雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 58

バンビーノ




バンビーノ! 58



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんていうか…嵐のような1日だ。

たったひとりの人間のせいで。

いい迷惑。

なんとかチャンミンも落ち着いて、ようやく眠ってくれた。

安堵の行をついた瞬間、扉が控えめに音を立てた。

ビクンと、跳ねるようにチャンミンが飛び起きる。

また、青ざめた顔で。

「ユ、ユノ…っ」

「大丈夫だから。心配なら奥の部屋行ってるか?」

それも怖いと言わんばかりに、ぶるぶるとかぶりを振る。

まぁ、そうだよな。

当然の反応だ。

「ユノ、いないのか?」

その声は、先ほど電話越しに聞いた声と同じもの。

「いるにはいるんだけど…そこに、チュンジェひょん、いる?」

「いるけどどうした?」

「あ~…」

チュンジェという名前を出しただけで、ガタガタと身体が震えだす。

これじゃ、ムリだな。

絶対に。

「ジョンヒョクひょんだけなら大丈夫か?」

手を握ってみれば、指先まで冷えている。

相当、恐怖を抱いているみたいだ。

頷くことも、かぶりを振ることもない。

ただ、助けを求めるように濡れた瞳がオレを見つめてる。

「じゃあ…ちょっとだけひとりで待ってられる?」

それは嫌だと全身でかぶりを振り、ぎゅっと腰に抱きついたまま離れてくれない。

どうしたらいいんだ…?

とりあえず、オレはチャンミンのそばにいなきゃいけないってことだよな。

でも、この事件ともいうべき事態を解決するためには、話をしなきゃならない。

「チュンジェがいなければ大丈夫か?」

「…」

どうだろう…。

窺うようにチャンミンを振り返るも、ただただ怯えるばかり。

「チャンドラ」

「…」

かすかに、小さくうなずいた。

無理をしているのは明らか。

とりあえず、早く終わらせて帰ろう。

家に帰ればもう少し、落ち着いてくれるはずだ。

「すぐ戻ってくるから、待ってろよ?」

頷いたのを確かめ、手をほどいた。

扉へと向かい、ゆっくりと解錠をする。

わずかな隙間を開いて顔だけをのぞかせれば、ジョンヒョクだけしかいないようだった。

「車に閉じ込めてきたから心配するな。入って大丈夫か?」

答えるより先に、扉を開いた。

ジョンヒョクを招き入れ、念のために施錠。

チュンジェがいつ乱入してくるかわからないし。

「彼はどこにいった?」

「え…?」

ソファにいたはずなのに、忽然と姿が消えている。

焦ったのはオレだ。

だって、ついさっきまでここにいたはずなんだから。

「チャンドラ?」

大きな声を出してはまた怯えさせてしまう。

いつものように優しく名前を呼べば、かすかな物音が聞こえた。

音を頼りに振り返れば、オレの机の下からひょっこりと頭をのぞかせる。

警戒しているみたいで、右を見たり、左を見たり。

「大丈夫だから、おいで?」

かがみこむようにして両手を広げれば、ずるずると身体を引きずるようにオレの腕の中へ。

どうやら立ち上がれないみたいだ。

それでも怖くて、一生懸命オレの机の下に逃げ込んだんだろう。

身を隠そうという思い一心で。

子どもみたいな行動だけど、それくらい怖かったっていうこと。

あやすように背中を撫でながらソファへと戻り、そっと静かに座らせた。

「あのバカが迷惑かけて、悪かったな?」

「…?」

ジョンヒョクが謝ると、チャンミンが不思議そうに首をかしげる。

なんで謝るのかと問いかけるように。

「ジョンヒョクひょんはあの人の弁護士も引き受けてんだ。だから」

名前は出さないほうがいい気がして、わざと”あの人”という言葉を使った。

でも、それでも一瞬怯えが見えた。

「とりあえず…チャンミンの半径100メートル以内には近づかないって誓約書を書かせたから、それで今回のことは水に流してくれないか?」

まぁ、そうだよな。

仮にも芸能人なわけだし、かなり自分の価値を貶める行為。

「ユノ…」

「チャンドラが決めていいんだよ」

何に気付かっているかは、すぐにわかった。

優しいというか、なんというか。

「でも、ユノの先輩…なんでしょ?」

「別にそんな親しいわけじゃないし、チャンドラが心配することじゃないから」

「…」

どちらかというと、ミヌのほうが大変なんじゃ…?

専属モデルが警察沙汰なんて。

お灸をすえるためとはいえ、ちょっと悪いことしたか…。

「ユノはこれでいいか?」

「オレはいいよ。チャンドラに近づかないって約束するなら。別に訴えるつもりもないし」

チャンミンが安心して暮らせればそれでいい。

そして、またいつもの笑顔を見せてくれればオレはそれだけで幸せだ。

「ユノはこう言ってるけど、チャンミンもこれで大丈夫か?」

「…はい」

ちらっとオレを窺いながら、小さくうなずく。

その声はまだ少し頼りないけれど、さきほどよりはだいぶ良くなった気がする。

頭を撫でてやればくるりと大きな瞳が振り返り、かすかに微笑みが浮かんだ。

「ついでに、慰謝料」

「は?」

「好きなだけ飲み食いしろ。アイツにきっちり請求してやる」

差し出されたのは高級レストランの名刺だった。

しかも、何やら手書きで書きこまれている。

「…?」

「その日時で予約してあるから。一見さんお断りの高級店だ。滅多に行けないんだから満喫してこいよ?」

そんなすごい店の予約をとれるジョンヒョクがスゴイと思う。

気さくな人だけど、やり手の弁護士なんだよな…。

「じゃあ、またな?」

無駄に長居することなく去っていくジョンヒョクを見送り、念のためにとまた施錠。

そしてソファへと戻り、膝に手をついてチャンミンを覗き込んだ。

「…?」

小さく首をかしげるチャンミンに微笑み、そっと口づけを交わす。

子どもがするような、触れるだけのキス。

「今日はもう帰ろうか?なんか、オレも疲れちゃったし」

「ゴ、ゴメンなさい…」

「チャンドラのせいじゃないだろ?」

「でも…」

落ち着いてくれたけど、今度は落ち込みモード?

ホントにチャンミンのせいじゃないのに。

「ユノ…」

「ん?」

「僕のこと、キライにならないでね…?」

「は?なるワケないじゃん」

そんなことは、地球が滅びたってないと言い切れる。

はっきりとそう告げれば、ふわりと柔らかい笑顔が宿った。

「ほら、帰るぞ」

「うん」

カバンをチャンミンへと預け、その身体を抱き上げる。

向かう先はオレたちの家。

言えに到着する頃にはチャンミンもいつも通り。

ま、動けないのは仕方ないとして。

やっぱり、チャンミンには笑顔が一番だ。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

守れますかね~(;^ω^)
ホント、チュンジェさんには困ったものです(笑)
チュンジェさんならやりそうでしょう?
きっと、やれると思うの!

カード?
プレゼントにつけるカードかな?
葉月の名刺…♡
ちょっと心惹かれる~(´∀`*)ウフフ

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