雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 16

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Stranger 16



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なぜ、アイツがここにいる…?

しかも、なぜ同族を殺している?

これを機に逃げ出そうとするのが当然の行動じゃないのか?
そもそも、アイツがこいつらを呼んだんじゃないのか?

ホントに…理解できない。

最初からそうだ。

もちろん、理解しようなどと思ったこともないけど。

あるのはただ怒りだけ。

僕を穢し、蹂躙し、虐げ、僕を罪人にした張本人。

殺しても殺したりないほどに、憎い。

殺すために生きてきたと言っても過言ではない。

しかし、ここで暮らすうちに少しずつ何かが変わってきた。

人々と触れあうことで、助け合うことで。

怒りに忘れていた大切なことを思い出させてくれた。

もしもここに来た意味があるのなら、彼らを助ける重要な任務を与えてくださったのだと。

これは、神が僕に与えた試練なのだと。

そうやって、必死に生きてきた。

いつの間にか僕はここのリーダーとなっていて、彼らを守ることが僕の存在意義となった。

コイツの顔を見るまでは。

顔を見た瞬間に湧き上がった怒り。

制御することができなかった。

あの時、ホントに殺してやろうと思ったのは事実。

でも、そうしなかったのはここに住まう人々のため。

もしも心のままにコイツを殺していたなら、アナグラの連中は一気に攻め込んでくる。

恰好の餌食になるだけだ。

見せしめのように殺されては意味がない。

僕を信じて集まってくれた人々なのだから。

せめて、この目に映る人々だけでも守りたい。

守らなければならない。

できる限りの力で。

だから、殺したくても殺せない。

いまはまだ。

「チャンミン!」

聞こえてきたのは、一緒にこの地へと堕とされたかけがえのない仲間。

申し訳ない反面、心強い。

「避難は完了した」

その報告に、安堵した。

命を落としたものもいるけれど、まだ少ないほうだ。

おそらく、アイツのおかげで。

「アイツは…」

「構うな。いまは、撃退することだけを考えて」

「わかった」

壁を支えている手が、熱い。

燃えそうなほどに。

けれど、壁を維持しなければ砲弾が飛んでくる。

そうなると、せっかく避難した人々の命がまた危ぶまれる。

「キュヒョン、ミノ。壁、支えられる?」

「あぁ」

僕を挟むように立ったふたりが、両手を掲げる。

見えない壁を押さえるように。

そして、僕は意識を集中させた。

目標はこちらに砲口を向けている砲台。

あれさえ排除してしまえば、一気に形勢は逆転する。

「…」

眉間に力を集中させ、そして力の塊を放つ。

いつの間にか備わった忌まわしき力。

こんなものいらないと最初の頃は思っていたのに、いまでは必要なものになっていた。

だって、この力がなければ戦うこともできない。

守るだけでは人々の命は救えない。

それを、痛いほど知ってしまったから…。

だから使えるものは使う。

なんでも。

「…」

遠く離れた場所で爆炎が巻き上がる。

砲台を巻き込み、かすかに悲鳴が聞こえてきた。

前線へ出ていた敵も、聞こえてきた轟音に驚いたように、茫然と立ちすくんでいた。

きっと、誤爆したのかとでも思っているのだろう。

まさか、ここに力を有している者がいるなんて考えてもいないだろうから。

「て、撤退だ!」

そんな声がどこからともなく聞こえてくる。

あわただしく去っていく足音。

取り残されたのは僕たちと、そして膝をつき、剣を支えに何とか倒れるのをこらえているアイツの姿だった。

「…」

どうすればいいんだ…。

放っておけば、絶対に死ぬだろう。

でも…。

「キュヒョン、ミノ。アイツを部屋に運んでおいて」

「…わかった」

何かを言いたげだったけど、ふたりはただそう告げた。

同時に。

仲がいいな、なんて意味のないことを思ってみたり。

そうでもしていないと、怒りに駆られてしまいそうだ。

背を向け、歩き出そうとしたその時だった。

バサっと何かが倒れこむような音が聴こえた。

反射的に振り返ってみると、アイツが土の上に横たわっていた。

力尽きたように。

「…っ」

思っていた方向とは逆に走り出す。

なぜか僕は駆け寄っていた。

殺したいほど憎いのに、死んだって構わないと思っているのに。

なぜ…?

自分の行動が理解できないまま、仰向けにさせ、こぼれた傷口に手をかざしていた。

傷が、想像以上に深い。

もしかして、貫通しているのか?

壁を支えるためにほとんどの力を使い果たしている僕に治せるか?

いや、治さなきゃ。

殺したいほど憎い男に守られて、しかも死なれるなんて…冗談じゃない。

恩着せがましいにもほどがある。

楽になんか、死なせてやらない。

絶対に。

「…」

額に汗が浮かぶ。

意識は朦朧とし始め、命を削るように力を注いで。

そして、ぷつっと音を立てて意識は途切れた。



to be continued.






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Re: タイトルなし

ひ◇わり 様

今日もドキドキしていただけて何よりです~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君にちょっとした変化が!?
憎んでいる人に助けられて動揺中?
どうなっちゃうのかな~www

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

そうじゃないかな~と思ってたので、ある意味面白かったwww
昨日見てたらね、同僚と症状が似てたんですよ~。
その人も咳のし過ぎで肋骨にヒビが入ってました(;^ω^)

チャンミン君、理解できない行動ですね~?
いったいどうしちゃったんでしょう?
それにしても…ふたりはどうなっちゃうんでしょう??

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君、自分の行動に戸惑ってますね~(´∀`*)ウフフ
殺したいほど憎んでいるのに、なぜ助けちゃったんでしょう?
大丈夫かな??

確かにDouble Troubleとかぶる部分も…www
だいぶ舞台設定もラブラブ度合いも違いますが( *´艸`)
早くこちらのお話のふたりも…なるかな??

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