雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 17

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Stranger 17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づくと、見知らぬ場所にいた。

ここはどこだ…?

どうしてここにいる?

記憶を辿ってみるも、うまく繋がらない。

敵を倒して、残っていた奴らは退散して…そのあとは?

そこから急に記憶がない。

「起きたか?」

振り返ると、見知らぬ男が立っていた。

誰だ…?

「傷の具合は?」

「傷…?」

なんのことか一瞬、理解できなかった。

でも、すぐさま腹を刺されたことを思い出した。

見やれば、キレイに塞がっていた。

どういうことだ…?

確かに、通常よりは治癒力が高いが、こんなに早く治るはずはない。

しかも、あの傷は致命傷レベルだった。

チャンミンを守れるなら死んでも構わない。

せめてもの詫びだ。

そう思って戦っていた。

退散していく男たちを見つめ、オレの仕事は終わったと思い、意識を失った。

そうだ。

そうだったんだ。

なのに、どうしてオレはここにいる?

なぜ生きている?

「助けてくれたことに対しては礼を言う。だが、できればすぐに出て行ってほしい」

「…」

たぶん、この男は知っているのだろう。

言葉は丁寧だが、まなざしは鋭く、威嚇している風にすら見える。

「お前がいることは、彼にとって好ましくない。お前の存在は、いるだけで心を乱す」

その通りだ。

オレがいると、チャンミンの心は乱れる。

制御しきれない怒りの炎で身を焼くほどに。

「それは…できない」

「…」

「オレに、チャンミンを守らせてほしい」

償いと言えば聞こえはいいが、単なる自己満足でしかない。

おそらく、チャンミンはオレの顔さえ見たくないだろう。

だが、このままここを去っても、チャンミンの身に迫る危険は回避できない。

また違う輩がここを脅かしに来ることは容易に想像がつく。

同時に、ここにはチャンミンを守れるだけの力を持つ人間がいない。

「頼む」

「自分が何を言っているのかわかっているのか?」

「…」

「アナグラの傲慢と色欲の力を受け継ぐ次期領主だろう?敵対勢力に加担することがどういうことを指し示すか、わからないほどバカじゃないはずだ」

やはり、知っている。

予想は確信へと変わった。

「明朝までに消えてくれ」

「…」

言い捨てるように言葉を置き、男は去って行った。

振り返ることなく。

何も、言えなかった。

だって、オレが言葉を交わしたいと思うのは、チャンミンただひとり。

たとえそれがチャンミンの仲間であっても、チャンミンでなければ意味がない。

チャンミンに聞きたいんだ。

どうして助けたのか。

どうして殺さなかったのか。

あのまま見殺しにもできたはずなのに。

「…」

やっぱり、このまま立ち去るなんてできない。

この家にチャンミンは住んでいるのか?

逢って、くれるだろうか…。

問いかけに答えてくれるだろうか…。

そんなもの、オレにわかるわけがない。

どれもチャンミンしか答えを持っていないのだから。

軋む身体に鞭を打って起き上がり、なんとなしに窓辺へと歩み寄った。

窓の外を見やれば、深い闇が続いている。

灯りひとつない暗闇。

夜更け、なのか?

それとも灯りすらつけられない生活なのか?

どれだけ過酷な生活を強いられているのだろうか。

疑問は尽きない。

オレは、あまりにもこの世界を知らな過ぎる。

「…」

無力さに打ちひしがれ、半ば呆然と闇の世界を見つめていると、ふわり光が浮かび上がった。

目を凝らし、だんだんと大きくなるその光を見つめる。

そして、目を見開いた。

いまを逃す手はない。

たぶん、これが最初で最後のチャンスだ。

窓枠に足をかけ、身を躍らせた。

「チャンミナ…」

「…」

呼びかければぴたりと足が止まる。

そして、ゆっくりと顔を上げた。

「ここで何をしている。さっさと出ていけ」

顔も見たくないと言わんばかりの態度。

すぐさま視線をそらし、足早にオレの横を通り過ぎようとした。

反射的に手を伸ばし、その腕をつかんでいた。

「…っ」

予想通り、すぐさま振り払われた。

怒りに満ち満ちた眼差し。

吹き飛ばされなかっただけ、まだマシか…。

最初の頃よりは。

「まだ、出ていけない。聞きたいことがある」

「話すこともないし、答えるつもりもない。さっさと僕の前から消えろ」

「すまなかった」

去ろうとするその背中に、ずっと告げたかった言葉を投げる。

過去にしでかしたオレの罪。

冒涜するような酷い行為。

謝ったところでどうなるものでもないけれど、謝りたかった。

それでも、チャンミンは聞こえないと言わんばかりにどんどん遠ざかっていく。

「なぜ、オレを助けた?」

たとえ答えてくれなくても、オレにはこうして言葉を投げかけ続けるしかない。

いまは。

また無視されるかと思ったが、思いがけずぴたりと足が止まる。

「あのまま放っておけば、オレは死んでいた。殺したいほど憎んでるんだろう?なのに、なぜ助けたりなんかした?」

いまだ背はむけたまま。

矢継ぎ早にそう問いかける。

言葉を止めてしまっては、いなくなってしまう気がして。

「どうして…」

「お前は…楽になんか殺してやらない」

「チャンミナ…」

「苦しめて、苦しめて、死んだほうがましだと思うくらいの苦痛を与えてから殺してやる」

抑えきれないほどの怒りと殺意。

悲しいほどに苦しい。

これほどまでに愛しているのに、憎しみしか返ってこない。

もちろん、オレが犯した過ち故だけど。

「なら、殺せばいい」

「できるなら、とっくに殺してる」

「どういう意味だ…?」

「お前を殺せば、アナグラの連中はここを攻めてくるだろう。僕の個人的な恨みのために、僕を慕い集まってくれた人々を巻き込むわけにはいかない。いま、僕が優先すべきはここに自由の旗を掲げ、新たな国を築くことだ」

そこまで、考えているのか…。

自分の感情を押し殺して、他人を優先させて。

オレがチャンミンの立場なら、間違いなく殺している。

怒りにまかせて、後先考えずに。

「お前なんかに構っている時間は、ない」

「オレを使え」

「…」

ようやく、チャンミンが振り返った。

大きな目をさらに大きくして、何を言っているんだと言わんばかりに。

「オレを利用すればいい」

「自分が何を言っているのかわかっているのか…?」

「あぁ」

わかってるよ。

オレは、チャンミンのためならなんでも捨てられる。

この命さえも。

チャンミンが望むなら、すべてくれてやる。



to be continued.






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Re: ほっ😊

ペ◇マミー 様

ようやく逢えましたね~(´∀`*)ウフフ
お話は一応できたみたいですが、まだ心通うにはまだまだ程遠い…(;^ω^)
なんとかユノ様に打開していただかないと!
難しいとは思いますが…でも、ここはユノ様にかけるしかない!

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

どうするんでしょうねぇ…。
ユノ様は一生懸命歩み寄りを図っているのですが、チャンミン君は完全拒絶(>_<)
心通う日は来るのでしょうか…?
そしてチャンミン君の夢は叶うのかな??
まだまだ謎だらけ(笑)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

想い通じることはないと思いますか?
ま、完全に一方通行ですからね(;^ω^)
いったいどうなっちゃうんでしょう?

相方、元気でした?
サラダ食べたなんて、エライじゃないですか!
でも…悶えたって、何をしたんです?
まぁ、ひ◇み様が悶えてたらもれなく笑うでしょうね~(´∀`*)ウフフ

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