雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 10

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Stranger 10



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



何が起こったのか、理解ができなかった。

わかることは、チャンミンが目の前から消えたということだけ。

「…」

なんで?

どうして?

まさか、飛び降りるなんて…。

ふらつく足でバルコニーへと向かい、柵に手をつくようにして下を覗き込む。

底の見えないほど深い闇。

「チャンミナ…」

ガクンと、膝から力が抜け落ちた。

この高さで、助かるわけがない。

確かめずともわかる。

格子を握りしめ、額を押し付けて、襲いくる絶望に押しつぶされそうになっていた。

「…」

でも、もしかしたら。

万に一つもないかもしれないけれど、もしかしたら…。

震える足に鞭打って、城の下へと向かった。

月の紅い光を頼りに奥へ、奥へ。

普段は立ち入ることさえほとんどない場所。

むき出しの岩がせめぎ合い、クッションとなるべきものは何もない。

そして、ちょうどバルコニーの下へとたどり着き、茫然とした。

何も、なかった。

肉片ひとつ、血潮一滴。

なぜ…?

理解ができない。

わかることはただひとつ。

チャンミンは忽然と消えていた。

まるで、夢でも見ていたみたいに…。

でも、確かにいたんだ。

何度もこの手で触れたし、この身体で感じた。

この耳で声を聴いて、この目で隙間ないほどに見つめた。

なのに…。

ただ、茫然とするほかなかった。

部屋へ戻ってみるも姿はなく、ただ香りとぬくもりだけが残っているのみ。

いったい、何が起こったんだ…?

理解できぬまま時は過ぎ、それでもオレの心はチャンミンに囚われたまま。





そして…あれから、10年。

オレの心は揺れることなかった。

いや、オレの心に息吹を吹き込んだのはただひとり彼だけだった。

何を見ても、何をしても興味を覚えられない。

逢いたい。

そう願ってしまうのは、自分勝手だとわかっている。

あそこまで追い詰めたのは、オレだ。

もっと、彼の心を慮ってやれば、大切にしてやれば。

もしかしたら、何かが変わっていたかもしれない。

でも、押し付けるしか能のないオレには、ただ闇雲に求めるしかできなかった。

いまならば、少し違う。

そう思う。

「皇子」

「…?」

仕事も一段落し、彼に思いをはせていた。

それを邪魔するように呼びかける声。

「なんだ?」

「先日ご報告しました件ですが、アースでの反乱軍がまたもや我々の邪魔を…」

反乱軍か…。

面倒だと思いながらも、気持ちがわからないわけではない。

アナグラの管理下に置かれているその場所。

罪を犯したものたちが、罪を償うために労働を強いられている。

だが、それはあくまでも表向き。

ようするに、奴隷だ。

ろくに休みも与えられず、ただ働かされる。

時に、怒りなどのはけ口となって殺される者もしばしば。

そんな状況、受け入れられるものではない。

いままで何も起こらなかったのが不思議なくらいだ。

「実は、先導者がいるようでして…」

「先導者?」

「はい。顔は公にはなっておりませんが、おそらく天上人の力を有しているようです」

「天上人の力?」

直に見たことはないが、聞いたことはある。

オレたちが破壊や殺戮のために力を有しているように、彼らは守護や治癒の力を有していると。

なるほど。

それなら反乱軍を制圧できないのも納得ができる。

ただ、ひとりではどうにもならないはずだ。

天上人が組織ぐるみで介入してきたか?

誓約を無視して。

でも、それは考えづらい。

「なんでも、攻撃を仕掛けようとしたところ、光の壁のようなものに跳ね返されたと」

「…」

面倒なことは、嫌いだ。

でも…。

「わかった。明日にでも視察に行こう」

「お願いいたします」

もしかしたら、彼に関する情報がわかるかもしれない。

それは、可能性としてはかなり低いことだろう。

しかし、いまはわずかな可能性でも見逃すことはできない。

どこかで生きているかもしれないから。

「失礼いたします」

わざとらしいくらいに恭しく頭を下げる男を見送り、そっと息をついた。

とりあえず、仕事も終わったし、ここにいる必要はない。

執務室を出て、久しぶりにあの部屋を訪れた。

城の最上階にある、角部屋。

彼と数日間を過ごした思い出の場所。

思い出を穢されたくなくて、オレ以外の立ち入りを禁止したせいで埃まみれ。

それでも、オレにとっては大切な場所。

彼を何度も抱いたベットも、床に残された血の痕も。

やっぱり、できることならもう一度逢いたい。

唯一、オレの心を動かした人だから…。



to be continued.






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

反乱軍のリーダーはもちろん、そうでしょうね~(´∀`*)ウフフ
敵対するふたりってカンジです(笑)
まだまだ謎ばかりですね~www

予想しながらもちゃんと寝てくださいね~♪

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Re: タイトルなし

n◇chi 様

こっそり読みたくなっちゃうくらい気にしていただいてありがとうございますm(__)m
明日は運動会なのですね!
頑張ってください♡

ぐいぐいのユノ様にドン引きしちゃいました?
確かにいまだかつてないくらいの強引でしたからね~www
今回はまったくの異世界!
考えているうちにどんどん話が大きくなっちゃって(;^ω^)
まだまだ謎だらけですが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ♡

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

あっという間に10年です(笑)
何しろここからが本番。
ある種、プロローグみたいなものですwww

ユノ様の想いはどうやらホンモノみたいですね~(´∀`*)ウフフ
このふたり、交わるときはくるのでしょうか?
理解しあえるのか?
いまのところ、まったくその気配はありませんが(;^ω^)
どうなっちゃうのかな~?
ある意味、TAXIと同じ展開??
かなり舞台設定は違いますし、関係も違いますけどね( *´艸`)
どうぞこれからの展開をお楽しみに~♡

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