雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 46

恋焦がれて見た夢




恋焦がれて見た夢 46



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



昨夜僕を受け止めてくれた身体を丁寧に洗う。

少しユノは恥ずかしそうだけど。

でも、そうしたい。

ありがというという言葉でさえ陳腐に思えるほど深い感謝の想いをどうしてもユノに伝えたくて。

精一杯、思いつく限り甘やかしてあげたくて。

「チャンミン」

「うん?」

「またシような?」

髪を乾かし終え、振り返ったユノがそんなことを言う。

しかも、幼い笑顔を浮かべて。

「交代。今度はオレがチャンミンの髪、乾かしてやる」

位置を交代して、僕の手からドライヤーを引き抜く。

温風に揺れる髪の毛。

聞こえてくる鼻歌。

ご機嫌だ。

まぁ、僕もそうだけど。

いまならいい詞が思い浮かびそうだ。

「そうだ、チャンミン」

「うん?」

「オレ、ここにいて大丈夫か?」

「え…?」

どういう意味だ…?

話の流れがまったくつかめない。

「作詞するとき、独りじゃないとダメって聞いたけど…。オレ、邪魔じゃない?」

あぁ、そういうことか。

ちょっと焦った。

「いてくれないと逆に困ります」

心のままにそう告げれば、ぱっと花開いたように笑う。

「よかった」

呟いたかと思えば、抱きすくめられた。

まるで犬のようにすり寄ってくるユノを抱きしめ、そっと柔らかな髪を撫でる。

「さ、朝ごはんにしよう?」

「うん。夕飯はハンバーグだよな?」

まだ朝ごはんも食べてないうちから夕飯?

