雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 37

バンビーノ




バンビーノ! 37



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



別の意味でドキドキする。

深呼吸をし、ビルの中へと足を踏み入れた。

「いらっしゃいませ」

「あ、あの、シム・チャンミンと申します。代表のイ・ミヌ様にお会いしたいのですが…」

「アポイントはお持ちですか?」

「え!?あ、いえ…」

そういえば、アポイント取ってない。

いつでもいいって、言われていたから。

「少々お待ちくださいませ」

どうしよう…。

せっかく意を決してきたのに、このまま追い返されちゃったりとかしたら立ち直れない。

それに、ユノになんて言えばいい?

ぐるぐるとそんなことを考えていると、ぽんと背後から肩を叩かれた。

驚いて飛び跳ね、弾かれたように振り返る。

「お前、猫みたいなヤツだな」

そう言って、彼は笑った。

「あ、ミ、ミヌひょん…っ」

「なに泣きそうなツラしてんだ?」

「だ、だって、追い返されるかもって…っ」

「んなこたしねぇよ。オレがいつでも来いって言ったんだし。ただ、いるかいないかの確認くらいは取ってこいよな?オレも四六時中いるわけじゃねぇから」

「ゴ、ゴメンなさい…」

そうだよね…。

失念してた。

仮にも事務所の代表だし、外出することだってあるし、出張だってあるはずだ。

なのに確認も取らずに来ちゃうなんて…。

今日は運よくいたからよかったけど。

「とりあえず上、行くぞ。描いてきたんだろ?」

「うん」

家を出る前、知り合いでもあったミヌの元を訪れた。

相談に乗ってもらいたくて。

夢と現実の板挟みで身動きの取れなくなっていた僕の背中を押してくれたのは、間違いなくこの人だ。

オリジナルブランドを立ち上げ、アパレルをメインに運営してる。

父が運営するビルにもミヌのブランドがテナントとして入っていて、新規出店の祝賀会へ父とともに出席した際に初めて出逢った。

挨拶をして回る父に最初は付き添っていたけれど、話し込み始めてしまったから少し外の空気を吸おうとベランダに出たとき、ミヌはそこにいた。

グラスを手に持って、つまらなそうに外を眺めながら。

話しかけたのは僕。

挨拶をしたときにブランドのデザイナーだって聞いたから、話してみたかった。

人見知りで、初対面の人と話すのは大の苦手。

でも、ここで声をかけなかったらものすごく後悔するような気がした。

だから勇気を振り絞って声をかけた。

最初は怪訝そうな顔をしていたけど、話していくうちにだんだんと打ち解けてきて、しまいには僕の悩み相談。

人生は一度きりしかないんだから、後悔だけはするなって。

その言葉に、僕は決意した。

それから何度も父とぶつかって、でも理解してもらえなくて、家を飛び出した。

「親父さんは納得してくれたのか?」

「いえ…」

「そっか…まぁ、SIMコーポレーションの跡取りじゃな…」

「だから、家を出ました」

「そっかそっか…って、は!?」

うんうん、と頷いていたのに、いきなり大きな声が聞こえてきてビックリした。

また、飛び跳ねてしまうところだったじゃないか。

「い、家を出た!?」

「うん」

「マジで!?」

どうしてそんなに驚くんだろう。

だって、夢を叶えるためには仕方なかったんだ。

父との話し合いは平行線をたどる一方で、歩み寄ることもできない。

なら、実力行使するしかない。

育ててもらった恩を忘れたわけではないけど、僕の人生だから。

「お、まえ…そんな虫も殺さないような顔しといて、そんな行動力あったのか…」

「行動力はないほうだけど…でも、これくらいしないとお父様はわかってくれないから…」

それでもわかってくれないかもしれない。

僕が本気だってこと。

「で、いまどこにいるんだ?」

「あ、あの、えっと…」

「…?」

「こ、恋人と一緒に住んでます…っ」

自分で言ってて恥ずかしくて、耐えられなくなった。

恋人って…っ。

両手で顔を隠すようにしてうずくまり、身悶える。

「お前、恋人なんかいたの?」

そんな僕にお構いなし。

僕の奇行などいつものこととさらっと流し、質問を投げてくる。

「家を出て…倒れてた僕を拾ってくれた優しい人です」

ホント、ユノでよかった。

憧れてた人と知らないうちに知り合って、好きになって、恋人になった。

こんな奇跡、そうそうあるものじゃない。

「そいつ、大丈夫か?」

「え…?」

「やばいヤツとかじゃないだろうな?」

「だ、大丈夫です!っていうか…僕の、憧れの人だったんです」

断じて変な人とかじゃない!

確かに、最初はちょっと驚いたけど…。

でも、好き。

想像通りの人だった。

カッコよくて、優しくて、大人で。

時々イジワルだけど…。

「誰?」

「あ、あの…」

言ってもいいのだろうか…。

だって、ホントに好きだけど、男同士だし。

気持ち悪いって言われちゃったらどうしよう…。

それに、もしもユノに迷惑とかかけちゃったら困るし…。

「言えないようなヤツ?」

「ち、ちが!」

「じゃあ、言えよ。オレの知ってるヤツ?」

「…」

どうしよう…。

言わないと不審がられて、余計にこじれてしまう気がする。

でも、勝手に言うのも憚れるし…。

「チャンミン?」

「だ、誰にも言いませんか…?」

「まぁ…チャンミンがそう言うなら」

口が軽い人じゃないことは知ってる。

信頼できる人だってわかってる。

でも、言うのは少しだけ怖い。

「嫌いになりませんか…?」

「は?」

「そ、その…男の人、なんで…」

「なに?お前、そっち系だったの?」

細い目を見開いて、食い入るように僕を見つめる。

「ち、違います!ユノが特別なだけですっ」

「ユノ?」

「え!?あ、ぁ…っ」

ど、どうしよう。

勢い余って名前言っちゃった…っ。

「ユノって、まさかとは思うけどチョン・ユンホ?」

「…っ」

「マジか…。アイツ、チャンミンみたいのが好みだったのか…」

にやっと笑った顔に、寒気を覚えた。

もしかして僕、取り返しのつかないことしちゃった…?

「なるほどなぁ」

「あ、あの…」

「とりあえず、内緒にはしといてやるよ。ちなみに、ユノはここにお前が来ること知ってるのか?」

ブンブンとかぶりを振れば、一層笑みが深まっていく。

いたずらっ子のようなその笑顔。

「ふぅ~ん。いいこと聞いた」

「ミ、ミヌひょんっ」

「心配するなって。誰にも言わないって約束しただろ?ちゃんと約束は守るから」

その言葉にちょっとだけ安堵したけど、すべての不安までは拭いきれない。

心の中でユノに何度も”ゴメンなさい”を呟き、いつになくご機嫌になったミヌを追いかける。

絶対誰にも言わないでと、しつこいくらいにお願いをしながら…。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

誰かさんにそっくりですね~(´∀`*)ウフフ
昨日見たような気がします(笑)

ミヌひょん怪しい?
なんかやらかしそう??
どうかな~www

たまごのシミも思い出です( *´艸`)
あ~…ホント、昨日は楽しかったな~♪
おかげで今日は寝っぱなしで、なんも妄想できておりません(爆)

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