雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 13

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Stranger 13



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



オレひとり、取り残されていた。

どうして彼が…?

なんで、アースにいるんだ…?

オレが認可した罪人の中に彼がいた…?

いや、それはない。

オレがチャンミンの姿を、名前を、見落とすはずがない。

意味のない行為をしている途中であっても。

一団が移動した先は、かろうじて建物と思しき場所。

そこにはいまにも崩れ落ちそうな長椅子がひとつ。

「おかあさん、せんせーがなおしてくれるって!」

青ざめ、疲れ切ったその表情。

どれほどに辛い生活を強いられているのか、その姿だけで窺える。

その人へと歩み寄り、彼はそっと微笑んだ。

「痛いのは腰だけですか?」

「…」

声を出す力もないのか、かすかにかぶりをふるう。

それを認めた彼は微笑みを崩すことなく、その人を包むように抱きしめた。

すると、どういうことだろう。

柔らかな光が湧き上がった。

なんて、キレイな光景なんだ…。

瞬きすら忘れ、その奇跡のような光景に見入っていた。

そして、ゆっくりと光が収束していく。

ところかしこから聞こえる感嘆の溜息と恍惚とした表情。

まるで夢でも見ているかのように。

「さすが、先生だ」

「わ、私も膝が!」

「順番に見ますので、治癒を希望の方は並んでください」

治癒…?

どうして…?

罪人となると同時に、天上人のみが有する力は失われるはず。

けれど、チャンミンはその力を有しているというのか?

なぜ…?

疑問ばかりが頭の中に渦巻いている。

その間にも続々と治癒が行われていた。

短くなった行列。

気づくと、足がチャンミンへと向かっている。

「チャンミナ…」

無意識に、そう呼んでいた。

そして、顔を上げたチャンミンと視線が絡み付く。

瞬間、突然爆発が起こった。

「…っ」

咄嗟に腕でガードしたが、腕が燃えるように熱い。

見やれば、爛れていた。

完全に。

「よく…僕の前に顔が出せたな…」

さっきまでの穏やかさなど一切ない、修羅のような顔。

取り巻いていた人々は目を見開き、後ずさっていく。

「…」

いつしか、オレとチャンミンを取り囲むように人の輪が広がっていた。

美しい顔に似つかわしくない、鋭いまなざし。

まるで、冷たいナイフのようだ。

見るものをすべて切り裂きそうなほどの獰猛さを秘めている。

「なんで…」

すべてが理解できない…。

いや、チャンミンが殺意を抱いている理由はわかっている。

わからないのはもっと、別のこと。

治癒の力を持ちながら、生き物を傷つける力も有している。

つまり、天上人とアナグラの両面を備えているということに他ならない。

しかもさっきの力。

あれは『憤怒』の罪を背負う領主が有している力と似ている。

いったい、どういうことなんだ?

何が起こっているんだ?

「お前さえいなければ…っ」

ストレートにぶつけられる、容赦ない怒り。

覚悟はしていた。

でも、足りなかったみたいだ。

愛する人に憎まれる痛みを、理解していなかった。

動揺している間にも、怒りが広がっていく。

まるで感染病のように。

チャンミンの抱くオレへの怒りが、集まった人々に伝染しているみたいだった。

絶体絶命、かもしれない。

逃げる隙間がない。

いや、できるにはできるけど…傷つけたくない。

ここに集う、全員を。

「ま、待ってくださいっ!」

響く声。

その声には聞き覚えがあった。

振り返れば、通ううちに親しくなった門番の姿があった。

青ざめた顔で、身体を震わせながら。

「こ、この人は、悪い人じゃありません…っ。この前だって、助けてくれたんです!だ、だから…っ」

必死にチャンミンへと訴えかけるその姿。

恐怖におびえながらも、懸命に。

そんなことはしなくていい。

チャンミンが怒りの原因はオレがアナグラの人間だからとか、そんなことじゃないんだ。

オレが過去に犯した過ち故。

当然だ。

きっと、殺したって殺したりないほどだろう。

「…」

重苦しいほどの沈黙。

「チャンミナ…」

まずは謝らなければ始まらない。

けれど、呼びかけた瞬間に睨みつけられ、それと同時に、また爆発が起こる。

思い切り吹き飛ばされ、全身に刺すような痛みが走った。

「…っ」

当然の仕打ちだが、痛いものは痛い。

受け身が取れなかった分、ダメージが半端なかった。

これは、結構マズイな…。

身動きが取れない。

そのうえ、意識も朦朧としてきた。

頭を打ったか?

「連れていけ」

そんな声が、遠くから聞こえた気がした。

どこへ連れて行かれるのだろう…。

運が悪ければ処刑、よくても監禁といったところか。

でも、別にいい。

ここにチャンミンがいるならば。

どれだけ憎まれようと、たとえ許してくれなくても。

オレにとってはチャンミンがすべて。

もう一度会いたいという願いがかなった今、心残りはない。

しいて言うなら、謝りたいけど…叶わなそうだ。

どうやら、オレの顔を見るのもおぞましいみたいだし。

仕方ないと言えばそれまでだが、それでも過去の自分を呪わずにはいられない。

どうしてあんなことをしてしまったのかと。

いまさら後悔したところで、何も変わらないけれど…。



to be continued.






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Re: タイトルなし

あ◇まい 様

葉月もSchool OZは観てないです。
観たかったんですけどね…。
このふたり、どうなっちゃうんでしょう?
ご期待に沿えるか心配ですが、精一杯頑張ります~(≧▽≦)

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ご名答♡

チャンミン君、そりゃもうっていうくらいユノ様を恨んでますね…(T_T)
確かに許せることではないのですが…。
いったいどうなっちゃうんでしょう?
思いが通じる日は来るのかな??

コメント

Re: タイトルなし

ni◇hi 様

爆発しちゃいました(笑)
ユノ様、ピンチですっΣ(・ω・ノ)ノ!
これからどうなっちゃうのかな~??
明日もお楽しみに♡

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

予想以上に恨んでます…(T_T)
なんだかどんどんおかしな方向に?
ユノ様はどうなっちゃうんでしょう?
チャンミン君はどうするつもりなんでしょう??
ふたりが交わる日は来るのかな…。
う~ん…謎(笑)

コメント

Re: どうなるか?

ペ◇マミー 様

なんだか切ない展開ですね~…(T_T)
このふたり、歩み寄れるのか?
チャンミン君次第、っていうカンジなんですけど…なかなか難しそう(>_<)
ユノ様、なんとかこの危機を乗り切って~っ!

TILLに行ってたんですね!
ゲストでダンサーさん来てたんですか?
しかもお話まで聞けたと??
羨ましーっ!
さいたまでは特にサプライズ的なものは何も…(T_T)

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