雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (36)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

恋焦がれて見た夢 28

恋焦がれて見た夢




恋焦がれて見た夢 28



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いい人ぶって送り出してみたけど、やっぱりキツイな…。

でも、ユノには幸せになってほしい。

愛する人と結ばれて、あたたかい家庭を築いてほしい。

どう足掻いても、僕にはできないから。

ユノを見送り、マンションに向けて歩き出すと、こちらを見つめる1対の瞳があった。

「…」

「お前、ホント不器用だな」

そう、彼は呟いた。

困ったように微笑みながら。

「ユノのこと、好きなんだろ?」

「…」

なんで、わかったんだ?

誰にも言ってもいないし、言うつもりもないのに。

「見てりゃわかるよ。好きなヤツのことなら」

「…」

好き…?

誰が、誰を…。

冷静に考えればすぐわかることなのに、脳が混乱している。

「オレが、守るよ。ユノじゃなくて、オレが。だからさ…考えてみてくれないか?オレのこと」

「…」

「大切にするから」

何も、言えなかった。

考えてみて、と言葉を残し去っていく。

僕はただ、立ち竦むしかない。

呆然と。

どれくらいそうしていたのか、ぎゅっと後ろから抱きつかれた。

一瞬驚いたけど、すぐにわかった。

そのぬくもり、その香り。

僕が間違えるはずもない。

「ユノ…」

「なんでまだここにいんだよ」

「…うん」

「部屋、行こう?な?」

答えがどうだったのか、気になる。

手を引かれて部屋へと戻り、いつものようにコーヒーを入れる。

ユノのカップには牛乳とお砂糖も。

「考えさせてって、言われた」

「…そう」

「それって…少しは脈があるってことかな…?」

「きっとそうだよ」

そう告げれば、少し安心したように微笑む。

カフェオレを一口飲んで、ころんと僕の膝の上に頭を乗せて横たわって。

「チャンミンのおかげだな」

「僕は…何もしてないよ」

「でも、チャンミンが背中を押してくれなかったら、オレ、ずっと告白できずにいた」

1歩前進できたような気がすると、幼い笑顔を浮かべる。

いまの僕に、その笑顔はナイフのような凶暴さ。

思わず視線をそらした。

「いい返事、もらえるといいね」

「うん」

チクチクとさっきから胸が痛い。

針で刺されるように。

「夕飯、どうしようか?」

「パスタ食いたい」

「じゃあ、準備するね?泊まっていくでしょう?」

「うん」

逃げるようにキッチンへと向かい、意図して何も考えないように夕飯の準備へと取り掛かる。

今日はクリームパスタにしよう。

坦々と、淡々と。

その間にユノは自宅へと泊まる旨を連絡する。

いつものことだといわんばかりにあっさりと通話を終え、僕の後ろへとやってきた。

「なんか手伝える?」

「じゃあ…ポテトをつぶしてもらってもいいですか?」

「うん」

冷蔵庫を背もたれに座り込み、ボウルを抱え込むようにしてマッシュする。

その表情は幾分、晴れやかだ。

もしかしたら長年の想いが通じるかもしれないからだろう。

そして僕は、ユノの幸せを願いながらも、正反対の想いを抱いてしまう。

報われなければいい、と。

せめて誰のものにもならなければ、もうしばらくはそばにいられる。

誰よりも、近くに。

「チャンミン?どうした?」

「え…?」

「顔色、悪い」

「大丈夫。さっきよりはだいぶよくなったから」

「ホントか?」

ユノの手が僕の頬へと触れた。

じかに伝わってくるぬくもりに眩暈がしそうだ。

「ゴメンな?ボアにはよく言っとくから」

「大丈夫だよ。いつまでもこのままじゃいられないし…少しずつ、リハビリしていかないと…ね?」

「ん~…」

頷いてくれるものだと思ったら、眉根を寄せて首をかしげる。

少し不機嫌そうに。

「なんか、ヤだな」

「え…?」

「それじゃチャンミンとの時間が減っちゃう」

意味がわからない。

だって、ユノの想いが通じれば、自動的に僕たちの時間は減る。

彼女との時間が最優先になるわけだし。

