雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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バンビーノ! 67

バンビーノ




バンビーノ! 67



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんか、作業がはかどらない。

いつもなら時間の経過を忘れるほど、作業に没頭するのに。

ダメだ…。

「どうした?今日はため息ばっかじゃん」

「…うん」

どうしよう…。

ミヌになら、相談してもいいかな?

家のことも知ってるし。

「あ、あのね…」

どこから話せばいいんだろう…。

かいつまんで話したいけど、どうにもまとまらない。

「うまく話そうと思わなくていいから、話してみろよ」

「えっと…この前、ジョンヒョクさんに紹介してもらったお店に行ったら、偶然お父様に逢っちゃって…」

「あ~…確かにあの店、著名人が結構利用してるらしいからな」

そうなんだ…。

でも、そうだよね。

一見さんお断りで、全部予約制。

一般人が出入りできるような敷居の低い店じゃなかった。

「それで…とりあえずね、認めてもらったの。僕の作ったカバン見て、頑張りなさいって言ってくれた」

「ホントか?よかったじゃねーか!」

「でも…だから、帰ってきなさいって言われて…。家でも作ることはできるだろうって」

確かに、それ自体はその通り。

作業はどこでだってできる。

でも、ユノがいるといないでは大きく違う。

精神的に。

モチベーションとか。

たぶん、何も手につかなくなってしまう。

「で?」

「帰らないって言いました。ユノと一緒にいたいから、ユノとお付き合いしてるからって」

「それは…また、突然だな。親父さん、ビックリしただろ?」

やっぱり、突然すぎだったよね…。

僕もそう思う。

でも、言うならいましかないと思ったんだ。

父に嘘はつきたくないし。

下手に誤魔化して、後で慌てるのも嫌だし。

「ちょっと考えさせてくれって、それっきりで…」

「それっきりったって…親父さん、お前の連絡先知らないんじゃないのか?」

「ユノのは知ってる。連絡先、教えてたから」

それもおかしな話だ。

本当なら、僕の連絡先を渡すべきところ。

だって、父と息子である僕のことなんだから。

もちろん、ユノも当事者のひとりではあるけれど、それすらも僕が巻き込んでしまっただけ。

「で、親父さんの動向が気になって、作業に身が入らない、と」

「…はい」

こんなことで振り回されては、先が思いやれれる。

もっと、強くならないと。

感情に振り回されて作業もできないようじゃ。

「僕…ダメですね…」

「そうか?だってお前、まだ十代だろ?子どもなんだから、そんなもんだって」

「子ども…」

なんか、その単語は免罪符みたい。

そんなものに頼りたくない。

早く、ユノに追いつきたいのに…。

「とりあえず、今日はもう帰れば?」

「でも…」

「そういう時はいくら頑張ろうと思ってもムリだって。オレだって、なんにも手につかないときあるんだから」

「ミヌひょんも…?」

「そ。オレもまだお子様なの」

もしかしたら冗談だったのかもしれない。

でも、いまの僕にとっては救いの言葉だった。

「ぼ、僕、ユノのとこ行ってくるっ」

荷物をリュックに詰め込んで、ふたを閉じている時間ももったいなくて飛び出した。

無性に、ユノに逢いたくなって。

気づいたら、ユノの事務所まで全力疾走してた。

苦しくて、何度も止まりかけたけど…それでもユノに逢いたくて。

慣れ親しんだ玄関を潜り抜けて、階段を駆け上がって。

でも、そこにいるはずの人がいない。

「あ、あれ…?ユノ…?」

もしかして出かけちゃった…?

こんなに逢いたいのに。

いますぐに逢いたいのに。

ポケットから携帯電話を取り出し、電話をかけてみるも繋がらない。

どこに行っちゃったんだろう…。

探しに行きたくても、めぼしい場所などない。

ここで待っているのが一番なんだけど、じっとしていることもできなくて部屋の中をうろうろ、うろうろ。

「ユノ…」

携帯電話を握りしめたまま、時々時計を見つめる。

まだ5分しか経ってないや、とか。

まだ3分しか、とか。

そんな時だった。

手の中で携帯電話が震えだす。

「ユ、ユノ!?」

『チャンドラ?どうした?』

「ど、どうしたって、ユノがいないから…っ」

『あぁ、悪い。親父さんとランチしてた』

誰、という思いと、まさか、という思いと。

血の気が音を立てて引いて、立っていられず、ソファへと崩れるように座り込んだ。

「お、お父様、なんで…」

『いま、オレの事務所か?』

「う、うん…」

『じゃあ、すぐ戻るから待ってて』

言われなくても、待つし。

逆に、待つことしかできない。

だって、いまユノがどこにいるかわからないのだから。

「ど、どれくらいで帰ってきますか…?」

『10分くらいで着くよ』

「わ、かりました…」

『心配すんな。チャンドラが不安がってるようなことは何もないから』

それは、どういう意味だろう…。

まさか…認めてくれた?

でも、そう簡単に認めてくれるとは思えない。

だって、僕が夢の話をした時でさえ、あんなにもめたんだから。

「ユノ…」

『ホントに大丈夫だって。認めてくれたから』

「ウ、ウソ!?」

『ウソ言ってどうすんだよ。ホント。だから、大丈夫。すぐ戻るから、いい子で待ってろよ?』

ほとんど声にならない。

電話じゃ見えないのに何度も頷いていた。

ホントに…?

ホントに、僕とユノのこと認めてくれた?

でも、どうして…?

ぐるぐるとナゼ、ドウシテという単語が頭の中で運動会を繰り広げている。

携帯電話を握りしめたままに茫然自失状態で待っていると、扉が開いた。

「ユ、ユノ!」

顔を見た途端、堪えきれなくなった。

腕の中に飛び込んで、ぎゅっと抱きしめて。

すると、ユノの腕が同じ分だけ抱きしめ返してくれる。

「大丈夫だって言っただろ?」

「で、でも…」

にわかには信じがたい。

だって、そう簡単に許しがもらえるなんて思ってもいなかったから。

ついばむようにキスをされて、抱え上げられたままソファへ移動して。

「約束をいくつかしてきた」

「約束…?」

「月に1回は、親父さんと食事をすること。それと、大学へ行かせること」

「え…」

予想だにしていなかった。

もっと、無理難題を突き付けて、なんとか引き裂こうとするんじゃないか、なんて。

そんなことを考えていた。

「大学行きながらでもカバンは作れるだろ?だから、両立しよう。な?」

僕に、できるんだろうか…。

だって、ひとつのことに夢中になってしまうんだ。

他のものが目に入らないくらい。

いまだってそう。

ユノしか目に入っていない。

大好きなカバン作りも手につかないほどに…。



つづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

そりゃ頑張らないと(´∀`*)ウフフ
お互い、もうなくてはならない存在ですから!
ユノ様大人ですよ!
忘れがちですが、29歳ですから(笑)
裏切ることはまずないから、大丈夫!
これからも仲睦まじく…♡

マッサージではなく病院へ行ってください!
もし行ってなかったら…(-_-メ)

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