雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 42

バンビーノ




バンビーノ! 42



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



寄り添うように眠って迎えた朝。

身体が重い…。

特に腰が。

いつものことといえばいつものことなんだけど、原因が原因だけに恥ずかしい。

だけど、ユノは素知らぬ顔。

気にもしていないみたい。

「ほら、シャワー浴びるぞ?」

ケットをはぎ取られて、抱えられて、そのまま強制的にバスルームへ直行。

ユノはなんで恥ずかしくないんだろう…。

僕がおかしいのかな…?

でも、恥ずかしいものは恥ずかしい。

何度ユノに抱かれても。

ただシャワーを浴びるだけでも。

「今日の朝ごはんもうまそうだな」

あんまり時間がなかったから、大したものはできなかった。

でも、ユノにそう言ってもらえると嬉しくなる。

また昨日を繰り返すように、出かける間近になって行かせたくないとか。

恥ずかしいけど、嬉しくて…。

駅まで送ってもらって、しばしの別れ。

ミヌの事務所へと向かい、まだ誰もいない部屋で作業を開始した。

「早いな」

「あ、ミヌひょん。おはようございます」

「おはよ」

カバンだけをデスクにおいて僕の元にやって来たミヌが手元をのぞき込む。

「あ、あの…」

「これ、ロゴ?名前、決めたのか?」

「うん」

決めたのはついさっき。

それを元にロゴと、そしてエンブレムを試行錯誤中。

「可愛いじゃん。ティーンネイジャー向け?」

「はい…2パターン作ろうと思ってます。女の子向けと、男の子向けと」

「あぁ、なるほどな」

スケッチブックへと視線を戻し、ふっと小さく微笑む。

「お前にそっくりだな」

「え?」

「バンビ」

「…っ」

僕、そんなにバンビに似てる…?