「オレ、これからもずっとチャンミンの一番近くにいたいから」

「…」

この場合、どう応えるのが正解なんだろう。

できるなら、僕だって誰よりもユノの近くにいたい。

いままでがそうであったように、これからも。

でも、このままでいられないこともわかっている。

それぞれの人生があるから。

「チャンミン、結構モテんだよ?知ってる?」

「いえ…」

「だろうな~…。チャンミン、そういうのに鈍感っぽいもん。クラスにも狙ってるヤツいるし、他のクラスのヤツも、先輩にも狙われてんだぞ?オレ、しょっちゅうチャンミンのこと聞かれるもん」

モテるのはユノのほうだと思う。

告白されているのも何度か見ているし、ずっとユノを視線で追いかけているクラスメイトも知っている。

鈍感というならたぶん、ユノのほうだ。

「もし好きなヤツできたら言えよ?見定めてやるから」

「なに、それ…」

「チャンミンには幸せになってほしいって…オレも思ってんだよ」

「…努力します」

我ながら、意味のわからない答え。

ユノは楽しそうに、声を立てて笑ってる。

だから、僕も笑った。

面白くもないのに、ユノを心配させたくないから、笑う。

この行為は僕にとって意味のないもの。

ただ、ユノのための行為。

僕の幸せは、ユノの手の中にあるよ。

そう心の中で呟く。

「つぶし終わったけど、あとは何するんだ?」

「貸して?」

切り終わった野菜と調味料をボウルに入れてもう一度ユノへと差し出す。

「今度はこれを混ぜてくれる?」

「うん」

あとどれくらい、こうやってふたりで過ごせるかな…。

ユノは意識していないみたいだけど、終わりがゆっくりと近づいてきている。

すぐ、そこまで。

だから、もう少しだけこの夢のような時間に浸らせて…?

ユノが幸せを手に掴む瞬間を見届けたら、この場所をその人に譲り渡すから。

せめてそのときまでは…。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

こ◇ろ 様

早く気付いてほしいんですけどね…(;^ω^)
あまりにもチャンミン君が切なすぎるっ(>_<)
らぶらぶなふたりが待ち遠しいですね…。

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうなるんでしょうね~(´∀`*)ウフフ
これくらいで相方呼び出しですか!?
大丈夫かな~…葉月ワールド、まだまだこんなもんじゃありませんが(笑)
そしてシウォンさん、登場(≧▽≦)
チャンミン君は?ユノ様は?
まだまだラブラブには程遠そうだwww

息子さん、チャリでコケちゃったんですか!?
今のご時世、そりゃ大騒ぎだ(笑)
葉月が子どもの頃はそんなことじゃ騒ぎにもなりませんでしたが(;^ω^)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

シウォンさん、登場ですよ~(´∀`*)ウフフ
そして、こちらも告白♡
いったいどうなるんでしょう?
っていうか、いつになったら気づいてくれる??
しかもワガママ(;^ω^)
二兎を追うものは…という言葉を知らないのかな?
困ったさんです"(-""-)"
早くラブラブなふたりが書きたいんですけどね~( *´艸`)

オフ会、ホント楽しみです♡
新大久保でも大丈夫です!
というか、新大久保で探しちゃってます(笑)
いいお店あったら教えてください(≧▽≦)

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: どうして?😓

ペ◇マミー 様

ホントに…ねぇ…(;^ω^)
鈍感すぎるユノ様と、ぐるぐるチャンミン君…。
このふたりの心が通じ合うのはいつ?
誰か助けてあげて~っ(>_<)
って、葉月次第でした(笑)

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: う~

y◇ki 様

切なくてすみませんm(__)m
ホント、無自覚の天使なユノ様。
知らず知らずにチャンミン君の心を傷つけてしまっていて…(T_T)
早く気付いてくれ~…。
じゃないとチャンミン君の心がもたない!
ユノ様だけがチャンミン君を救えるんだよ~っ(>_<)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.