雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 33

恋焦がれて見た夢




恋焦がれて見た夢 33



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



オレは、チャンミンのこと何にも知らないんだって実感した。

知った気になっていた。

でも、何ひとつわからない。

行方を知りたくて、探したくても携帯電話はすでに使われいない状態。

その他に連絡先などまったく知らない。

実家がどこなのかさえも。

まるで、チャンミンがいたこと自体が幻だったようにいきなり、消えた。

なんで避けたりしたんだろう。

なんであのとき、逃げたりしたんだろう。

普通に、いつもみたいに話せばよかっただけじゃないか。

いつものように登下校一緒にして、たまに泊まりに行って。

ただそれだけのことができなくて、守ってやるって、途中で投げ出さないって言ったのに。

約束したのに。

「ねぇ。ユノはいまあたしと一緒にいて楽しい?」

後悔ばかりの毎日。

ボアと逢っていても、頭の中はチャンミンのことで埋め尽くされていた。

突然の問いかけに答えることもできない。

だって、真っ先に思い出した楽しい時間はチャンミンとともにいる時間だったから。

「付き合ってる意味、ある?」

意味。

そう考えたとき、以前と何が変わったのかを考えた。

ボアと一緒にいる時間を振り返っても、幼馴染でいた頃とまるで変わっていない。

見事に、なにひとつ。

「なんとなく惰性で延長してきちゃったけどさ、終わりにしようか?」

「…」

「やっぱあたし、ユノのこと男として見れないわ」

何も言えなかった。

だって、恋人らしいことなんて何もしていないんだ。

少しだけ以前より逢う時間が増えただけで。

キスも、セックスも。

そういう雰囲気になるたび、チャンミンのことが頭を過ぎって。

「じゃあ、またね?今度逢うときは、幼馴染ってことで」

きっとオレたちは、トモダチの延長みたいなものだったんだ。

去っていくボアを見送ることも、追いかけることもなく、ただ空白となった席を見つめていた。

いつの間にか閉店時間となっていて、スタッフに声をかけられるまで気づかなかった。

店を追い出され、見上げた空。

なんでかな…。

ボアにフラれて悲しいはずなのに、チャンミンのことしか思い出せない。

いま、何してんのかな?

ちゃんと笑えてるかな?

トモダチできたかな?

不器用だから、心配なんだ。

できることならいますぐ飛んでいきたい。

謝って、とにかく謝って、許してもらったらオレは…。

オレはどうしたいんだ…?

いや、もうわかってる。

ただ、あまりにも常識から逸脱していて、必死に否定しようとしている。

けれど、どれだけ否定しても答えはひとつしかない。

オレはチャンミンが好きなんだ。

男とか、女とか、そんなの関係なく、チャンミンというひとりの人間が好き。

性別で括る必要があるのか?

女だから誰かを好きになるのか?

そんなの、本当の愛じゃない。

オレは…。

「…」

気づいたとき、いてもたってもいられなくなった。

探そう。

そう思い、過去の事件をインターネットで調べ始めた。

チャンミンがあの傷を負った忌まわしい事件。

そうすれば少なくとも、チャンミンがどこに住んでいたのかがわかる。

実家がわかれば、尋ねていける。

もしかしたら、そこにチャンミンがいるかもしれない。

けれど、そう簡単に見つかるはずもない。

広範囲を示す地名しか見つけられず、絞り込むこともできない。

中学校の名前も伏せられていたし。

いったい、どこに行ってしまったんだろう…。

もう、オレのことなんか忘れてしまったのだろうか。

「…っ」

嫌だ。

忘れられたくない。

だって、ようやく気づいたんだ。

気づくのが遅すぎたけど、取り返しのつかないことをしてしまったけど。

でも、もう一度逢いたい。

逢って、謝りたい。

そして想いを告げたい。

オレも、お前のことが好きだって。

願い空しく、時は止まることなく無常に流れ行く。

気づけば大学を卒業し、社会人となっていた。

特段やりたいことも見つからず、なんとなく受かった会社に入社して、与えられた仕事をこなしていく。

たぶん、その頃のオレは抜け殻も同然だったと想う。

生きる気力とか、活力というものが欠落した、動く屍。

でも、過ぎた時間が余計に逢いたいという想いだけを募らせていく。

そんなある日のことだった。

同窓会の知らせが届いた。

もしかしたらなんて淡い期待を抱いて出席した酒の席。

「ねぇねぇ、シム君って覚えてる?」

「覚えてるわよ!あんな美形、忘れるわけないでしょ!」

少し離れた席から聞こえてきた声に、単語に、身体が震えた。

「これ、シム君に似てない?」

そう告げたかつてのクラスメイトが携帯電話を隣のトモダチに見せていた。

「超似てる!っていうか、本人じゃないの!?」

考えるより先に身体が動いていた。

「見せて」

言うなり、携帯電話をひったくっていた。

画面に映し出されていたのは間違いなくチャンミンだった。

オレが見間違えるはずもない。

「ユノ君、仲良かったもんね~。いきなりいなくなって何してるのかと思ったら、アメリカに行ったんだね」

「え…?」

「え?ユノ君知らないの?」

知らない。

聞いていない。

だって、オレが逃げてしまったから。

きっとチャンミンはオレに言おうとしていたんだと思う。

もしかしたら相談しようとしてくれていたのかもしれない。

「歌聴いたんだけど、すごく切ないの。もちろん、英語だから歌詞の意味はさっぱりなんだけどね~」

「それ、どういうこと?」

「アメリカで歌手としてデビューしてて、今度こっちに来るらしいよ?来年にはこっちでもデビューするっていうから、あたし絶対買おうと思って」

「…」

アメリカ…?

歌手?

もう、オレの手の届かないところへ行ってしまっている気がした。

手遅れなんじゃないかと思ってしまった。

いまさら謝って、想いを告げても…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

いつの間にやら歌手デビュー(笑)
きっかけが気になる?
チャンミン君の気持ちがきになりますね~…(´∀`*)ウフフ
ようやく自分の気持ちを認めたユノ様!
ま、遅すぎですが、気づいただけましかとwww
さて、どうする?
ある意味ユノ様次第~♪

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Re: タイトルなし

こ◇ろ 様

断然、チャンミン君のほうが辛かったでしょうね…(T_T)
ホント、生きて手くれてよかった!
そしていつの間にやら歌手になって成功している模様Σ(・ω・ノ)ノ!
なぜでそうね~(´∀`*)ウフフ
さぁ、ユノ様どうする!?

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

後悔しながら過ごしてたんです!
いや、後悔してもらわないと困るんですけど(笑)
ようやく気持ちに気づきましたが、もしかして手遅れ!?
いったいどうなっちゃうんでしょう?
再会できるかな??

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Re: ほっ😊

ペ◇マミー 様

ホント、いつになく遅いですね(;^ω^)
チャンミン君もなんとか頑張っているみたいです♡
予想外?
皆様、最悪な想像をしていたようで(´∀`*)ウフフ
ユノ様の想いは届くかな?
チャンミン君の想いはいかに??

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