ユノに初めて言われたんだけど、ミヌにまでそう言われると、周囲の目が気になってしまう。

「ところでさ…」

「…?」

「なんで赤い靴下はいてんの?」

「え…?あ、あの、その…」

だって、赤を入れたかったんだ。

ユノのブランドの一部を。

金色のバンビのシルトエットに赤い靴下。

描いてみたら、なんか可愛いかもって。

可愛すぎるかなとも思うけど、ティーンネイジャーをターゲットにするならいいかなって。

でも、デザインは少し成長してからも使えるように。

「それ、発注しておいてやるよ。ブランド立ち上げの祝いに」

「ま、まだ立ち上げだなんてっ」

「作る以上、販売する以上、でかかろうが小さかろうが、ブランドなんだよ。だから、おどおどすんな。堂々と胸張ってろ」

その言葉に心臓がドクドク言ってた。

頭を殴られたような衝撃。

だって、その通りだと思ったから。

「それから、商標登録も忘れんなよ?後でもめても知らないからな」

「はい」

ミヌはトモダチだけど、先生。

無知な僕にいろいろなことを教えてくれる。

助けてくれる。

でも、早く自分の力でできるようにならなきゃ。

ミヌの力を借りてタグも発注して、それをカバンへと縫いこんでいく。

丁寧に、丁寧に、思いを込めてひとつずつ。

そして1週間ほどで届いたロゴを最後にカバンへと取りつける。

記念すべきひとつ目が完成した。

写真を撮って記録に残しているとミヌがやって来た。

「いいじゃん」

「ホント?」

「あぁ。ついでだからうちのショップに置いてやるよ」

販売場所をどうしようかと悩んでいた僕にとって、それは救いにも似た言葉だった。

そこまでお世話になってもいいのだろうかとちょっと後ろめたさを感じながらも、見てくれる人がいなかったら意味がない。

「ほら、感動してる暇あったら量産しろ。1コじゃ売り場が寂しいだろ?」

「はいっ」

僕が考えたシリーズはふたつ。

バンビーノとバンビーナ。

男の子向けの商品と、女の子向けの商品と。

安直かな、とも思うけど、その分わかりやすいし馴染みやすいと思ったから。

エンブレムが届く間に作っておいた4つにすべてエンブレムを取りつけて写真を撮って、そしてミヌの店の片隅に売り場を設置した。

子どものために買えるくらいの布でできた手ごろな値段のものと、皮で作った少し高級感のあるものと。

なんか、嬉しい…。

でも、これで満足なんかしてられない。

ミヌの店に置いてもらいながら、ネットでもホームページを作ってネット販売。

商標登録も無事に終わって、初めてのお客さんを心待ちにしていた。

けど、そう簡単に行くはずもない。

何しろまだ駆け出しのデザイナーなんだから。

店頭に出て売り込みをすればいいんだけど、人見知りな僕にできるはずもない。

ミヌの店に商品を置いてから4日目のことだった。

「チャンミン」

今日もミヌの部屋で制作に勤しんでいた。

顔を上げれば、なぜか笑顔。

首をかしげるといきなり頭を撫でられた。

「ミ、ミヌひょん?」

「売れたぞ」

「え…?」

耳を疑ったけど、そんな報告をくれるなんてことはひとつしかない。

縫いかけのカバンをそのままに、ミヌの店へと向かった。

隣にある直売のお店へ。

その一画に設けられた僕のブランドの売り場。

飾られていた商品がひとつ、なくなっていた。

「なんでも娘さんの誕生日プレゼントにって買ってったらしいぞ」

作業場を飛び出した僕を追いかけてきてくれたミヌが教えてくれた。

想像していたよりも感動が大きかった。

涙が溢れてくるくらい。

「よかったな?」

「う、うん…っ」

いったい、どんな人だろう。

できるなら会ってみたかった。

直接、ちゃんとお礼を言いたかった。

「ほら、泣いてる暇なんかないぞ?本番はこれからだろうが」

「はい…っ」

そうだ。

これが始まり。

たった1コ売れたくらいで喜んでなんかいられない。

もっと頑張らないと。

だって、目指すべきは、目標は、ユノだから。

ユノの隣にならびたい。

同じ景色を見たい。

涙を拭い、ひとつ空いたスペースをそっと指先でなぞる。

新しいものを並べなきゃ。

スペースをそのままにしておくことはできない。

すぐさま作業部屋へと戻り、昨日出来上がったばかりのそれを手に店へと戻る。

「いい人に巡り合えますように」

高々カバンだけど、その人とともに時を過ごすパートナーのようなもの。

大切にしてくれる人と巡り合えるように、そう願いを込める。

ひとつ売れたことがきっかけとなり、だんだんと売り上げが伸びていく。

ひとつ、またひとつ。

僕の手が作りだしたものが誰かの手に。

ユノも、ミヌも、こんな気持だったのかな…?

嬉しいけど、少し寂しい。

でも…写真は僕の手元にある。

いつか、このカバンを持っている子に会えるかもしれない。

その時、その子が笑顔でいてくれるといいな…。



つづく。






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Re: 買いたい…

y◇ki 様

このカバン、欲しいですか?
モチーフになったカバンは韓国限定ブランド♡
ホントにバンビが赤い靴下を履いているロゴです(笑)
見つけた瞬間、これだ!と葉月の妄想センサーが働きましたwww

チャンミン君、夢に向かって順調に進んでますね~(´∀`*)ウフフ
信頼できるひょんと、愛する人に支えられて( *´艸`)
これからもっと幸せになってもらいましょう(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

葉月もチャンミン君の手造りバッグ、欲しい(≧▽≦)
モチーフになったカバンは相方が持ってますよ~(´∀`*)ウフフ
あっという間に時間が過ぎてしまったけど、ユノ様は…絶対寂しがってるでしょうね(笑)

今日でようやく解放ですね!
おめでとう(^^♪
来月はイベント目白押し♡
1か月我慢した分、めいっぱい遊ぼうね~( *´艸`)

娘さん、大丈夫?
明日から新学期だというのに…心配だ(+_+)

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