それだけハンバーグが楽しみなんだろうけど。

「今日も早く仕事終わらせるからね?」

「うん!あ、でも、ムリはすんなよな?ちゃんと休憩は取らせるからな」

「ありがとう」

僕を大事にしてくれているのがすごくよくわかる。

同じくらい、ユノを大事にしたい。

いや、それ以上に。

どうしたらいいんだろうな…。

僕にできることなんて、ほとんどない。

こうやって料理をしてあげるくらいしか。

何しろ、自他ともに認めるほどの不器用だから。

少し遅い朝ごはんを食べて、事務所でデモテープを聞き込んでいく。

アルバムのテーマに沿う曲をディスカッションを重ねながら選ぶ作業はかなりの根気がいる。

動いているわけじゃないのに体力が削られていくような、そんなカンジ。

なんとか15曲までに絞りたい。

あとは詞をはめて、レコーディングしてみて、またディスカッション。

長い道のりだ。

何十とあるデモを聴くだけでもかなり時間がいるし、スタッフの意見も様々。

時間だかけが刻々とすぎ、それとともに煮詰まり、イライラが募る。

イライラが募れば決まるものも、決まらない。

「ちょっと休憩挟んでみませんか?」

沈黙が続いたその時、ユノがそう告げた。

俯いていた顔が一斉に持ち上がり、全員がユノを見つめた。

「いま15時なんで、30分後に集合ってことで」

笑顔でそう告げ、僕の手を引く。

「いまのうちに昼飯食うぞ」

「…30分で?」

「1時間って言ったほうがよかった?」

もしも1時間なんて言ったら、殺されそうだ。

ユノもそれをわかっているようで、笑っている。

「社食でいいだろ?」

「うん」

外へ出る時間もないし、社員食堂が一番手っ取り早い。

食券を買って少し遅い昼ご飯を食べていると、ちらほら同じ部屋にいたスタッフが集まり始める。

なんとなくひとつのテーブルを囲い始めるから面白い。

ミーティングルームにいるのと大して変わらないじゃないかって。

これにはユノも苦笑いだ。

「チャンミン君の歌は悲恋ものが多いじゃない?他も歌えるの?」

「昔は…苦手でした。でも、いまなら歌えるかなって。だから、試してみたいです」

「じゃあ、明るい歌も入れてみる?」

「できれば」

場所を変えたことで、頑なだった人たちの空気が少し変わった。

いままで出してきた僕の曲を考えればそうなることはわかっていたんだ。

イメージっていうものがあるから。

こちらでも僕の歌は発売されていて、それなりに知られている。

だからこそ、そのファンを逃さないためにもイメージを壊さないものを選ぶ。

それが定石だ。

ユノと再会しなかったら、僕もそちらの方向で推していただろう。

でも、ユノがいる。

いまなら、過去歌えなかったものも歌える気がする。

感情を乗せられる。

そんな気がするんだ。

「なんか、聞いていたイメージとだいぶ違うな。もっと影を背負っている人物を想像してたよ」

それには笑うしかない。

「たぶん、その通りだったと思います。でも…変わったんです。彼に再会できたから」

隠さずにそう告げれば、隣からこぼっと溺れたような音が聴こえた。

振り返ればユノが苦しそうにむせている。

涙目になりながら、何を言ってんだと僕を睨み付ける。

「高校の同級生だっけ?」

「えぇ。一番辛いときに一番近くにいてくれた…大切な人です」

これくらいなら言っても問題ないでしょう?

本当なら、恋人だと紹介したいけど…それは無理な話。

ここがアメリカなら言ってけど。

「いいね。そういう関係の人がいるっていうのは」

「はい。僕も恵まれてると思います」

ホントに恵まれている。

あの時ユノに出逢えたこと。

そしていま、リスタートとなるこの場所にユノがいてくれる。

誰よりも近くで僕を応援してくれている。

これほどまでに力強いことはない。

「よし。じゃあ、早く新しいシム・チャンミンを探しに行こうか」

「はい」

堂々巡りだった選曲の作業に終わりが見えた気がした。

何しろ、今日は早く仕事を終わらせてハンバーグを作らないといけないからな。

それが愛する人の願いだから。

5分前となり、ぞろぞろとミーティングルームへと移動。

さっきまでのうだうだがウソみたいに、次々と曲が決まっていく。

基本はバラードだけど、僕の願い通りアップテンポで明るいものも。

あとはこれに僕が詞をつけるだけ。

それによってこの曲が変わる。

生きるか、死ぬか。

どんな色を見せてくれるのか。

重責だけど、一番好きな作業なんだ。

ユノを想うだけの時間だから。

苦痛なはずがない。

いまは、特に。

「早く終わってよかったな?」

「ユノのおかげだよ」

「オレ?なんもしてねぇけど?」

わかってないな…。

あそこで休憩をはさんでいなければ、きっと深夜にまで及んでいた。

みな、我を押し付け合って。

休憩をはさんで、ミーティングルームではなく、食堂で世間話も交えながら話ができたからの結果だ。

「ありがとう、ユノ」

「だから、オレはなんもしてねーって」

「でも、ありがとう」

渋面を浮かべ、深いため息をつく。

頑固者って、心の声が聞こえてくるみたいだ。

「お礼においしいハンバーグ作るね?」

「お礼はいらないけど、早くチャンミンのハンバーグ食いたい」

昨日のうちに食材は調達済。

家に帰って、調理するだけだ。

ユノも手伝ってくれるし、20時ころには食べられるかな?

明日からは、曲に詞を付ける作業。

基本、部屋に引きこもりだ。

もちろんユノと過ごす時間を大切にしながら。

ユノを想って言葉にするんだから、やっぱりそばにいてもらわないと…ね?



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

自覚なしの敏腕マネージャーって…すでに敏腕じゃない気がしますけどね(笑)
そのうちユノ様溺れちゃう?
チャンミン君次第だな~( *´艸`)

お仕事の邪魔しないでいられるかって?
どうかな~(´∀`*)ウフフ

ホント、早く今週が終わってほしい…(T_T)
来週は楽しみがいっぱいだもんね~♡
オフ会の場所も決定しなければ!
下見したいんだけど、どっかで時間取れるかな??
葉月と相方はあと29日に合うんだけど、相方は夜勤明け(笑)
おにぎりは…さすがにないと思うよ?
何しろ韓国料理屋だから(;^ω^)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

自覚なしの敏腕マネージャー…(笑)
これで自覚があれば完璧なんですけどね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様と再会したチャンミン君はまさに最強!
無敵ですよ~( *´艸`)
しかし…どちらも天然で困ったさんですね~…(´▽`*)
ま、幸せそうだからイイんですけどwww
チャンミン君がユノ様を想って書く詞はどんなですかね~?
想像してみてください♡

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