雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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恋焦がれて見た夢 52

恋焦がれて見た夢




恋焦がれて見た夢 52



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



振り返ると、懐かしい顔があった。

懐かしい場所で再会する、懐かしい人。

といっても、ユノ以外にあまり思い入れはないけれど。

しかも、すごい顔してるな…。

ユノ。

顔がひきつってる。

仲はよかったはずなのに、どうして…?

僕がいなくなってからケンカでもしたのかな?

でも、ユノがケンカを長引かせるとも思えない。

「元気、だったか…?っていうか、オレのこと覚えてる?」

「覚えてるよ」

「ならよかった。忘れられてたらどうしようかと思ったんだ」

笑い方は変わってないな。

この場所だからか、なんか時間が戻ったみたいだ。

「シウォンはどうしてここに?」

「オレ、今年からここに配属になったんだ。いま、教師やってる」

シウォンらしいって称するべきかな。

人をまとめるのうまかったし。

でも、リーダーというよりは参謀ってカンジだったけど。

「事務の人がさ、オレと同い年くらいの綺麗な男の人が来たって言うから、まさかと思って来たんだ」

少し恥ずかしそうにシウォンは鼻をかきながらそう呟く。

そして僕を見つめた。

「チャンミンは?いま、なにやってるんだ?」

「僕は…」

「なんだっていいだろっ!チャンミン、行くぞ」

手を引かれ、よろめく。

どうやらユノはシウォンと話すのが面白くないらしい。

態度を見ればすぐにわかる。

理由はわからないけれど、ユノが嫌がるなら話す必要はない。

「ま、待って!よかったら夕飯、一緒にしないか?」

「…」

僕としては別に食事くらいと思うけど、ユノは?

