雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 64

バンビーノ




バンビーノ! 64



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



家に帰る…?

それはつまり、ユノと離れて暮らすということ。

理解すると同時に恐怖を覚えた。

嫌だ。

そんなのは、絶対に嫌だ。

もう、ユノのいない生活なんて考えられない。

じゃあ、どうしたらいい…?

いまの生活を継続させるためには、なんて言えばいい?

正直に言うしかないと思った。

もちろん、僕だっていま言うべきことではないことくらいわかっている。

父の心中を考えれば。

でも、ここで濁してしまっては切りだせなくなる。

勇気を振り絞り、告げた。

きっと、父なら理解してくれる。

差別を嫌う父ならば。

時間はかかってしまうかもしれないけど。

でも、少なからず、理解しようと努力はしてくれるはずだ。

僕の知っている父ならば。

少し、時間をくれ。

そう呟き、父は去っていった。

去り際、一瞬だけ視線が絡み合う。

たぶん一緒に来てほしかったのだろう。

でも、僕は自分の覚悟と意思を示すために、踏みとどまった。

僕はユノと生きていく。

これから先の長い人生を。

そう、決めているから。

「チャンドラ」

だんだんと小さくなる背中を見送っていると、そんな声が後ろから聞こえてきた。

振り返れば、ユノが佇んでいた。

すぐ後ろに。

少し困ったような表情で。

「ゴメンなさい…」

「何がゴメンなさいなんだ?」

「だって…相談もなしに、勝手なことを言っちゃったから…」

父の告げた言葉に嘘偽りは一縷としてない。

でも、そこにユノの意思はない。

もしかしたら、ユノは隠しておくつもりだったのかもしれない。

だって、広言できる関係ではない。

少数派だという自覚はある。

同性の恋人という関係は。

「まぁ…ちょっと驚いたけど、謝る必要はないよ。だって、オレたちが付き合ってるのは事実だし。オレもチャンドラと離れるなんて嫌だから」

「ユノ…」

その言葉に、少し安心した。

怒られても仕方ないことをしたと思っていたから。

だって、一度ユノは僕を止めようとしていたし。

「ただ…親父さんがちょっと可哀想っていうか…心配、かな?一度にいろんなことがありすぎてパニックになってるだろうから」

「…」

それは、その通りだ。

僕も今日、言うつもりはなかった。

家に帰ってきてくれないか、と言われるまでは。

まさか、そんなことを言われるとは予想していなかったから。

「とりあえず…オレたちも帰ろう?親父さんの答えが出るまではしばらく時間かかるだろうし」

「…うん」

ユノの手がそっと僕の手を包み込む。

なんか、懐かしく思った。

このぬくもりとか、感触とか。

たかだか10分、20分くらい手を繋いでいなかっただけなのに。

「夕飯、どっかで食って帰ろう?腹減っただろ?」

そういえば、起きてすぎに出てきてしまったから、丸1日なにも食べていない状態。

緊張で忘れていたけど、ユノの言葉に急激な空腹感に教われた。

「おなか空きました…」

「じゃあ…チャンドラが遠慮なしに食べられるように、食い放題の店に行こうか?」

「うんっ」

食べ放題ならば、思う存分食べられる。

「何がいい?焼き肉、中華、洋食」

「いまなら何でも入ります!」

迷うことなくそう告げれば、苦笑い。

「了解。じゃあ、一番近い店に行こう」

車に乗り込んで携帯電話で店を検索。

ここから一番近いのは中華の食べ放題。

頭の中には数々の中華料理がふわふわと浮かび始める。

車を走らせること5分ほどで目的地へと到着し、店へとなだれ込んだ。

お皿に目いっぱい料理を積み上げて、席に着いては食べて、空になると次。

「相変わらず、気持ちいいくらいの食べっぷりだな」

ユノの言葉に少し恥ずかしさを感じながらも、込みあげてくる食欲には勝てない。

だって、おなか空いちゃったんだもん。

「そ、そんなに見ないでください…」

じっと見られていると、余計に恥ずかしくなってしまう。

食べたいのに、ちょっと食べにくい。

「仕方ないだろ?チャンドラが可愛すぎるんだから」

「/////」

また、顔が赤くなっていく。

どうしてユノはそういうことをさらっと言えちゃうのかな…?

「ほら、時間がもったいないぞ?」

そうだ。

食べ放題は3時間の時間制限付き。

恥ずかしいなんて言っている場合じゃない。

とにかく、いまは食べなきゃ。

ユノの視線を感じながらもとにかく3時間食べ続けた。

おなかが満たされたことにより、うとうと。

今日、ほとんど寝ていたはずなのに、まだ寝足りないみたい。

気づくとふわふわ揺れていた。

たぶん、廊下…かな?

ユノの腕の中でゆらゆら、ゆらゆら。

そのうち、背中に柔らかいものが触れた。

「おやすみ、チャンドラ」

そんな囁きが、遠くから聞こえてきた。

優しいその声。

心地よいぬくもりに包まれて、わずかに浮上した意識がまた沈んでいく。

夢の中で、ユノと、父と、母と、僕と、一緒に食事をしていた。

19年間過ごした家の広いリビングで。

みんな一様に微笑んでいて、なんだかホントの家族みたい。

なれる、かな…?

父は、僕たちを受け入れてくれるかな…?

大丈夫だと言い聞かせてみても、やっぱり不安は拭えない。

でも、諦めることはできない。

もしも父に反対されるようなことんあっても。

僕にはユノが必要だから。

ユノが大好きだから。

だから、お願い。

僕からユノを奪わないで…?



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

お父様のジャッジはどっちでしょうね?
でも、チャンミン君を大切に思っているのは間違いない!

こんな時でも食欲は衰えないチャンミン君(笑)
そりゃ、チャンミン君ですからwww

完全に体調悪化!?
今日は早く寝てください!
じゃないと29日が…(T_T)

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