雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 65

バンビーノ




バンビーノ! 65



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



相当、疲れてたんだろうな…。

昨日は明け方までムリさせちゃったし、起きたと思ったら父親と対面。

その上あんなことになっちゃって。

おなかが満たされたこともあり、帰りの車中で眠ってしまった。

起こすのも可哀想だし、そっと抱え上げた。

さすがに、抱えたままカギを開けるのはしんどかったけど、無事にベットまでたどり着いた。

慎重にベットへその身体を横たえ、閉ざされたままのまぶたへ口づける。

「おやすみ、チャンドラ」

そう、囁いて、そして、抱きしめた。

すーすーと穏やかな寝息が聞こえてくる。

柔らかな髪を撫で、腕を解いた。

明日は家でゆっくりすることにしよう。

デートは来週でもいいし。

でも…来週、チャンミンがここにいるかがわからない。

もしかしたら連れ戻されてしまうかもしれない。

オレとチャンミンの意思は一緒だけど、チャンミンはまだ未成年だ。

父親の意見に逆らうわけにはいかない。

「…」

認めてくれるだろうか…。

頑張るつもりでいる。

最後の最後まで戦う覚悟もある。

でも、不利であることに変わりはない。

それが事実。

「…」

ため息ひとつ。

やるせない思いを誤魔化すように、冷蔵庫から取りだしたビールを煽る。

けれど、そんなことで紛れるはずもない。

癒してくれるのは、癒せることができるのはただひとり。

チャンミンだけ。

空になった缶を握りつぶし、ベットルームへと戻った。

ベットには幼い寝顔。

自然と微笑んでいた。

そっと髪を撫で、隣へと身を忍ばせる。

すると胸にすり寄ってくる。

その身体を抱きしめ、目を閉じた。

不思議なものだ。

さっきまで眠くなかったはずなのに、眠れないかもとすら思っていたのに、いつの間にか眠っていた。

しかも、驚くくらい熟睡。

一度も目覚めることなく朝を迎えていた。

スゴイな…。

チャンミンはまるでオレの精神安定剤だ。

昨日の憂鬱がウソみたいに、すっきりとしていた。

いや、まだちょっと引きずってはいるんだけど。

ただ、はっきりしたから。

オレにはチャンミンが必要だ、って。

だから、諦めない。

何がなんでも、どんなに情けなくても女々しくても、チャンミンは手放さない。

絶対に。

「ん…」

吐息交じりのその声。

腕の中にいるチャンミンを見つめれば、ゆっくりとまぶたが開いていった。

そして、柔らかい微笑みが浮かぶ。

「ユノ…」

「おはよう、チャンドラ。よく眠れたか?」

「うん」

そっと唇を寄せて口づけ、ふっくらとした頬を撫でる。

今日も可愛いな…。

食べちゃいたいくらい。

「今日はどうする?」

「…?」

「約束通り、水族館に行くか…それとも、家でゆっくり過ごすか」

「ユノはどっちがいいですか?」

「オレはチャンドラと一緒ならどっちでもいいよ」

それは本心。

チャンミンが一緒にいてくれるなら、どこでも同じ。

水族館に行って、無邪気な笑顔を浮かべながらはしゃぐチャンミンを眺めるでも。

こうやってふたりきりで、可愛いチャンミンを独占するでも。

「今日は、ユノと1日こうしてたいです」

いったんは持ち上がった頭は胸の上。

甘えるようにすり寄って、細い腕を巻きつけて。

だから、オレも同じように腕を回した。

形のいい、丸い後頭部を手のひらで包み込むように撫でる。

「ユノ」

「ん…?」

「毎日、こうしてください」

表情はうかがえない。

ただ、少し声が震えていた。

「明日も、明後日も、1週間後も、1年後も。死ぬまでずっと…」

もしかして、チャンミンもオレと同じ不安に駆られている…?

だったら、答えはひとつだ。

「当たり前だろ」

離すつもりなんて毛頭ない。

「約束だよ…?」

「あぁ」

たとえ万が一の事態が訪れても、その時は攫ってやる。

何を失ったとしても。

そしたら、チャンミンとまた初めからやり直せばいいだけだ。

「ユノ…好き。大好き」

「オレも…愛してるよ」

子の気持ちだけは誰にも負けない。

たとえ、チャンミンの実父であっても。

「とりあえず…シャワー浴びようか?」

「うん。そしたら、買い物行こう?冷蔵庫の中が空っぽです」

「あぁ」

揃ってのバスタイム。

恥じらうチャンミンとじゃれあうようにシャワーを浴びて、髪を乾かし合って。

コーヒーで一息ついてから、買い物へ。

手を繋いで、スーパーを練り歩く。

家に帰って、リビングのソファでまったり。

身を寄り添わせ、肩に頭を預け。

他愛もないことを離したり、口づけしたり。

たかだかそれだけのことでも、いまは幸せに感じられた。

そしてあっという間に1日が過ぎていく。

今日はミヌのところへ行くというチャンミンを送り届け、事務所で仕事をしているときだった。

机の上に投げだしておいた携帯電話が鳴り響いた。

電話帳に登録されていないその番号。

「…」

なんとなく、予感がした。

そして、その予感は見事に的中した。

「わかりました」

そう、応じるほかなかった。

心は決まっている。

ただ誠心誠意、心のままに話すだけだ。

チャンミンに対する、尽きることのない想いを。

午前中の仕事を早めに切り上げ、指定された場所へと向かった。

少し早めに到着し、緊張をほぐすように深呼吸を繰り返す。

「チョン君」

聞こえてきた声に、身体が震えた。

無意識に。

「待たせてしまって申し訳なかったね。さぁ、入ろう。ここのランチはおいしいんだ」

「はい」

断る理由はない。

元々の電話が、今日のお昼を一緒にどうかというものだったし。

ただ、目的そもそもがランチでないことくらいはわかっている。

覚悟はしてきたつもりだけど…やっぱり、緊張するな。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

そりゃ緊張するでしょうね~…(;^ω^)
何しろ、いきなりふたりでランチですから(笑)
いったいどんなお話が?
大丈夫かしら??

病院へ行ってください!
明日の午前中はどこの病院もやってるはずですから!!

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