ちらりと見やれば、敵意剥きだしの仏頂面。

「悪いけど、あんまり時間がないんだ」

「じゃあ、連絡先だけでも…」

必死な様子に、なんとなくわかってしまった。

シウォンはまだ僕を好きなんだろう、って。

ちゃんと断ったのに。

「チャンミン」

「…」

「ユノと仲直りしたのか…?」

「仲直りも何も…ケンカなんかしてませんよ」

そう。

そもそもケンカなんかしていない。

ただ、一方的に避けられていただけで。

そして、避けられていた理由はもうわかっている。

「いまも一緒にいるんだな」

「えぇ」

「あんなことされたのに?」

あんなこと、か…。

確かにあの時、シウォンは一番近くで見ていたからな。

「コイツのせいでお前がどれだけ傷ついたのか忘れたわけじゃないだろ」

忘れることはないと思う。

いままでも、これからも、ずっと。

でも、どうでもいいことだ。

「オレ…まだ、お前のことが好きなんだ」

ゆっくり、シウォンが近づいてくる。

それを遮ったのはユノだった。

僕の目にはユノの後頭部しか見えない。

「渡さない」

そう、低い声でユノが呟いた。

「あんだけチャンミンのこと傷つけといて、いまさら何言ってるんだ?」

「お前には関係ない。それは、オレとチャンミンの問題だ」

その通りだ。

第三者が口をはさむことではない。

確かにあの時、シウォンは誰よりも近くにいた。

でも、僕は相談をしたこともないし、泣きついたこともない。

ただ隣にいたというだけ。

「ユノ」

肩に手を置き、そっと引いた。

「チャンミン」

ユノの後頭部の向こうからシウォンの顔が覗く。

「答えは変わらないよ。シウォンとは付き合えない。好きになることもない。僕が好きなのは、ずっとユノだけだから」

あの時は口にできなかったけれど、いまはもう躊躇う必要はない。

かすかに振り返ったユノの顔が少し赤くなってるけど。

「どうして…」

「さぁ…?どうして、だろうね」

理由なんかわからない。

気づいたら好きになっていたんだ。

そして、その気持ちが冷めることも、薄れることもなかった。

今日まで、ずっと。

「ユノ、行こう?」

話すことなんて何もない。

背中に視線を感じながらも、振り返ることなくユノの手を取って教室を後にした。

「チャンミン…」

「うん?」

「ゴメンな…?」

「…?」

謝られる理由がわからない。

足を止めてユノを見つめれば苦痛に歪んだ顔。

瞳はいまにも泣きだしそうだ。

無意識に手を伸ばし、頬を撫でていた。

「でも、好きだから。絶対にもう二度と傷つけないし、逃げたりしないから」

あぁ、そうか…。

一度は解決した過去の出来事。

シウォンに蒸し返され、また罪の意識に囚われているんだ。

そんな必要ないのに。

「ユノ」

「ん…?」

「ゴメンはもう禁止」

「チャンミン…」

どうやったら笑ってくれるのかな…。

ユノの笑顔が一番好きなんだ。

「ゴメンより、好きとか、愛してるとか…そういうほうが嬉しい気がする」

いつまでも過ぎたことをどうこう言っていたって仕方がない。

大事なのは、これからどうやって生きていくかだと思うから。

「ユノは、僕のこと好き…?」

「好きに決まってんだろ」

「僕も、好き」

それだけでいいんだ。

他にはなにも望まない。

ただ、一番近くで僕を愛してくれればそれでいい。

「チャンミン」

「うん?」

「好き!愛してるっ」

どうやら、努力が実を結んだみたいだ。

僕の大好きな笑顔を浮かべて、ぎゅっと抱きついてくる。

その身体を抱きしめ返し、そっと頬に口づけた。

ここが学校だということも忘れて。

「早く行こ?」

「ご両親に挨拶しないとだからね」

「うんっ」

やっぱり車を学校に置いておくのはやめようと、近くのコインパーキングへ移動させた。

そして手を繋いで思い出の道をゆっくりと歩いていく。

「変わったね」

「そりゃ8年も経ってるからな~」

のんびり、思い出を辿るように。

そしてやってきたユノの実家。

心構えをする時間はくれないらしい。

さっさと玄関の扉を開き、早くと僕を急かす。

「ただいまー!チャンミン連れてきたぞー」

玄関をくぐるなりそう叫べば、パタパタと足音が近づいてくる。

「いらっしゃい、チャンミン君。待ってたのよ?さ、上がって?」

「お邪魔します」

ユノのお母さんと会うのはこれで3度目。

同じ高校へ通っていた時に、何度か食事の誘いを受けて一緒にした記憶がある。

いよいよ挨拶か…。

そう思って緊張をしていたんだけど、どうにもそんな雰囲気じゃない。

お母さんの料理に舌鼓を打って、昔話に花を咲かせて。

僕は今日、なんのために来たのか忘れてしまうほど。

まぁ、いいか。

結婚はまだ先になるし。

そんな風に思いだした途端、ユノが声を上げた。

「そうだ!オレ、チャンミンと結婚することにしたから」

あやうくお茶を吹きだすところだった。

危ない、危ない。

「あら、そう?よかったわね」

「うんっ」

口元をティッシュで拭い、姿勢を正す。

「チャンミン君、よろしくね?なんにもできない子だけど、悪い子じゃないから」

「え?あ、いえ、こちらこそよろしくお願いします」

「チャンミン君のご両親にご挨拶伺わないとね。いつがいいかしら?」

「しばらく仕事忙しいから、落ち着いた頃な」

なんか、えらくあっさりと…。

結婚の挨拶ってこんなんでいいのか…?

僕のイメージからすると、もうちょっと違う気がしてたんだけど…。

でも…まぁ、いいか。

ユノは幸せそうだし、お母さんも喜んでくれてる。

ちゃんとした挨拶はまた今度、改めてすることにしよう。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

見事に玉砕です(笑)
執りつく島なし!
ホント、可哀想すぎる人です(;^ω^)
でもね、それだけチャンミン君にとってユノ様は特別なんですよ~(´∀`*)ウフフ
なんだかあっさりとお母様のご了承もいただけたし、結婚まっしぐら💨
落ち込んでるくらいなら、笑って生きててほしいですものね~♡

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

シウォンさん、いまだにチャンミン君を想ってたんです(T_T)
こちらも健気ですね~…。
だがしかし!
一切、チャンミン君の心に響くことなく、無残にも散ってしまいましたΣ(・ω・ノ)ノ!
シウォンさんには理解できてないですよね…。
なんで、あんなにも傷つけた人をそんなにも愛されるのか、って。
そらくらいチャンミン君にとってはユノ様が特別ってことなんですけど♡
そして怖いくらいあっさりと結婚、認められちゃいました(≧▽≦)
いったい、どうなっちゃうんでしょう??

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