をぼんやりと見つめていた。

綺麗だな、と思って。

僕とは違って、男らしい。

逞しい二の腕とか、張りのある胸板とか。

それこそ、僕にはないものばかり。

「チャンミン」

ぼうっと眺めていると、手招きされた。

どうやら僕の番らしい。

バスタブから立ち上がり、ユノへと1歩近づいた。

「目、閉じてろよ?」

「はい」

言われた通り、目を閉じる。

「チャンミンの髪ってふわふわしてていいよな。オレ、直毛だからさ、ぺったりしちゃうんだよ」

「そうですか?僕は、ストレートの人が羨ましいです」

「交換する?」

「どうやってですか?」

できるわけがない。

それこそ僕はアイロンで伸ばすしかないし、ユノはパーマをかけるしかない。

言いだした本人なのに、笑ってごまかそうとするなんて…。

後先考えずに言うからだ。

「よし。次は身体」

「あの…」

「ん?」

「右手は使えるので、身体は自分で洗えます…」

そう。

昨日、お風呂に入り終わってから思った。

身体は自分で洗えるじゃないか、って。

「いいんだよ。オレがやりたいのっ」

「…」

スポンジを握りしめ、泡を立て始める。

オレが洗うんだと言わんばかりに。

腕に、背中に。

それこそ全身隈なく。

さすがに股間は自分で洗ったけれど。

バスルームを出て、髪を乾かされて、しばしリビングでテレビを見ながらゆったりと時間を過ごす。

そろそろ寝ようかと言いだしたのは日付変更間近。

ユノは躊躇うこともなく、ベットへ潜り込んでいく。

「チャンミン、早く」

「はい…」

ホントにいいのだろうか。

でも、生憎ふとんはこれ一式しかない。

今度実家から送ってもらおうか。

そのほうがいい気がする。

「もうちょっとこっちに来いよ。落ちるぞ?」

昨日よりは確かに広いかもしれない。

でも、セミダブル。

ふたりで眠るには少し狭い。

ユノの腕が腰に絡みつき、落ちないようにと引き寄せる。

よかれと思ってやっているんだろうけど、なんだか落ち着かない。

「チャンミン?」

「ユノは…僕があの人をたぶらかしたと思いますか?」

「は?」

過去を聞いても、ユノは変わらない。

どうしてだろう…。

他の人たちは、腫れ物にでも触るように接し、そして目に見えないところで陰口をたたく。

そういう人間をたくさん見てきた。

でも、ユノは違った。

「思わない」

「…」

「チャンミンにそんな器用なこと、絶対ムリだろ」

当然のようにそう言い放つ。

しかも笑顔で。

その笑顔に一切の曇りはなく、瞳に澱みもない。

本心なんだと、すぐにわかった。

疑う余地もない。

「…うん」

「…」

「ユノが、そう言ってくれるなら…いい」

そう告げた途端、抱きしめられた。

手足が身体に絡みつき、雁字搦め。

「チャンミンっ」

「!?」

な、なんだ?

何が起きたんだ??

「初めてチャンミンが敬語じゃなくなった!」

「…」

「嬉しーっ!」

「…」

嬉しいんだ…。

人との距離を作るためにしてきたその口調。

でも、ユノとは距離を置きたくない。

もっと知りたい。

もっと仲良くなりたい。

だから…。

「ユノ、苦しい…」

「あ、悪い!」

慌てて手足を緩め、幼い笑顔をこぼす。

犬や猫をそうするように頭を撫でられ、あろうことか頬に口づけされ。

僕はされるがまま。

悪くない。

いや、それどころか、喜んでいる。

ユノに触れられることに。

もしかして、僕はユノのことを特別に感じているのだろうか…。

性別という枠を超えて。

「もっといろんなこと話そうな?んで、もっと仲良くなろ?」

「…うん」

仲良くなりたい。

でも、ホントにいいのだろうか…。

もしももっとユノを知って、仲良くなってしまったら、止められなくなる気がする。

ユノを想う気持ちを。

ダメだ。

この気持ちを成長させてしまったら、僕はきっとユノを…。

「おやすみ、チャンミン」

目を閉じた僕に、ユノが囁く。

再びまぶたを開くことはできなかった。

でも、目を閉じていてもユノを感じてしまう。

香りで、ぬくもりで。

音もなく想いが募るのを感じながら…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君は気づき始めてますね~(´∀`*)ウフフ
抑えられるかな??
けれどユノ様は…(;^ω^)
どうなるかな~( *´艸`)
もしかしたらもしかしちゃうかも(笑)

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Re: タイトルなし

あ◇まい 様

ゆっくりとふたりの距離が…(´∀`*)ウフフ
今回はじわじわ大作戦(笑)
しかし…うまくいくのかな?
チャンミン君はなんとなく自分の気持ちに気づいたみたいですが、ユノ様は…(;^ω^)
まだまだ先は長そうですwww

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君は気づき始めてますが、ユノ様は…(;^ω^)
またしても鈍感(笑)
早く自覚して、チャンミン君の心の傷を癒してくれないと♡
いつになるかな~(´∀`*)ウフフ

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