雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 51

バンビーノ




バンビーノ! 51



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



はぁ…。

ため息が止まらない。

どうしてあんなに大人気ない態度をとってしまうんだろう…。

心が狭いというかなんというか。

携帯電話に嫉妬って、ありえないだろ?

しかも見てんのは、オレの写真ばっかだぞ?

デートは楽しかったけど、反省ばかり、後悔丸出し。

せめてもの救いはチャンミンが”楽しかった”と、”また連れてって”と、言ってくれたこと。

それがなかったら、本気で落ち込んでる。

オレはとんでもないバカだって。

もうちょっとチャンミンが危機感というか、誰彼かまわず隙を見せなければあんなことにはならないんだけど…。

ムリだろうな。

言ったところで、自覚がない以上治らないし。

だからこそ、心配なんだよな…。

だってあの容姿。

モテないはずがない。

けれど、19歳にもなって未経験だなんて。

もうちょっと心にゆとりをもたないと。じゃないといつか嫌われてしまいそうだ。

少しは自制しないと。

でも…。

気づくと束縛しているというか、嫉妬しているというか。

頭の中はチャンミン一色。

最近ではデザインですらチャンミンに左右されている。

こういうのが似合いそうだとか、好きそうだとか。

おかげでオレのブランドからは到底出せないものばかり。

いっそ、新しいシリーズでも作るか?

お堅いものじゃなくて、普段から使えるようなデザインのもの。

って…いま、それを考える時じゃないし。

ダメだな…。

ホントに頭の中がチャンミン一色だ。

「…」

これでは仕事にならない。

少し、気分転換にでも出かけよう。

財布と携帯電話をポケットへと突っ込み、車へと向かった。

走り出してから電話をかけ、いまから遊びに行くことを了承貰った。

車じゃなくてもよかったか?

オレの事務所から、先輩の事務所まで徒歩でも15分くらい。

気分転換だったら歩いてもよかったな…。

でも、もう走り始めちゃったし。

いまさら、だ。

いつものようにお客様専用駐車場に車を止め、受付へと向かう。

すっかり顔なじみだ。

窺っておりますので上にどうぞ、だって。

愛想笑いを残し、先輩がいるだろう部屋へと向かった。

階段をテクテクと上って、またため息をこぼして。

ノックをすれば、すぐに応答があった。

「どうぞ」

扉を開き、先輩より先に目に飛び込んできたもの。

それは、テーブルの上に置かれているカバンだった。

無意識に手を伸ばし、掴んでいた。

「…」

スゴイな…。

デザインもいいし、ディテールも素晴らしい。

何より、細部まで丁寧に縫われていて、作った人間の繊細さが窺える。

「気になる?それ」

「…」

これを気にならない人間がいるのか?

気にならないわけがない。

「ショップ、覗きに行くか?それと同じデザイナーが作った商品を展示してある」

タグを見やればバンビーノの文字。

しかも、エンブレムは金で模られたバンビが赤い靴下を履いているというもの。

なんとも可愛らしいデザインだ。

オレのブランドとはまったく路線が違う。

でも、惹かれる。

答えるより先に動いた。

来た道を戻って、ショップへと向かえば、入口のすぐ左脇に売り場が設置されていた。

全部で8点。

どれもホントに丁寧だ。

ターゲット的にはティーンネイジャーかな?

赤いタグにはバンビーナと書かれ、青いタグにはバンビーノと記されている。

つまり、女の子と男の子向けということだろう。

安価のものと、少し値の張るものと。

でも、安価であってもホントに縫製が綺麗だ。

「ミヌひょん」

「ん?」

「このデザイナーに逢いたいんだけど?」

カバンを手にしたまま振り返り、そう告げた。

するとミヌはにやっと不敵な笑みを浮かべる。

「どうかな?そいつ、稀にみる恥ずかしがり屋なんだよ」

「…」

恥ずかしがり屋と言われて、真っ先に思い浮かんだのかチャンミンの顔だった。

いやいや…さすがにそれはないだろう。

でも、チャンミンと似たような人間なのかもしれない。

こんなに丁寧な仕事をするくらいなんだから。

「まぁ、打診はしとくよ」

「ん、よろしく」

手に取ったカバンへと視線を戻し、隈なく観察する。

「ミヌひょん」

「今度はなんだ?」

「上にあったの、いくら?買いたいんだけど」

「は?」

だって、きっとチャンミンによく似合う。

オレのお手製カバンはあげたけど、あれはあくまでも仕事とか学校用。

デートの時にあれでは大きすぎる。

でも、あれならちょうどいい。

「あ~…まだ値段ついてなかったと思うんだけど…ちょっと、聞いてみる」

言うなり携帯電話を取り出し、耳へと押し当てた。

「もしもし?オレ。置き去りになってるカバン、欲しいってヤツがいるんだけど、いくら?」

どんな声をしているんだろうな…。

盗み聞きをしようかと思ったけど、やめた。

あまりにも大人気ない気がして。

すぐに通話を終えて振り返ったミヌはなぜか苦笑い。

「お金はいらない、あげるってさ」

「い、いやいや、それはマズイだろ?」

そう?なんて軽々しく言えない。

そこまで図太くないし。

「嫌ならお前が決めれば?渡しといてやるから」

そうだな。

それがいい。

財布を取り出し、自分がデザイナーならこの値段に設定するだろうお金をミヌへと手渡した。

「こんなに?」

「それくらい価値がある」

昨今、こんな丁寧な縫製は見たことがない。

これでも安いほうだ。

もしもオーダーメイドとかやったなら、ものすごい反響になるんじゃないだろうか。

やっぱり、一度話してみたい。

「包む?」

確かにそのままっていうのもおかしい。

一応プレゼントだし。

「お願いします」

「彼女でもできたのか?」

「彼女ではないですけど、恋人が」

「ふぅん…」

何やらニヤニヤと、意味深な微笑み。

嫌な予感を覚え、思わず顔をしかめた。

「何か…?」

「いや、別に?ほら、上戻るぞ」

「は、はぁ…」

いったいなんなんだ?

でも、こういう予感は外れたことがない。

つきたくもないのに、またため息がこぼれていった。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

プレゼントしちゃうみたいですよ~(´∀`*)ウフフ
ベタ褒めでしたね(笑)
チャンミン君、知ったらどうなっちゃうのかな?

あと何話だったかなぁ…?
それなりに長かった気がする(;^ω^)
次は何をUPしようかもまだ悩み中なのだwww

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